ひーちん@介護士と申します
認知症ケア・介護施設エピソード
介護士の本音などを発信しています
仲良くしてくださいね
漏れやムレ、肌かぶれを防ぐ対策
大人用紙おむつは
使用するご本人でなく
介護者が購入するケースがほとんどです
テープで留めるタイプの
『テープ型紙おむつ』ですが
着用の仕方や
サイズ選びの間違いなどから
皮膚トラブルを
起こしてしまうことがあります
一番に気をつける事は
『サイズが合っているか』
『適切な付け方をしているかどうか』
*一部紙パンツ内容も含まれます
1.テープ型紙おむつはヒップサイズで選ぶ
普段の洋服のサイズが
Lだからと
🤔同じLサイズのおむつを選ぶのはNG
加齢や筋肉の低下などで
痩せてしまい
МやSサイズに
なっていることもあります
紙おむつの場合
大は小を兼ねませんね
大き過ぎると
身体にフィットせずに
排泄物💩が漏れてしまい
大惨事になります
*紙パンツはウエストサイズで選びます
2.尿パッドを重ねて使うのは✖
紙おむつの中に
尿パッドを装着する使い方は
間違っています
排泄時に
パッドだけを交換すればよく
経済的で
使用済みのゴミの量を
減らせるという
メリットはありますが
これは
介護をする側の人
使い方によっては
ムレたり
擦れたりして
皮膚がかぶれる原因に
なってしまいます
🤔以前勤めていた施設では
パッドを何枚も重ねて
汚れたパッドを
1枚ずつ抜いていくという
排泄介助をしていました
利用者様は
モコモコして
不快に感じますし
発汗して
ムレる原因にもなります
このやり方は✖です
パッドがしっかり
尿道口にフィットしているか
正しい位置にあてる
ことも大切です
パッドがズレてしまうと
排泄物💩の漏れはもちろん
擦れて皮膚トラブルに繋がります
3.紙おむつやパッドの容量が間違っている
おむつには
排泄物💩を吸収する“容量”を
正しく選ぶ必要があります
容量が少ないと
寝ている間に漏れてしまったり
排泄物を吸収できずに
肌に触れたままになったりと
不衛生です
介護する人が
1日に何回交換できるかで
用意する紙おむつや
パッドを決める
【例えば】
1日2000CC排尿があるとして
朝・昼・夕・晩の4回交換できるのなら
500CC~750CCを吸収できるパッドを用意します
紙おむつや尿パッドの
吸水の容量や付け方は
パッケージに書いてあります
見落としがちなのですが
必ずチェックが必要です
4.紙おむつのテープの留め方が間違っている
紙おむつはテープの留め方に
注意が必要です
赤ちゃん用の
おむつを交換したことがある人が
やりがちなのは
テープをウエスト部分で
平行に留めてしまうこと
鼠径部を
圧迫してしまうことがあるので
やめたほうがいいです
大人用の紙おむつのテープは
クロス留めです
5.紙おむつのギャザーが立ち上がっていない
ギャザーが寝たままだと
フィットせず
漏れの原因に
紙パンツの
ウエストと股の部分のギャザー
使用前は
このギャザーが
たたまれているので
しっかりギャザーを立ち上がらせる
ことが必要です
まず、着用する前に
紙パンツの中に
両手をパーにして入れて
広げてくださいね
大人用のおむつ着用時の
注意点
大人用紙おむつの選び方
ぜひ参考にしていただければ
嬉しく思います
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