花火と山道と音楽とわたし

皆さんこんにちは！

スイスに戻り、第一弾のコンサートはクレズマーの野外ステージでのライブでした！

大雨でお客さん誰も来ないだろうねと話していたけれど、レインコートを着た人々で会場はみるみる人で溢れ、サウンドチェック、ライブが始まれば奇跡的に晴れ、大盛り上がりでした。

そして、スイスで待ち構えてくれていた友人たちがボート漕ぎに山登りにサッカー観戦…色々イベントをセッティングしてくれており、新倉選手の休暇の序章の幕があがりました！

しかし休暇といえども音楽家、コンサートは相変わらずあるしこの夏はついにクレズマーバンドのレコーディングも…腕は鈍らせるわけにはいきません。

また、休暇は新曲を練習する絶好のチャンスでもありますので、学生生活こそ終えましたが自分で自分に出した夏休みの宿題と課題にはきちんと向き合って充実した夏休暇にしたいと思います。

さて、涙が出るほど感動した夏休みの開幕は、湖に浮かびながらの花火に始まりました。

日本で寝る暇も惜しんで弾き続けた私 (時差があるのにいつ連絡してもヒトミは起きている…果たして身体は大丈夫なのかと心配されていました。笑) を労わる会と称して、写真家の友人が中心となりボートを借りてくれて友人数名で食べ物を持ち寄りボートピクニックからの花火鑑賞をしました。

夜22時を過ぎてもなかなか日が落ちず、花火は果たして暗闇で咲けるのかとプカプカ浮かびながら心配しておりましたが、23時半の花火打ち上げ時間になるとしっかりあたりは暗くなり、爆音と共に大輪の花火が視界いっぱいに広がりました。花火を湖に浮かびながら鑑賞するのは人生初でしたが、何より喜ばせようとしてくれた友人たちの気持ち、さらに言えば花火の爆音が苦手な私に耳栓もばっちり用意してくれている優しさに、涙がこみあげました。

そして、もう過ぎ去った5月の私の誕生日には、バンドメンバーのアコーディオ二ストのAdiとそのガールフレンドが「夏に一緒にハイキングに行こう」というプレゼントをしてくれていて、ハイキング+鱒料理 を存分に楽しんで参りました！

水分不足にならないようにと大量の水やりんご、そしてさすがスイス人でチョコレートまでをもリュックサックにたくさん詰め込んできてくれていて、ドラえもんのポケットのように(海外ではメリーポピンズのリュックと言います)、ハイキング中次々と色々なアイテムが出てきました。

優しい仲間に感謝です！

今日はまた大切な仲間とリハーサルをバーゼルで。遠回りしてしまうトラムに間違えて乗ってしまったのですが。。

6年前に初めて住んだ場所やたくさんの想い出の場所を一巡してからのリハーサルでしたので、なんだかまた素敵なリハーサルが出来ました。

そして明日からはまた特別な旅に出ます！

現地からまた更新しますね。

みなさまも素敵な夏を！！

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