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もう昨年のことですが…

私の人生を語るうえで欠かせない、大切な親友がまた結婚しました。

涼子、佳美に続き、

皆さんもよく御存じのチェリストの清水詩織ちゃん(旧姓堀内)です!!


…詩織とは想い出が多いどころの騒ぎではありませんねぇ。

今までもこれからも、一生の親友であり、ライバルであり、仲間です。

といっても私はいつでも詩織の背中を追っていて、

いまだに「こういうとき詩織はどうするかな、なんて言うかな」

とお手本にさせてもらっています。


小学校5年生で日本に戻り、毛利先生門下となった私はそこで初めて詩織に会い、

「なんって上手なんだろう!」

と同い年ながらに感動した気持ちを今でも鮮明に覚えています。

だって小学校5年生にしてハイドンのチェロ協奏曲を完璧に弾きこなしていたんですよ、

当時練習曲しか課題でなかった私にとってそれはもうカルチャーショックでした。

私の口癖は「詩織ちゃんすごいなぁ」でした。



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毛利先生のレッスン室にはいつも小さい頃の詩織の写真が飾ってありました。

私は途中から毛利門下となったし、

アメリカやドイツを転々としていたので日本に「故郷」がない状態で

クラシック音楽を学ぶ上で海外に居たことはとても私の+の力になっていますが、

ずっと同じ場所で毛利先生の1番弟子として日本に居た詩織が

とても羨ましかったです。

いまや詩織は東京都交響楽団のチェリストとして就職し、

私はまた海外に出て留学。

本当に辿りつく場所がいつも全く違う。笑


でも、演奏も性格も正反対でありながら

普段の生活・アンサンブルでのコンタクトはお互い1番スムーズだったりして…

2人で過ごすと時間がいくらあっても足りません。

どれだけ一緒に笑い、泣き、時には離れ、そして解り合ったことか。


太陽と月みたいな私たち…おっと~だいぶ美化した表現ですが(笑)

明るくて強くて元気な詩織は私の太陽で、

詩織が居るからここまで来られたと思っています。

音楽家としても、人としても。


…余談ですが、大勢で集まっていると基本的に声の通らない私(残念)

いつも横に居る詩織が私の代わりに大きな声で私の言ったことをみんなに伝えてくれるんですよね。

今でも変わらずそうです。

あと、結婚式ではスピーチをさせて頂きましたが、泣く予定全くなかったのに

どこかの瞬間で涙腺が壊れた私。

スピーチ終了後にはなぜか詩織がぱっとマイクを持ってフォローの言葉をかけてくれました。

さすが詩織!


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ご主人様も人間的にも素晴らしいヴァイオリニスト。

詩織も誰からも愛される人ですが、ご主人様も誰からも愛され、尊敬されるかたです。

う~お似合い!

末長く、お幸せに!


ここで嬉しいお知らせです、詩織と共演するコンサートが4月にありま-す。いぇい!

そうです、東京チェロアンサンブル!

4月3日栃木公演 14:00~

4月5日東京公演 19:00~

是非是非、いらしてくださいね!


写真1:高校生のとき、わざわざチェロを持ってプリクラをとりました…ははは

写真2:小学生のときの毛利門下発表会。まだ詩織のほうが背が高かった。(笑)

写真3:結婚式の余興で、夫婦の楽器を入れ替えて演奏!


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