皆さまこんにちは！
金沢から戻って参りました〜！！
中学生の頃からほぼ毎夏通った石川県金沢市で行われている夏のマスタークラス、いしかわミュージックアカデミー。
有り難いことに、世界に羽ばたく卒業生としてオーケストラ・アンサンブル金沢さんとソリストとして共演させて頂いて参りました。
世界中から素晴らしい先生や生徒が集まり、中学生の頃の私にとって金沢は外国でした。
今でこそスイスに住み、様々な国に演奏に伺うことで飛行機移動が当たり前になってきておりますが、当時は東京から金沢まで5時間くらいかけて出かけていたので、本当に片道だけでも「長旅」でしたが今は新しい新幹線も通りましたので金沢に到着したときに「あれ、もう着いちゃった！」という驚きでいっぱいでした（笑）
しかも駅前に素晴らしい石川県立音楽堂がございますから、お客様もどの県からもコンサートにいらっしゃりやすいなぁなんてことまで考えたりして。
大人になりましたね（笑）
そして大人になったと言えば、私が小学生の頃から12年間師事し、このアカデミーでもずっと受講していた毛利伯郎先生の公開レッスンを見学し、夜には先生と一緒に和食のカウンターで御飯をご一緒し近況をお互いに話ししたりして、昔は夜は宿泊施設の青少年センターで生徒は生徒で花火をしたり水鉄砲で遊びながら騒いでいたので、すっかり大人になったなぁと嬉しく感じました。
でも、いくら私が大人になっても先生は先生。レッスンを見学しながら、お食事をしながらも先生の一言一言、一音一音が心に刻まれ、恩返しは一生かけて成長し続ける音楽家でいようと静かに誓いました。
それでもあの頃から今までひたすら走り続けているので自分であまり変わった感覚もなければ、今回も受講生の皆さんに混ざってわいわいやりたい気持ちでしたが、そこはジッと大人っぽい顔をして我慢しておりました（笑）
それにしても可愛い女の子がいっぱい、私が受講していた頃は男性率のほうが高かったような…
あの頃の写真を急に見たくなったので後で探してみよう！
そしてコンサート会場には加賀屋さんから素晴らしいお花が…！ありがとうございました。そしてご来場下さった壱番屋創業者でNPO法人イエロー・エンジェル理事長の宗次徳二さんと、楽器を貸与して頂いている日本ヴァイオリンの中澤創太社長と3人で、宗次さんのアイディアで加賀屋さんでお食事を頂きました。宗次さんご馳走さまでした！
そして今回のソリストにはマスタークラスの講師としても参加された世界的ヴァイオリ二ストの神尾真由子ちゃんも、そしてゲストコンサートミストレスは学生時代から弦楽四重奏を組んでいた松浦奈々ちゃん、嬉しい嬉しい共演と再会でした。
アカデミーを支えるボランティアの皆さまにも昔から顔見知りのかたがいらしたりして、アカデミーの存在はもちろん、ボランティアの皆さまのおかげで私たちは成長出来ているんだなぁとも改めて感じました。感謝です。
私が受講していた頃は、チェロ科の学生の発表会が石川県立音楽堂の邦楽ホールで、提灯を見上げながらショスタコーヴィッチのソナタを演奏したなぁ。今思うと粋なシチュエーションでむしろまた経験したいですが（笑）まさかあの頃から憧れていた石川県立音楽堂のコンサートホールで憧れのオーケストラ・アンサンブル金沢さん、恩師の1人原田幸一郎先生の指揮、幼なじみの松浦奈々ちゃんのリードでの共演が叶うなんて。
いしかわミュージックアカデミー、20周年おめでとうございました。
いしかわミュージックアカデミーから、金沢からまた素晴らしい次世代の音楽家が羽ばたいていきますように。
新倉選手も夢を感じて頂けるような音楽家にもっともっと成長してまたこの土地に帰ってくることが出来ますように！
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