今日は皆さんにご報告が有ります。
4月より音楽事務所アスペンの所属アーティストとして活動する事になりま した。
音楽事務所に入るということがイマイチよく分かっていなかった私。
大学生の頃にEMIからCDデビューをしましたが、
あの頃はまだ方向性が定まらず、いつか留学もしたいし…
ということで今まで事務所に入らず
CDのプロデューサーが立ち上げた会社にマネジメントして頂いたりしていました。
通常であれば、コンクール優勝→レパートリーを増やしながらコンサートで経験を積む
→事務所に入る→CD発売→さらに経験を積む
みたいな流れが理想的かと思われますが、
私はというと何者でもない状態でデビューはするわ、
日本でのコンサートが軌道に乗り出したら放り出して留学するわで
かなり扱い辛い人材だと自覚しております。
しかし、CDデビューもそうでしたし今回の事務所所属の件もそうですが、
一度時期を見送りたいと失礼したにも関わらず
何年も待って私の意志が固まるまで見守って頂けたことは本当に有難いですし、
ご縁があったとしか言いようが有りません。
私は最低限の挨拶や御礼はわりときちんとしているつもりですが、
それ以外は肝心なときに面倒くさがりな人間なので、実は無礼者の類に入るかと思います。
ですが、留学を決めたころから'あまり気を遣い過ぎず、
自分のやりたい勉強を貫く私で良いのだ!'と思えるようになりました。
ですから、こうして留学して日本の皆様に伝えたいことが見えてきた今、
無鉄砲な私をフォローして下さる事務所と共に
留学しながらの日本での可能性を探して行こうと思いました。
アスペン音楽事務所自体は中学生の頃からいしかわミュージックアカデミーでお世話になり
アメリカのアスペン音楽祭に奨学生として勉強に行かせて頂いたりで、
もうかれこれ10年以上私を見守って頂いております。
また、私を担当して下さるマネージャーとは
お互いが学生時代にとある現場でご一緒したことがあったのですが、
まさかこのような形で再会するとは夢にも思っていませんでした。
素敵な女性なので、いつかこのブログやtwitterで後ろ姿だけでも…
事務所にはヴァイオリンだと神尾真由子さんやヒョンス・シンさん、
チェロはジャン・ギアン・ケラスさんやジャン・ワンさんと物凄い先輩陣で…
縮み上がる思いですしまだまだ手探りの状態ですが、
ヨーロッパ留学で学び得たものを皆様にお届けし共有出来るよう、
これまで以上に勉強に力を入れて参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。
応援し続けて下さっている皆様にとって少しでも喜んで頂けるご報告でありますように!
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