肌が真っ白

透き通る美しい肌

 

 

 

「よろしくね。」

軽度知的障害もあった

ケンケンおばさん

 

ご高齢のお母さんが

キーパーソンだった

 

 

 

「思い通りにならないと、すぐ怒ります。泣いたり、怒ったり幼い子供みたいに。本当すみません。ご迷惑おかけします。」

お母様が

肩を落としながら

スタッフに言った

 

 

 

 

どうして

ご家族は

こんなにも肩身が狭い思いをされるんだろう

 

 

今まで

心無い言葉を

受けることがあったのかもしれない

 

 

 

 

ここに来てくださったからには

そんな思い

1mmだって

させたくない

 

そう思った