防災まなぶ不動明王尊縁起

東京都消防庁臨港消防署員,消防司令 佐藤学さん が 昭和57年5月5日 勝どきマンション火災に

猛火猛煙を掻い潜って 7階ベランダに突入し 熾烈な火災に対し 我身を母子の楯として庇護し 身を焼かれながらも 4名を救出しました。

自分も リフターに乗れば重量が超過すると思い、はしご車の先端に跳び移ったが 酸素欠乏と極度の疲労により そのまま帰らぬ人となりました。

彼は以前にもホテルニュージャパンの火災に於いて 宿泊客4名を救助する等 数多くの場で果敢に職務を全うしました。

遺族は熱意あふるる殉職に対して全国の多くの未知の方々からも弔意を受けました。

故人の御霊を消防官としてその地に残す為  故人を荼毘に付した際に喉仏を分骨して不動明王尊像の胎内に納めました。

市民を数々の災難や交通事故から守り、消防や警察関係者の安全を祈願して安置されています。 

まなぶ不動尊に心を寄せる方々が多く 御花やお酒は絶える事なく いつも供えられています。

新婚3ヶ月だったそうです。 


(抜粋)



昨日は、輝空の月命日⭐️

そして…佐藤学さんの命日でした。


今朝次女と話をしながら、あれだけの救助活動をあの重さを抱えながら命懸けだね。と。

家の近くのナムさん(南無阿弥陀)も同じだったんだね。と。


改めて思い出しては心寄せ合う土曜日の朝⭐️



地震で心落ち着く間もない方々が、少しでも今この時に、大切なものを抱え避難できますように。

火災にはお気をつけ下さい。