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皆さんこんにちは。

 

昨日発表になりましたが…
この度「第18回ホテルオークラ音楽賞」を受賞させて頂きました!
 
ホテルオークラ音楽賞は、1996年より将来を嘱望される有望な音楽家に向けて、毎年2組の音楽家に贈呈されるもので、この度指揮者で作曲家・ピアニスト・チェンバリスト・オルガニストの鈴木優人さんと共に受賞させて頂きました。

受賞の知らせを受け取ったのは、ジュネーヴでの演奏会の翌朝のホテルで目覚めた朝。

携帯に、関係者のかたから
「この度はおめでとうございます!」
というメールを寝ぼけ眼で読み、私の頭ははてなマークでいっぱい…

何だろうと思いながらもシャワーを浴び、ホテルの朝食バイキングで何種類もあるチーズ(さすがスイス)をゆっくり厳選して自分の席につき、クロワッサンを頬張りながらパソコンをなんとなく起動させた。

…しかし美味しい朝食とコーヒーを楽しんでいるうちにパソコンはもちろんスリープ状態に。。

朝食第一ラウンドを食べ終え、
「やっぱりあっちのチーズにすればよかった」とおかわりを心に決めた瞬間

ふと朝のメールチェックをしなくちゃとスリープ状態のパソコンを起こしてメールボックスを開いた。

時差を待ち構えたマネージャーからのメールが色々入ってきていて、その中の1つに
「朗報!ホテルオークラ音楽賞」のタイトル


ようやく「うおおおお」と事態を把握したのでした。
 
全てのメールに返信してから、日本の家族へすぐにメールをしました。









コーヒーはすっかり冷え、チーズのおかわりは珍しく忘れました。
     






 
身に余る光栄なことで、本当に嬉しいです。
昨日の発表を受けてお祝いメールを続々と頂いております。ありがとうございます!

でも何より、何があろうと応援し続けて下さっている皆さまに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。
この賞を頂いたことでいきなり上手になるわけでなし、偉くなるわけでは全くありませんが、新倉選手を応援していて良かったと思って頂けるような、小さな恩返しになれば幸いです。
 
…ちなみに新倉選手本人は昨日
霧の濃い早朝にバロックチェロのレッスンを受けていたのですが、
レッスン後にはまだまだ学ぶことが沢山有り過ぎると途方に暮れながら
槍のように冷たく鋭い風を浴びながら
チューリッヒ湖畔をトボトボと歩いておりました。
おめでとうメールを拝受しながらも、
自分は何者でもないと気分は落ち込み気味でした。
 
でも、自身の壁にぶち当たり落ち込みながらも、私がどう見られようと構わないけれど
音楽に出逢って救われる人が1人でも増えたらいい!その出逢いの場で全力で音楽の尊さを伝えられるように、私は存在したい!

そんな気持ちで最近私自身が楽しみながら様々な経験を積ませて頂いておりますので、毎日が充実しています。

もちろん時にその気持ちが意固地になってしまうことも否めないので、今回受賞させて頂けたことはなんだか母国の日本に守られているようなほっとした気持ちになりました。

これを励みに益々精進して行きたいと思いますし、この受賞が新しい一歩を踏み出す勇気を与えて下さいました。









本当にありがとうございました。











 
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