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皆さんこんにちは!

もう10月も終わり、日本もだいぶ寒くなってきたそうですね。
日本の富士山も、スイスのアルプスも、雪化粧してさらに美しい季節ですが風邪には気をつけて下さいね。

11月はちょこちょこ室内楽のコンサートで演奏する機会に恵まれている新倉選手、練習、リハーサル、練習、レッスン、練習…忙しくしています。

特に、昔から大ファンのオーボエ奏者のハインツ・ホリガー氏のレクチャーコンサートでドビュッシーのソナタを弾くことが先日決まり、非常に嬉しい反面新たなプレッシャーに襲われておりますすす。。

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ドビュッシーといえば、この夏ブリヂストン美術館にてドビュッシーの誕生日にドビュッシーのソナタを弾かせて頂いたばかりですが、あれから2ヶ月経ってまた曲の捉え方が変わりました。
というのも、スイスツアーの際、Visp公演の前にちょっぴり寄り道をして、有名なCillion(シヨン)城に連れて行って頂いたのですが、シヨン城内から眺めるレマン湖は淡く美しく、100種類以上はあるであろう様々な青色が重なり合い、ドビュッシーの'海'や、ラヴェルの'ダフニスとクロエ'の世界がそこに広がっていました。
ドビュッシーが楽譜に落とした音符や休符たちに、私が色をつけることを許されているのであれば、このレマン湖の青のパレットから色を選びたいな。

今回のスイスツアー中、マッジョーレ湖、ルガーノ湖、レマン湖…たくさんの青色に出会い、瑠璃色の地球に住んでいることを改めて実感したし、青い瞳を持つ人種の人々ともたくさんお話ししました。

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身体中から得たこの感覚を音にすべく、精一杯頑張る次第であります。

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