皆さまこんにちは！
山形交響楽団さん、飯森範親マエストロとのDvorakのチェロ協奏曲…両公演、共に無事に終了しました！
2年前のElgarのチェロ協奏曲のレコーディングが初共演だった山形交響楽団さんとは、そのレコーディングセッションを経て特別な関係を築かせて頂けたぶん、今回久しぶりの共演に心躍るぶん、非常に緊張してリハーサル初日を迎えました。
Dvorakはチェリストにとって本当に大切な曲で、今までも学生から様々なオーケストラさんと何回も弾かせて頂きこれからもずっと大切に学び続けていく曲ですが、演奏する度に日々の小さな小さな積み重ねがいかに大切かを思い知らされますし、チェロソロつき交響曲と私は思いながら弾いてはいますがソロパートを弾く責任感やプレッシャーは尋常ではありません。最近は若くてどんどん上手なチェリストさんで世の中溢れている中で、新倉選手のチェリスト人生に引退はなく、最近は時間の使い方との戦いの毎日です。
でも、今回そんな不安を取り払って下さったのはリハーサル初日、山形交響楽団さんの音楽を愛してやまない音色でした。飯森マエストロも長年見守り続けて下さる安心感にも助けられ、自分自身の努力を信じた部分もありました。
そして演奏会をより良い時間にしたいという思いからくる緊張感から、開演前は何回もお手洗いに行ったり楽屋でウロウロ、ソワソワして(これはもう毎回)、終演後には団員さんや聴きにいらして下さったお客様のお言葉と表情に、報われた〜！となりました（笑）
飯森マエストロと！
滞在中はみんなでイタリアンや餃子に連れて行って下さりと本当にお世話になりました！
山響チェリスト久良木夏海ちゃんと！
可愛い後輩でありながらも、音楽との向き合いかたや人に対する思いやりも素晴らしく尊敬するチェロ仲間です。なっちゃんまたご飯いこうね！
他にも客演首席チェロ奏者として今回支えてくれた矢口里菜子ちゃんは素晴らしい若手チェリストでこれからも大活躍を期待していますが、実は私が里菜子ちゃんをおんぶしている頃からの知り合いで可愛い可愛い後輩。感慨深い再会・共演だったのでした！
また、公開リハーサルを聴きに来てくれた地元の学生さんたちの質問にお答えするトークショーも非常に嬉しい時間で、音楽に純粋に向かい悩む彼らから大きな力を頂きました。
そして山形交響楽団事務局の皆さま、山形テルサのスタッフの皆さまが本当に温かく、居心地の良い空間を常に作って下さいました。
長年支えてくれているマネージャーが一緒に緊張して喜んでくれている姿にもぐっときました。
…さてはて書きたいことが山ほどございますが…この充実した想いをまた音楽にすべく、そして大阪公演を控え、ピアニストの佐藤卓史氏とのリハーサルが始まっておりますので、今一度集中して参りたいと思います！！
山形の美味しい食べ物に相当なパワーとカロリーを頂きましたので（笑）元気いっぱいです！
(これでもほんの一部ですが…食べ物ブログは飯森マエストロのページでどうぞ！)
また山形に戻ってこられる日を楽しみに精進して参ります！
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