発行:2023年9月26日


亡くなった人気作家だった叔母の著作権を相続した姪の元に未発表の遺作の出版の話が舞い込む。若かりし叔母と思わしき主人公とそれを取り巻く濃厚な人間関係。叔母を長年担当した編集者はこの遺作には削除されたエピソードが存在すると云う。叔母の遺作、この作品と同名の『鏡の国』の原稿を主人公である姪と共に読み進めながら作品に込められた秘密を読み解いて行きます。


社会情勢や人間同士の関わり方の変化は多様性の尊重を正義としながらも、ネット社会やSNSの浸透でむしろ不寛容や断絶が深まっている様に感じで仕方がない。無自覚な価値観の押し付けは知る事で解消に向かう一方で間違った思い込みと稚拙なコミュニケーション力とネットと云うツールで増大している面も否めない気がするなぁ。


朝採り枝豆🫛とり納め。即茹で上げ。

朝採りで時間を置かずに茹で上げる、この手順は最強です。


美味い〜❗️コリャ昼からビールの誘惑に勝てるかなぁ?



発行:2023年11月6日


高校生達の日常に巻き起こる心の揺らぎ、多くは好きな異性に関わる事。そんな日常生活の場面を集めたショートショート集と言ったかんじです。 何気に初めてピックアップした作家さんでしたが思いがけなく知らない様々な情報に触れる機会を戴きました。


著者名の横に小さくあるジャルジャル。これは作者さんがコンビを組んでいるお笑いコントユニットの名前でした。聴いた事も観たことも無い。当然YouTubeで検索して観ましたよ彼等のコント。それなりに売れてるユニットらしい。おおっ!同じ大学の後輩じゃん。そしてこのショートショート群の初出は、、?なんと読売新聞中高生新聞連載でした!刹那的である時期に浮かび淡くも消え去る青春の1ページの様なシーンを忘却する事なく削り出しているのに感心させられました。