ファミリーマート「サクサク食感のミニチュロッキー」

 

 

ファミリーマート「サクサク食感のミニチュロッキー」を食べました〜。

 

 

ファミリーマート「サクサク食感のミニチュロッキー」

 

ファミリーマート「サクサク食感のミニチュロッキー」

 

チュロの定義ってなに?というのは横に置いておきます。

商品名のとおり、サックサクの食感のケーキドーナツ。

クッキーなどのお菓子を食べる感覚でつまめます。

表面には砂糖のグレーズがかけてあり、しっかりとした甘さを感じられる。

香ばしく、おいしいです。


最近流行しているといわれている「チュロ(チュロス)」ですが、日本では「これがチュロだよ」という定義が曖昧になっているため、オールドファッションっぽい生地で作ったチュロも、よく見かけますね。

スペインなどで食べられているチュロは、シュー生地のような作り方で、食感も異なるようです。

なので、日本においては、ケーキ生地タイプのチュロと、シュー生地タイプのチュロが存在しています。

 

名前の表記も、単体で売るなら「チュロ」、複数で売るなら「チュロス」とするのが正しいのでしょうけれど、一般的には単体でも「チュロス」と呼ばれていたりと、本当に扱いが難しい。

ちなみに、ミスタードーナツでも売っていますが、商品名は「ハニーチュロ」です。

さすが……。

 

じゃあ「チュロッキーってなに?」という疑問がわきます。

「チュロッキー」は山崎製パンが商標登録しており、この「サクサク食感のミニチュロッキー」は山崎製パンが製造しています。

山崎製パンさんから登場する「チュロ」的なものは、私が記憶している限りでは、ケーキタイプのものがほとんどで、名前も「チュロッキー」に統一されていたような気がします。

 

さらに付け加えれば、「チュロス」は日清製粉ウェルナが商標登録していたりします。

日清製粉ウェルナさんでは、業務用「チュロス」を30年以上前から開発、販売しているので、気が付かないうちに、人生のどこかのタイミングで、日清製粉ウェルナ製の「チュロス」を食べている可能性大、だと思います。

 

いろいろ考えると、つまり「チュロッキー」というのは、オリジナルに作られた「チュロッキー」なのであって、本場の「チュロ」と比べるものでもないのかもしれません。

おいしいドーナツです。

 

 

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