血液型には、表現型と遺伝子型とがある。
遺伝子型とは、AA型、AO型とか、OO型というやつだ。
勿論Bも有る。 この場合、O遺伝子は、潜性である為、
AやBと組み合わさっても、性質が現れないのだ。
つまり、AAだけでなく、AOも「A」型となる。
(稀血による例外が有る)
AAとBBの両親からは、ABの子どもしか生まれないが、
AOとBOからは、AB、AO、BO、OOが生まれる可能性が。
子供の血液は、3~4歳くらいまで、まだ安定していない。
よって、新生児の血液検査は、実施しないのだ。
遺伝子情報は変わらないが、血液型となると、昔は、大きく
なったら違っていたというようなことに、暫々なっていた。
AAとAAから生まれたA型と、AAとAOから生まれたAAである
A型とには、まったく違いは無いんだろうか?
AOの場合のA型に、何かの調子でOが顔を出すことは、無い
んだろか? 調べてみたが、手応えゼロ。
因みに、AB型には、A型っぽい人とB型っぽい人がいるとか、
同じ人が、時によりA型が強く出たり、B型が強く出たりする
とか、二重人格的な出方をするとかの説は読んだことが有る。
昔から、血液型には興味が有ったのだ。
大昔にTVで観た衝撃的な(私には)映像が忘れられない。
園児の血液型により、違った色の上着(帽子だったかな?)
を着せて、園庭で遊んでいる様子を、俯瞰的な映像で長時間
撮影したもの。 庭には、様々な遊びのコーナーが設けられ
ている。 どのコーナーに何色の子どもが多く居るか。
最初から最後まで同じ場所から動かない子ども、常に場所を
変えて遊んでいる子ども、2つの場所から持ち出した小道具
で新しい遊びを見つけ、それに熱中している子ども、自分が
遊ぶより他の子どもに「ちょっかい」ばかり出している子ど
も・・・。 それらが、世に言う『血液型と気質』に、どん
ぴしゃりだったのです。 几帳面とか、飽きっぽいとか、ね。
webサイト【遺伝子検査総合情報サイト】参照