生と死をこれほど考えている時は私は今までなかったと思いますが。
あちらの世界は何故か小さい頃からしっかり
認識していました。


忘れる事もない、母の話した私を生んだ日のことは、かなり壮絶だったらしく
生と死の狭間で揺れたと言います。

ただ、輸血をしても輸血をしても足りない状況。
「カチッカチッカチッカチッカチッカチッ」と
音がする。。
メトロノームの様な針が、右へ左へ。。
その針の奥にある姿は。。
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この帽子を被った魔女だったと。
「ハリーポッターが映画化して初めて見て
驚いた。この姿があなたを産む時ずっと
出てきたのよ。」と。。

長女はいいます。
「ハリーポッターの世界はあちらの世界だよ」と。。。

人は死なない。。
もう一つの世界へ行くだけですね。
きちんと生きてるんです。と思えます。

       私の母の話はずっとずっと不思議でした。
だんだんパズルの様に形が見えてくるのだろうか。。

どんなことが理解できてもやっぱり。

きらに会いたい。きらを抱きしめたい。
時よ戻れ。。。