買わないつもりでしたが、無理して買ってしまいました。
CMCの金型流用のHWSのM19をベースにしています。値段が高いのは正式に映画の商品化権を取ったので価格に版権料が上乗せされているのと、フィルム缶やバッジなどの付属品の値段ですね。コレクションとしての付加価値の値段です。
購入者の感想をネット情報で見ると、塗装が泡立っている、ごみが付いている、パーティングラインの処理が甘い、などの感想が見受けられます。古い1980年代の金型なのでバリなどが酷く、加工が大変だっとと思われます。手作業で作っているので個体差も激しいようです。つまり製品に当たり外れがあります。通販で現物を見ずに購入するのは博打に近いです。
最初に結論を書きます。私の個体は塗装の荒れもありませんし、パーティングラインの処理は許容範囲です。目立つ部分のバリやパーティングラインは処理されています。当たりの個体です。
めっきに見える塗装処理。幸いごみの付着や塗料の泡立ち、ムラは見受けられません。
完璧とまでいきませんが目立つ部分のパーティングラインやバリは処理されています。フレーム内側にはパーティングラインが残っていますが、まあ許容範囲です。
シリンダーには金型の押しピン跡が見えますが、こりも許容範囲。許容範囲の採点が甘いですか(笑)?トリガー裏にはパーティングラインが残っています。
銃口部分の処理も問題ありません。
木製グリップはメダリオンの上からニスが塗られています。実物もこのような塗装の例があるので間違いではありません。
付属品一覧です。
古いCMCの金型を使っているので部品間に隙間がありますし、作動は固いです。最新設計のタナカやZEKEに比べてはいけません。
どうせならHWSじゃなくてタナカと提携して作れば良かったと思いますが、色々と大人の事情があるのかもしれません。