チェリスト、クリスティーナ・ワレフスカさんの36年ぶりの日本ツアー。
池袋と武蔵野に追っかけしてきました!!
池袋の芸術劇場では協奏曲(チャイコフスキーのロココ)、武蔵野市民文化会館ではリサイタル、
両日とも本当に素晴らしく、おなかいっぱいです…!!!
ワレフスカさんの現在のはっきりとした年齢は分かりませんが、
だいたい60歳くらいの女流チェリストでいらっしゃいます。
21歳のときフィリップスレーベルからデビュー、全国各地で活躍されています。
日本では女流チェリストといったらデュプレが有名ですが、
世界ではEMIのデュプレ、フィリップスのワレフスカと呼ばれるほどの人気だそうです。
ワレフスカさん、舞台に登場するときのパステルカラーの衣装に包まれてのチャーミングな笑顔からは
想像もつかないほど力強い骨太の演奏なのです。
南米での活動期間も長く、そこの地でよりいっそうワレフスカさんの独特な魅力的な音色、
ゆるぎない音楽の芯を固めたように感じましたし、
プログラムの中でも特に印象的でした。
生でワレフスカさんの演奏を聴くことが出来たのは初めてですが…
ワレフスカさんの生きざまを見た!!というかんじでした。
私は、チェリスト、ダニエル・シャフランの大ファンでありますが、
なんだかワレフスカさんから似たようなものを感じました。
共演者であるロココでの東京ニューシティ管弦楽のみなさま、リサイタルでのピアニスト齋藤雅広先生も、
ワレフスカさんの音楽に全身全霊で寄り添っておられて、
ワレフスカさんの持ち味、音楽の幅、重厚さを際立たせていらっしゃいました。
(ちなみにリサイタルは、先日私も共演させて頂いた齋藤先生からお誘い頂き
聴きに行くことが実現したのでした。齋藤先生ありがとうございました!!)
私には、ワレフスカさんはまるでチェロを持った魔法使いに見えました。
「チェロを弾く」ということにとらわれていなくて、魔法を唱えるかのように音楽を歌うのです。。
私も魔法を使えるようにならないと!
…元ゲーマー発言しても良いですか。
私は今「ホイミ」レベル。(メンバーの一人のHP30回復)
ワレフスカさんくらいになると「ベホマズン」ですね。(メンバー全員のHPを完全回復)
もっと良い表現ないかな。。伝わると良いんだけど…笑
そして、私も良い歳のとり方をして、
息の長い音楽家で居たいと強く想いました。
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