malasada bombs(マラサダボムズ)の「ミルクホイップ」を食べました〜。
フジパンも「生」シリーズ、いろいろ発売していますね。
malasada bombs(マラサダボムズ)さんは、大阪はなんばの、カードショップが立ち並ぶエリアにあります。
ちょっとおもしろいロケーションですな。
「ミルクホイップ」
カラッと揚がったイーストドーナツの中には、とろっとろのホイップクリーム。
ゆるいクリームがドロドロと流れ出てきます。
かじりついていたら、大変なことになってたな……。
温かい状態のドーナツにクリームを詰めて、熱で溶けたクリームが緩くなっているのかな。
ドーナツはかなりしっとり。やわやわ。
生地の味とクリームの甘さのバランスはいいです。
クリームのゆるさは、好みが分かれるところかも。
マリトッツォのようにフレッシュなクリームを味わうものではなく、ぬるく流れ出るクリームをジュワジュワとドーナツに染み込ませて食べるもの、という感じです。
とけてドロドロになったクリームをよしとするかどうか、というところで好みが分かれそうですね。
購入時に説明がないので、間違って揚げたての温かいドーナツにクリームを詰めて、クリームを溶かしてしまったのかな?ともとれるかも。
(通常、後からクリームを詰めるタイプのドーナツは、揚げたドーナツの温度が下がってから、クリームを注入します。)
実際私は、この状態が正解なのか、ちょっとよくわかりませんでした。
「bomb」とは「爆弾」という意味ですし、そういう状態を狙ったドーナツなのかなぁ。
クリームが流れ出ることを前提にしているから、カップに入れて提供しているのかもだし。
公式アカウントなどでは「クリームとろけるあげたてドーナツ」と謳っていますし、これで正解なのか。
個人的には、カスタードクリームのように火を通して作ったクリーム(つまり、もとは温かかったもの)が温かい状態で出てくるのは理解できるのですが、ほとんどの場合、常温か冷やして提供されるホイップクリームが温かい状態で出てくるのは「これで正解なのか?」と、困惑しますね。
フレッシュであることで、乳製品としてのおいしさを味わえるホイップクリームを、あえて温めて提供するメリットとは?と思ったり。
また、こんなにドロドロの状態で、テイクアウトしたとして、ある程度の時間持ち歩いて、食べる頃にはどうなってしまうのか、と心配したり。
お店で通常のイメージと異なるものを売るときは、お客さんにそれが伝わるようにする工夫が必要があるかもなぁと考えさせられる事例でありました。
メニューなど、目立つところに書いておく、注文時にスタッフから説明するなどでしょうか。
カラッとよく揚がったドーナツでしたので、溶けていないクリームで食べたかったな……。
と、ここまで辛口に書いてしまい、これをアップするのはどうしたものか、とちょっと悩んでおりました。
そして、malasada bombsさんのInstagramの公式アカウントを見たら、昨日、2024年5月31日で閉店したそうです。
申し訳ないけれど、なんだか「やっぱりな」という気持ちです……。
●ドーナツ探求家・イラストレーター・グラフィックデザイナー・手芸愛好家
↓溝呂木一美の公式サイト
https://www.hitomi-mizorogi.com/
●ドーナツに関するお仕事、イラストのご依頼などは、下記ポートフォリオの「CONTACT」からお問い合わせください。
↓ドーナツ探求家&イラストレーター・溝呂木一美のポートフォリオ↓