1300年の時を超えて、今蘇る万葉の心 | 博多の歴女 白駒妃登美 公式ブログ

1300年の時を超えて、今蘇る万葉の心

誰の人生にも忘れえぬ出会いがあると思いますが、私にとって高校時代の古文の先生との出会いが、まさにそうでした。

文法や言葉の解釈だけでなく「この作者はね」「この時代はね」と話が深まる授業は、まるでその時代にタイムスリップしたかのよう。

その古文の先生が、一番気合を入れて授業してくださったのが、万葉集でした。一首の歌を解説するのに、まるまる一コマ分の授業時間をかけて、熱弁をふるってくださるのです。

歴史を知ることで、万葉の歌人たちが、まるですぐそこにいてくれる友だちのように思え、万葉集の歌がより味わい深いものに感じられる・・・・。

私はこうして古典の素晴らしさと歴史の面白さに目覚めていったのですが、それは現在の私の活動の原点となる体験でした。

30年以上前のあの時、私の心に深く刻まれた万葉の名歌。

その多くが、今回の講座で“春の歌”として取り上げられます。

小柳先生の感性は、きっとそれらの歌の魅力をさらに引き出し、歌人たちをより一層輝かせることでしょう。春の喜びを分かち合う機会をいただけて、本当に幸せです(*^^*)

《連続四季講話 ~和歌と日本の心~》

「万葉集、春の歓びの歌」

春になると芽吹く生命の歓び、青春の歓びが、万葉集では高らかに詠まれています。

巻頭の有名な「籠もよみ籠もち」や額田王の紫野の歌、志貴皇子の早蕨の歌などの名歌をたどりながら、春の歓びをともにしましょう。 (小柳左門先生)

【とき】 平成28年4月21日(木) 19時~21時

 懇親会を21時から1時間程度、近くのお蕎麦屋さんで開催します。(※懇親会の参加は自由です)

【ところ】 書斎りーぶる 2F (菊竹金文堂 福岡天神店)
 (福岡市中央区天神4-1-18 サンビル2F TEL:092-713-1001)

【会費】 2,000円

【講師】原土井病院 院長 小柳 左門 先生

【お申し込み】弊社ホームページのフォームにてお申し込みください。

✩お申し込みフォーム
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【お問い合わせ】 株式会社ことほぎ 
メール: info@kotohogi2672.com 
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