愛犬の死…弔い方 | 日常の小さな‟気付き”と ‟想い”

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東京在住
主に過去や現在の自分の思いをエッセイ風に綴っています

夫の闘病(悪性胸膜中皮腫)
健康に関すること
スピリチュアルなこと etc.
二頭の愛犬 ラブラドールとの暮らし
犬中心のライフスタイルを貫くアラカン世代…

一貫性のない自由なblogです


以前、愛犬を亡くした近所の友達に

「初七日の法要に一緒に行って」と言われ

付き添った時の話




他の方たちの参加もありの合同法要

私たちの他には犬の一周忌が2家族


そしてなんとモルモットちゃんの

四十九日法要もあり

合わせて合計4家族の法事だったのです。


始めは犬の初七日法要で驚いたが・・・


モルモットの四十九日でさらに驚いた!


動物好きの愛犬家を自負している私だけど

そういうことで驚いた自分が

なんだか情けなかった


犬だから、、猫だから が普通で

モルモットやトカゲだったら普通じゃないのか?


いやいや、、そんなことはない!


でも、家族の一員として

これほどまでに愛されていたという証であり

頭が下がった(Д`)・゜・


同じ命として

飼い主にとってはどんな種別も問わず

愛してやまない家族の一員だったはず


そんな家族愛にとても感動しました。




私の犬飼歴は結婚した23歳から

三十数年


結婚してすぐの時

初めて飼った柴犬を


不注意で交通事故で死なせてしまった。

まだ子犬だった・・・・・


悲しくて悲しくて泣きながら

当時の小さな家の庭の隅に亡骸を埋めました。


昭和の時代です

それが普通だと思っていたから。



次の柴犬(ゴン太)は享年15

老衰で亡くなったとき

自宅に埋葬するには敷地内に

土の部分がない家だったため

どうするべきか


今でこそ周りに沢山いる犬友達と

情報共有ができるものの

当時はそんなこともなかったので


まずは登録をしていた自治体に

死亡届の申告をするために

保健所に問い合わせたら


「遺骨は手元に戻せないが

  合同火葬をする」とのことで


管轄の担当者に犬種と住所とを知らせ


亡骸をタオルに包み

フードとおもちゃを一緒に箱に入れて待機


予約した時間にトラックで職員がやってきて

あれよあれよという間に箱もタオルもはぎ取り

無造作に荷台に放り込んだ


いや

投げ込んだという言い方のほうが

ふさわしかった()


本当に事務的なあっという間の作業にて

阻止も抗議もできず


手荒な引き渡しにとてもショックでした!

(今から約20年前)



そんなこともあり

ゴン太の息子の力丸は癌を

(なぜ安楽死させなかったの?と言われた子)

患いながらも15歳まで長生きしてくれましたが


苦い経験があったので

念入りに調べ、横浜にあるペット斎場を

探して火葬してもらいそこでの合同埋葬後


保健所にはすべてが終了してから

届け出をしました (今から約15年前)



そして 次の子は 

5歳の時に我が家にやってきたラブラドール

楽(らく)享年13 腎不全!


この子の時は もう今の家に住んでいたので

家から車で15分ほどの場所にある

お寺に併設されたペット斎場にて葬儀をし

お骨は家に持ち帰ってきました。


そして庭の隅に埋め、今に至っています。

(今から9年前)


どうしよう

引っ越せないわ(;-_-)



そして天丸も楽と同じお寺で葬儀を済ませ

お骨は今もリビングのみんなが見渡せる

位置に鎮座しています。




将来のことも考え(転居など)

庭に埋葬することも出来ずにいますが…


時代とともに人間とペットの関わりや

弔い方が昔とは大分変わってきているとはいえ


初七日法要に付き添って行ったことで

亡き後も丁寧に供養されている犬や

モルモットと比べ


我が家の歴代の犬たちの葬られ方が

いかに惨めだったかを再認識し


可哀そうなことをしたと

思い出すたびに泣けてきます



なんだかとても考えさせられた経験

でした!