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皆さんこんにちは。

 

改めてですが、私の拙いブログをいつも読んで下さりありがとうございます。
 
きっと今頃、日本の皆さま、いえ世界中の皆さまが悲しんでいらっしゃることでしょう。私も遠いスイスに居ながら、美しい景色を観ては、音楽を奏でては人の命を想いながら過ごしております。
 
チェリストである私が、フリーアナウンサーの方々が所属される事務所セント・フォースへ音楽事務所アスペンと合わせてお世話になっていることは皆さんご存知かと思いますが、セント・フォースへ所属を決めたきっかけの一つにセント・フォースの憧れの先輩、小林麻央さんの存在がありました。
 
元々私にとってブログを書くことは、私に興味を持って下さる皆さまへ自分の近況をお伝えする場であるとともに心の整理をする場でもあり、それが時に音楽のように私以外の方々の心に共鳴することがあることを読者の方々から伺っていましたが、麻央さんのブログに出逢い、私も救われ、様々なことを学ばせて頂きました。 
 
人の為に生き、自分の為に生き、繊細で堂々とした素晴らしい麻央さんのブログには、自然でありながら選び抜かれた温かい言葉で溢れていましたね。私の奏でる音楽も、そう在りたい。
 
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また、つい最近日本滞在の際にはご主人である市川海老蔵さんがご出演された歌舞伎の舞台に伺いました。海老蔵さんご出演の演目には台詞が無い幕もあったのですが、海老蔵さんの役者魂が私の音楽家魂にもとても響きました。どんな環境にあっても、舞台に立つことで人に伝わる何かがある、私もそんな音楽家で在りたい。
 
 
チューリッヒは冷房のない灼熱地獄ですが、それでも美しい夏の色に心は潤います。
先日はWipkingenの夏フェスにて、このフェスにとって初の試みのクラシックの野外コンサートをしてきました。小さな特設ステージで奈良のなら100年会館のような素晴らしい音響の状態ではなかったのですが(そりゃそうだ)、その場にいらした方々と心を通わせられたことには変わりなく、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
昨年クレズマーバンドとしてこのフェスに出演したことがきっかけで今年はヴァイオリンとチェロのDuoとしての出演でした。
日本でもこのような試みがあちらこちらで増えたらいいなぁ。
 
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欲張りな人間ですから、名声や栄光も欲しいけれど、誰かの心に宿る音楽を奏でられること以上に人間である喜びは感じられないと思うのです。
 
私に出逢って下さり必要として下さる方々に対して使命を果たすべく精進します!
 
麻央さん、沢山の気付きと導きをありがとうございました。これからも沢山の人々の心に生き続け、ご使命を果たされ続けることでしょう。
そして、踏ん張り頑張りそれぞれの使命を抱えた皆さまにとって、人生が笑顔が溢れるものとなりますように。
 
とっても個人的な想いで独りよがりになってしまいましたが、麻央さんの手記に感動し救われた1人の人間として、私の手記に想いを綴らせて頂きました。