モンパルナスのドーナツ4種を食べました〜。
モンパルナスさんは、2023年3月に創業50周年を迎えた、ロシアンピロシキとパンのお店です。
ピロシキで大変有名なお店で、ず〜っと前から「モンパルナスのピロシキが食べたい!」と思っていたので、お店に行くことができて嬉しかった〜!
ピロシキを揚げているから、ドーナツもあるかな?と思って行ったら、これまた素晴らしいドーナツに出会えて、二重に嬉しかった!
2021年5月1日に阪神尼崎から移転オープンしています。
店内が広くて、ものすごく居心地のいいお店でした。
こういうお店、近所にほしいな〜。
かわいい模型がありました。
味わい深い看板です。
グッズもたくさんありましたヨ。
「きまぐれドーナツ」
シュワ〜っと砂糖が溶けて、ふわ〜っとなめらかな口どけ。
同じような食感のドーナツは他には見当たらない。
イーストドーナツとスポンジのようなソフトなケーキドーナツを足して2で割ったような感じ。
きめ細かく、やわらかで、しっとり。
ほんの〜り甘い味付けの生地で、全体にふわっと優しい甘さになっているのも素敵です。
砂糖のチョイスがいい!グッジョブ!すごい。
でも、「きまぐれドーナツ」ということは、定番商品ではないのかしら??
ものすごくおいしいのに。
「もちっとドーナツ」
よく切れるナイフであっても、その弾力に屈してしまうくらいの、モッチモチ食感です。
もち感がとっても強いけど、パンのふわふわ感も残していて、パンであり、餅でもあるドーナツ。
きなこの香ばしさのある甘さは、このドーナツにはぴったり。
「ロシアンドーナツ」
“パン生地にレーズンが入ったロシア伝統のドーナツ”とのこと。
目が詰まった感じの、もにっとしっかりした歯応えのあるイーストドーナツです。
表面に揚げ油がジュワッと染みているのが、うまみになっていますね。
かためのドーナツに、ジューシーに感じられるレーズンの相性がいい。
少し焼いて食べるとさらにおいしい。
「ケーキドーナツ」
ケーキドーナツとしては、びっくりするくらい大きい。
表面はサックリ、中はホロッとしていて、口どけがいいです。
卵などのおいしさも感じられ、安定感のある味。
シンプルなので、揚げた生地の良さをダイレクトに感じられるのもいいですね。
ドーナツ生地に関しては、引き出しの多さに感嘆しました。
「ドーナツの楽しさは、生地の種類の多さ、食感の違いにある」と思っているので、それをひとつのお店で叶えてくれるのは、本当に素晴らしいです。
お店で食べた、ピロシキとボルシチのセットも最高でした。
近所に住んでいたら、週イチくらい通いたい。
お店で食べたピロシキがおいしすぎて、テイクアウトもしました。
丸い方が通常のピロシキで、細長いほうがカレー味です。
ピロシキは、パン生地の中に、ゆで卵・玉ねぎ・牛ミンチで作った具を詰めて、カラッと揚げています。
サクっともふっとした食感に、塩、胡椒の味付けがピリッときいていて、旨味もたっぷり。
カレー味のピロシキはスパイシー。
どちらもおいしくて、感激しました。
先代の社長さんがロシアの職人さんに教わったという製法で、ずっと作り続けているとか。
素敵なことですね。
数年前に閉店の知らせがあり、「ああ〜!憧れのお店のピロシキが食べられなくなってしまった」と肩を落としていたのですが、その後、移転オープンを知り、早く行きたいと思っていました。
本当に嬉しかった。
多くの人に長く愛されているものは、本当に素晴らしいし、あふれるほどの魅力がありますね。
●ドーナツ探求家・イラストレーター・グラフィックデザイナー・手芸愛好家
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