真冬の韓国が忘れられない。
ラッキーなのか何なのか、50年に1度くらいの寒波にあたってしまい
シベリアからの風が容赦なく顔をぶっ刺してきた。
カナダの冬なんか相手にならない。
鼻毛までも凍る寒さだった。
街を歩いてお店を見つける度に
“ちょっとたんま”とドアを開けて、しばし店内で休憩する。
友人たちの中で1番寒さに慣れているはずなのに1番寒さに耐えられなかった。
そんな時に食べたタッカンマリ(鶏丸1羽入った韓国の水炊き)とソウジュが最高に
美味しかった。
昼からみんな飲む理由が分かった。
ロシア人がウォッカを飲むのと
同じなのね。
飲まない理由がない。
それが忘れられなくて、むしろ
そっちの方が忘れられなくて
毎週韓国料理を欲している。
お鍋をつつきながら、骨つき肉にかぶりつき、汁を啜りソウジュ。
お酒を飲みながらスープを飲むスタイルは韓国人の友達に教わった。
美味しい。
十分に美味しい。
ただ何が足りないかは、あの耐えられない程の寒さとキムチやにんにくの刺激的な香りとおせっかいなアジュマ(おばさん)の食べ方のレクチャーなんだろう。
(韓国のアジュマたちは“こうやって食べると美味しいのよ！”と教えるのがとにかく好き。それを聞くのがとても好き)
1番下の妹が北海道を旅していて
流氷の写真が送られてきて、ああ寒さが
恋しいと思った。
今日はいつもより暖かいようです。
コートの種類、選ばないとね。
わたしは今からホットヨガへ行きます。
みなさま素敵な1日を！