つくづく私は幸せ者である。

と感じます。

もちろん
人に見せる悲しみは氷山の一角ですから
様々な国や場所のトイレにて
何度1人涙を拭ったことかと思いますし

不甲斐ない自分を誰よりも知っているのが自分なので
わっと泣きそうになる瞬間は未だにトイレに駆け込みますが

人知れず流す涙以上に
人知れぬ笑顔や優しさに
私は出逢い救われているのだ。
と感じます。


さて

ディズニーランドに近い素敵な浦安音楽ホールにて3日間、ピアノトリオ椿三重奏団(pf.高橋多佳子 vl.礒絵里子 vc.新倉瞳)のCDのレコーディングをして参りました!

尊敬してやまない大好きな先輩お2人と
素晴らしいスタッフさまに支えられ
スタッフさま含めてのチーム椿として
とても楽しいレコーディングとなりました。



高橋多佳子さんとも礒絵里子さんとも
本当に早いもので10年前からご一緒させて頂いておりますが

いわゆる「クラシック界の闇」的なものから縁遠い素敵なお2人との出逢いは奇跡だと思っております。

もちろん、いくら仲良くして頂いていても先輩お2人に対して礼儀としてもちろん気を遣っておりますが、こんなにも素直で自由で居られて、年齢関係なく対等に尊敬し合えていると感じられる関係は稀有です。

お2人の懐の深さが為す技なのでしょうね。


だからレコーディング期間中も、こうしてドラえもんの押入れのような場所に1人潜り込んで集中するためのお昼寝が出来るのです。

和気あいあいと
集中するときはビシッと
本当に良いレコーディングが出来ました。

ありがとうございました!



また、レコーディングを終えた翌日は
最近よくご一緒させて頂いているアコーディオ二ストの佐藤芳明さんとのDuoリサイタルでした。

主催のパソナ社会貢献委員の皆さまのおかげで
そしてお手伝いくださいました皆さまに支えられ
会場いっぱいの温かい皆さまに音楽をお届けすることが出来ました!
大感謝。

共演の佐藤さんとは、早いものでもうすぐご一緒させて頂くようになり1年が経とうとしていますが、
学ぶことが本当に多いかたです。

能ある鷹は爪を隠すとはまさに佐藤さんのことではないだろうか。
佐藤さんはタカなのか。
いや、繊細な優しいカタ(ここ、ちょっとダジャレ)なんですね。

いわゆる「音楽家のエゴ」的なものから縁遠いカタで、自身の芯は揺るがず他人への誠意は尽くし、でもその価値観は人に押し付けず寛大。
まだまだ未熟な私からすると、仙人のような佐藤さんです。

今後もご一緒させて頂く中で、佐藤さんからどんどん学び、タカめて(はい。)頂いちゃおうと思います。



ちなみに佐藤さんがアレンジして下さったリベルタンゴ、本日(昨日)より配信開始です、各サイトでダウンロード、聴いていただけると嬉しいです。







そんなわけで、

素晴らしい先輩方とご一緒させていただいている

Trioも、Duoも

音楽的には個性豊かに対等に

ですが

やはり結局つまり

先輩がたの包容力は偉大だと感じるのであります。


日々精進。



さぁ次の公演は京都!
完売御礼だそうで、いらっしゃれないかたごめんなさい!!

また京都に呼んでいただけるよう、しっかり弾いて参りまする!