最初の峠越え | hitonotoumadeのブログ

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60歳→65歳→ついに『75歳のブログ』

通っている市民大学に班があり、私が班長を務める班には

7人の生徒が在籍する。 そのうちの一人が、最強・最悪

の爺さんで、彼との(覚悟の)格闘が約1年間続いた。

77年半、生きてきたけれど、こんな人に始めて出会った。

究極の自己中で、自意識過剰で、思ったことを時も場所も

わきまえずに、口に出さずにいられない子供のような人。

基本的な頭脳は、良過ぎるほどで、だから余計に始末が

悪い。 まだまだ言い出したら切がないほど出て来そう。

 

そんな難敵との殺伐とした関係が、昨日で、実質的に無く

なったのだ。 残すは、来週金曜日の個人(修了)発表で、

班長として関わることは何も無い。

 

まあ、よく乗り越えたものだ。 人生、ここまで来て、

大きな傷を残したくない。 出来る限り、深くは心に留め

ないように、やむなく負ってしまった傷は、翌日に持ち越

さないように、そんな日々の連続だった。

 

事情を良く知る班員の一人が、声を掛けてくれた。

『ご苦労様でした。 そして有難うございました。』

状況を理解してくれている人が、1人でも居てくれたこと

が、どれだけ心強かったか。 

そんな信頼がおける人を、見出したことが決定打だった

かもしれない。 自分を誉めてやろう。

 

残るは、作業的には、もっと大変な記録誌の編纂と製本

である。 こちらも、編集委員長を拝命している。

しかし、こちらは9割がパソコン上での作業だ。 

私の世界なので、むしろ忙しさを楽しめる世界である。

 

精神的には応えたが、体調を崩すようなことが無かった

のが幸いで、間違いなく乗り越えられる。

ゴールは、3月15日(配本予定日)だ。