生きるということは、死んでいくこと ② | hitonotoumadeのブログ

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60歳→65歳→ついに『75歳のブログ』

人間の細胞は、毎日、多くが新しく生まれてきます。

実は、その分だけ、毎日死んでいっているのです。

例えば、皮膚細胞(真皮線維芽細胞)は、老化により劇的に

減っています。 50代を過ぎると、20代の凡そ1/3になって

いるそうです。 その為に、肌のハリや弾力を生み出す成分

が弱まり、皮膚が薄くなり、スカスカな状態になってしまい

ます。 その表皮に押し出された古い皮膚と、それに付着し

た汚れが”垢”です。

  

大便の中身って何でしょう?

約60%が水分ですが食べ物のカス(分解できない食物繊維)

は、約5%にすぎません。 残りは、

腸内細菌の死骸 10~15%、腸壁細胞の死骸 15~20%

そう、水分を除くと、一番多いのが細胞の死骸なんです。

 

そんなこんなで、約3ヶ月で私たちの身体は新しく生まれ変

わっているのです。 こんな表現もあります。 

【生命とは物質ではなくプロセス(過程)】

 

生きていく為に必要な最低限のエネルギーを作り出している

のが基礎代謝。 これにより生理的な活動を営んでいます。

日々の食事からエネルギーを取り出し、身体に必要な物質を

合成し、体温を上げたり、体を動かしたり、古いものを新し

いものに入れ替えたりの繰り返しが、新陳代謝です。

これら代謝が出来なくなるのが寿命で、いくら健康体であっ

ても、人間は(少なくとも現状では)百数十年しか生きられ

ないのです。