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皆さんこんにちは!

新倉選手、関西国際空港からスイスへ向かう途中、フランクフルトで乗り換え待ちなうです!

昨夜は日本センチュリーさんと飯森範親さんの幕開けとなる記念すべき素晴らしいコンサートにソリストとして出演させて頂き、大変実りある、幸せな時間を過ごさせて頂きました。
オーケストラの皆さんは、若輩者の私に対しても舞台上、舞台裏のどちらでも常に温かいリスペクトを持って接して下さり、余計なストレスなく集中し充実したリハーサルをさせて頂くことが出来ました。飯森先生も新しいアイディアを与え導いて下さりながら私のこだわりを受け入れて下さり、非常に良い緊張感を持って本番を迎えることが出来ました。

 
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今回日本初演させて頂きました'祷歌'の作曲者であられます和田薫さんは、その輝かしく素晴らしいキャリアをお持ちでありながら常に謙虚でユーモア溢れるかたで、そんな和田さんの愛娘のように大切な曲を私のソロで日本初演させて頂けたことは本当に光栄で、一生の想い出となりました。

 
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また、先日も触れましたが、今回は昔からお世話になっている先輩方、長い付き合いの友人もオーケストラメンバーにいて本当に嬉しかったです。
ゲストコンサートマスターの荒井さんは以前室内楽をご一緒させて頂いて以来の再会で、今回もその温かいお人柄と情熱的で意志の強い音楽性でたくさん支えて頂きましたし、マエストロとオーケストラを繋ぐ素晴らしい導きをされていて…もう脱帽でした…!
アシスタントコンサートミストレスの松浦奈々ちゃんとは皆さんおなじみのクァルテットNatsを組んで常に一緒に切磋琢磨してきて、プライベートでも仲良しの大切な友人で(尊敬する先輩だけど)、今回舞台上に一緒にいても、客席から聴いていても彼女がオーケストラの要になっていることが感じられ、さすが!と納得しながらとても誇りに思いました。
セカンドヴァイオリンの高橋宗久くんは、高校生からの同級生でジュニアオーケストラでもずっと一緒に弾いていた仲。今回卒業以来かなり久しぶりの再会でしたが、おちゃめな性格はそのまま、でもすっかり頼もしくプロフェッショナルな音楽家になっていて嬉しかったです。
そして、ゲストチェロ首席の富岡廉太郎くんは、一つ年下ですが幼少時から毛利門下生同士で一緒で、発表会はじめマスタークラス、チェロアンサンブルやオーケストラでも何度同じ舞台に立ってきたことか…さらにスイスバーゼルへの数少ない日本人留学生同士で何度お互いの演奏を聴き合ってきたことか…大切な友人で尊敬する富岡選手との今回シューマンの2楽章のデュオは感慨深く、わたしの人生まだまだ浅いですが、28年ぶんの幸せや苦しみや悲しみを噛み締めながら演奏させて頂きました。

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後半は客席でマーラー'巨人'を聴かせて頂きましたが、シューマンでも散々素晴らしいサポートをして下さったホルンの方々の美しいハーモニーに冒頭から涙が出そうになり、低弦から湧き上がる推進力とメロディを担う楽器の美しく豊かな音色で紡ぎ出される極上のマーラーに心が震えました。こんな素晴らしい演奏会にご一緒させて頂き(しかも前半は図々しくわたし出ずっぱりで)光栄極まりないです。

また、お心遣いの行き届いた日本センチュリーの事務局やステージスタッフの皆様、バックアップして下さった森下仁丹さま、収録スタッフのみなさま、そして聴いて下さるみなさま…沢山の方々が関わってひとつのコンサートを創りあげているということを実感しました。
今回も遠いところから聴きに駆けつけて下さったみなさまに心から感謝致します。

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お客さまや団員さんから頂いたありがたき感想は心にそっとしまっておきたいと思います。

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