80歳の戦友 | 挑戦し続ける還暦の日常

挑戦し続ける還暦の日常

生まれ育った高知の海や空が好き。
なんでも笑いに変えていくことは特技。
還暦を迎えてもまだまだ挑戦続けます!

昨日の知らせ

真夜中の奥さまからの電話で知った

 

 

娘さんたちに

 

「こんな時間に電話したらいかんで」

 

 

と止められていたそうだが

私だけには知らせなければと

電話をかけてくれていた

 

 

私と奥さまは

ご主人の介護においての戦友だと

私は思っている

 

 

2年ほど前から

毎日訪問するようになってからというもの

ご自身も要介護状態になりながら

献身的に介護されてきた奥さま

 

 

ご主人の昼夜逆転の時期に

 

 

ぐっすり眠れないのがつらい

 

しょっちゅうおしっこが出たと呼ばれる

 

取り留めない昔話に付き合わされた

 

夜中に救急車を呼んでくれ

高松さんを呼んでくれと言ってる

 

 

翌朝訪問した時に

まずは夜中に起きたことを

ひとつづつ聞くのが

私の役割だった

 

 

夜間は交代人員が不在で

奥さまがひとりで抱えざるを得ず

精神的にも

肉体的にも

厳しい期間があった

 

 

奥さま自身も不調を感じながら

自分のことは後回しで

いつも

 

 

お父さんにしてあげて

お父さんに食べさせて

お父さんに・・・

 

 

そう言っていた

 

 

要介護4の寝たきり状態にあるご主人を

要介護1の奥さまが介護すること

 

 

介護保険だけでは

難しかったと思う

 

 

人が、高齢者が生活を続けるためには

 

べき、ねば

ここまではいいけれど

これ以上はダメ

そんな縛りの中では

生きていく楽しみすらない

 

 

特別も非日常も必要だと思うから

 

 

 

今後ますます高齢化が進む中で

 

 

住み慣れた我が家でずっと過ごしたい

この地域で暮らしたい

 

 

そんな思いを叶えるためには

何が必要で

何をするべきか

 

そのため

今、私にできることはなんだろう?

 

 

昨日、自分の書いたブログを

なんどもなんども読み返しては泣いた

 

 

そして今朝、小笠原望先生の

いのちの仕舞いをまた読んで

私の思いは

この地域のこれからに向かっている

 

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