足下自噴泉(足下湧出)
って前々からあたくし言ってますが、
これって実はすごいことなんです。
温泉は、大地から湧き出た瞬間から劣化が始まります。
だから温泉を何度も何度も使う循環の温泉は激しく劣化しています。
温泉マニアが循環を嫌うのはそのため。
足下から溢れ出てくる足下自噴の温泉は
一番ピュアで新鮮な状態なのです。
が、足下自噴泉になるためにはいろんな条件が必要です。
*ちょうどいい塩梅の温度
*湧いてるところに湯船が作れること
*湯船がいっぱいになるほど湯量があること
などなど・・・・
そんなわけで足下自噴泉は全国でも希少。
だから、これに入れるって言うのはとってもすごいことなのです!!
そんな足元自噴の希少で極上な温泉。
今まで行ったところをまとめてみました。
【青森】
ブナ造りの浴槽の趣きある風情がたまらない温泉。
透明な温泉が湯の流れを感じさせることなく、
こんこんと湧き、そしてじゃんじゃんかけ流れています。
特に特徴がなく見えるお湯ですが、お肌つるつるです。
足元自噴泉は泉響の湯と、久安の湯の2箇所。
浴槽の底から湧く白濁した2種類の硫黄泉があるのは希少!
総ヒバ造りの鄙びた雰囲気が人気の温泉です。
熱めの浴槽と、ぬるめの霊泉の二つがあり
両方とも足元自噴泉です。
(伊東園グループに買収されてからは知りません。)
言わずと知れた人気の混浴温泉。
総ヒバ造りの浴室は鄙び感があり風情たっぷり。
複数の浴槽のうち「熱の湯」が足元自噴泉です。
ただ広いこともあり、マナーのよくない人が多く、
女性が入りにくい時が多いことでも有名です。。。
【秋田県】
日本一有名な秘湯の宿。
日帰りでは大勢の人がいるため、宿泊しないと
ここの本当のよさはわからないかもしれません。
趣ある露天風呂は白濁した湯で
ぽこぽこと気泡が浮かび上がる足元自噴泉。
この雰囲気がたまりません。
★奥奥八九郎温泉(1 ,2 )
山登りできなくても、車で近くまでいける野湯。
砂利の山道を抜けパッと視界が開けた場所にある
噴水のごとく湧き出る温泉は圧巻です。
ぶくぶくと気泡とともに湧く温泉は怒涛のように
流れ出て多くの湯だまりを形成しています。
そして、有志による湯だまりも増殖中・・・笑。
【岩手県】
見晴らしのいい高原の中の地獄の中に点在する
ダイナミックな野天風呂。
白濁したお湯がいたるところに湯船を作っていて、
ジャグジーのようにぽこぽこと湧いています。
熱めのお湯なので、やけどに注意です。
旅館棟、湯治等を備える老舗の宿。
複数の浴槽のうち、混浴の白猿の湯が足元自噴泉。
湯量確保のために掘り下げているうちに、
今や立ち湯になっているそう。(入りたい!)
透明なお湯がしずかに満ちています。
渓流沿いの露天風呂も風情たっぷりです。
細い山道を30分ほど走るとつく
広大な敷地と鄙びた雰囲気の湯治宿。
数多くのお風呂が渓流沿いに点在しています。
川沿露天の大湯が足元自噴泉。
【山形】
★蔵王温泉川原湯共同浴場
すのこ状底板の下から湧くph1.5という
強酸性のお湯は圧巻。
ほのかに青みがかる透明な湯がきれい。
(これをブログにアップしていなかったのにビックリ笑)
【群馬】地元ゆえに記事がない笑。
★法師温泉 長寿館
国鉄のフルムーンのポスターで有名になった宿。
鹿鳴館調のロマンあふれる混浴浴室が足元自噴泉。
足元の玉石の間からぷくぷくと透明な湯が湧いています。
(これも記事がない!)
★尻焼温泉 大露天川風呂
川のあちらこちらから温泉が湧き出ていて、
川そのものが温泉!というダイナミックな温泉。
渓流遊びもかねているため、水着での入浴が可能です。
(コレも!)
【和歌山】
世界遺産の中にある足元自噴泉。
川沿いの雰囲気ある小屋を30分貸切に
して楽しめる人気の共同浴場の温泉です。
白濁の湯は硫黄の臭いがむんむんでいて、
しっとりした感触。
ただ意外と熱いので加水してしまう人が
多いのが残念。
【岡山】
真賀温泉の一番奥の上にある共同浴場。
岩の割れ目から温泉が湧き出ていて、
竹筒がぶっさしてある(byドンさま )温泉です。
ぬるい湯がじゃんじゃんあふれています。
アルカリ性単純泉の柔らかいお湯で
目を洗うと近眼にも効くのだとか。
奥津温泉の三大旅館の一つ。
白いトンネルを抜けて行った先にある
鄙びた男湯が足元自噴泉です。
深い色をした透明の温泉が岩の間から
水面が盛り上がるほどにじゃんじゃん湧いています。
アルカリ性のしっとりした湯はコーセーが
化粧水にと調査に来たほどです。
【大分】
地獄そのものが浴槽になっている温泉。
足元がきめ細やかな泥になっているので、
泥湯としても有名です。
内湯からつながる露天よりも、外から回っていく
混浴の方が泥がきれいだけど、女性は入りにくい
のが難点。(マナーもあまりよくない)
川沿いにある半洞窟状の露天足元自噴泉。
音もなく、そしてどこから湧いているのかわからないけど
尋常じゃない量がこんこんと湧いています。
驚くほど透明度の高いすばらしい湯は
36度という不感温度なので1時間はつかってほしい。
【熊本】
地元に根ざした共同浴場。
硫黄臭ただよう透明で36度の温泉が
じゃんじゃん浴室の床に流れ出る足元自噴泉。
ありえないづくしの奇跡の温泉です。
壁湯よりもやや低い温度なため、こちらも
一時間は滞在したい。
旅館棟、湯治棟、キャンプ場などを有する人気の宿。
数々の浴室があるが、一番低い位置にある
一番歴史の古い露天のすずめの湯が足元自噴泉。
年季を感じる木造の屋根と白濁した湯が浮かび上がる
雰囲気が抜群の温泉です。
女性時間は夜8時半から。
まとめ記事は時間かかる~><
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