「めっちゃ楽しかった!サイコー!」
学校帰りの子どもから、
こんな言葉が聞けると思わなかった!



もともと、
不登校では無い。


だけど、授業中寝ちゃう。
(寝てるのに不思議とテストの点は悪くない)
お友達と付き合うのも苦手。
(休み時間は花と話をしてるそうな)
運動も好きじゃない。
(決して足は遅くないけどね)
偏食で給食を完食したのは数えるくらい。
(きょうびの給食は1年生からキムチが出る!)

学校の話を聞けば聞くだけ、ナゾ。
行くの辛くないか??
学校、行くの嫌だったらやめよっか?
もっと楽しいこと探しにいこ?


そんな親の言葉と裏腹に、
頑として学校に通う息子。

親として、息子のいじらしい努力を
どうにか力に変えてあげたくて申請をした
『特別支援教室』


発達の遅れ、なんらかのハンディキャップを
埋めていくために利用できる施設です。


施設利用するには申込が必要なんですね。
手厚いフォローの割に
親の準備は、そんなに大変じゃない。

担当職員さんが子どもについての
普段の様子、性格の聞き取りを数回と
専門施設での発達検査受診、くらい。

関わって下さったみなさまが、
子どもの力に、味方になってくれるようと
一緒懸命にしてくだって。
それだけで、もう胸がいっぱい。


なかでも!
発達検査のフィードバックは
今でも有効に活用中^ ^

発達レベル、知能レベルは極めて平均的。
基準値とのブレがあったのが、
ワーキングメモリーってスキル。
耳からの情報を処理するのが苦手のようです。
聞いた話を理解して行動するまでに
時間がかかるから、集中してないとか
トロくさいとかって誤解されがち。

それに反して、言語理解の能力が高い。
情報が入ってきやすいってこと。
情報過多で処理が追いつかない。
処理の仕方が分からない。
焦る、不安。

焦り、不安からの失敗。


大人でも十分あることですよね。


こんなに早く、
性格性質が分かって
じっくりプロの力を借りて
弱点を薄めて強みを濃くできるなんて
息子はラッキーだなー、って思います。

だってね、そもそも、
今話したよね?なんで?聞いてないの?
って私がキレることが減ったのが
なにより、ありがたい。

私が言ったことができないのは、
私より能力が高い部分が強く出ただけ。
そう思えるようになった。

できてること、得意を知る。

できてないことなんて、
鼻でフフンって笑って吹き飛ばして終わり。


できないことばっかりに目を向けるより、
やるなぁって感心したり。
子どものことが可愛くって♡
たまらなくなります♡



できてることを大切に。
マジすごいじゃん!やーるー!!
ってなります。

子どもだけじゃない、大人でも、です。
できないことばっか考えるの、
いったん端っこに、よけときましょう。