皆さんこんにちは。

長野の安曇野コンサートホール、そして横浜リリスホールへお越し下さいました皆様、ありがとうございました!

安曇野は実に12年ぶり。
館長さんご夫妻はじめ、久しぶりにお目にかかる皆さまとの再会に心が和み、ピアニストの高橋多佳子さんとヴァイオリ二ストの礒絵里子さんと3人で安曇野を訪れることが出来て幸せでした。

12年前、アンコールにカザルスの鳥の歌を弾いたとき「ピース ピース ピース」がきこえた安曇野コンサートホール。
サントリーホールと同じく永田音響設計さんによる設計で、アットホームな距離感ということもありもうホールそのものが楽器であるような響きで、演奏していてとても気持ちよかったです。
…12年前は、ホールを楽器のように感じる!なんていうコメントは自然と出てこなかったよなぁ、とにかく必死に弾いていたなぁ、と、なんだかこの12年間本当に色々なことがあったぞ。。と感慨深かったです。

12年前はたぶんこんなにはしゃいでなかったはずだし(今の方が精神年齢が低そうな新倉選手のポーズ)

本番前の調律の音を聴きながら

美味しく朝のコーヒーを楽しむことはなかったし
(スイスに行くまでコーヒー飲めないお子様でした)

時の流れの中で、
変わってしまったことも変わらないこともあるけれど、
どちらも生きている!という証だから、
色々なことを愛おしく想うようになりました。

わたしと出逢って下さった皆さまが、そのまんまの私を応援して愛情を下さっているから、素直でいられるんだと思います
本当に、ありがとうございます。


そして、この素敵な先輩お2人と、まるで同級生かのごとく気を使わずにアンサンブル出来て仲良くして頂き、10年が経ちます。

普段は全員それぞれソリストとして活動しておりますが、せっかくこれだけ長い間一緒に弾いているのだからと名前をつけようとつけた名前が
「椿三重奏団」
日本の花である椿の花言葉に魅せられての、和風なネーミングです。
(椿三十郎さんとは関係はございません)

そんな椿三重奏団としての最初の公演が安曇野、見守って下さいました皆さま、ありがとうございました!!


さて、安曇野でのコンサートを終え、絶好調にハッピーな気分だったのになんとわたくし真夜中に高熱が出てしまいました。

翌朝這うように東京へ戻りましたらなんとリンパ節炎。ちょっと無理が過ぎた中、ホッとする大好きなお2人と素晴らしい安曇野の自然と皆さまに囲まれて、気が緩んでしまったのでしょう、反省。

音楽家は身体が資本、気をつけます!


でも、お医者さまに処方して頂いた抗生物質と気合いで(そして皆さまから頂いたお見舞いの言葉に力づけられ)、横浜リリスホール公演も無事に迎えられ、会場いっぱいの皆様と共に椿三重奏団は熱い時間を過ごすことが出来ました!
終演後のサイン会は念のためマスクマンでの登場ですみませんでした、温かいお言葉をかけてくださりありがとうございました。

(そして、コンサートで滝汗をかいた新倉選手は、なんだかスッキリしてその後すっかり体調が良くなりました。いえい。)


さぁ明日はいよいよ平成最後の日!
皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
新倉選手は、リハーサルです。
帰宅したらきっと疲れてお風呂に入っているうちに日付けが変わって令和になっているような気がしています。
でもそれで良いんです。

今日も一日頑張れて幸せだった!と

明日も笑顔でお布団に潜り込めるようにしたいと思います。

うん、今日も一日すごく頑張った。
おやすみなさい。