発行:2022年4月10日
人はいつでも自分自身の生き様に苦悩する其れはその生きた時間長さにに関わらず。過去のあの日あの時、自分の振る舞い、そして現在の自分の人生の有り様。無自覚に生き続ければそれまでだがある日ふと振り返り気付かされる瞬間が来る。更にその気付きに蓋をして今を過ごし続けるのかそれとも変化への一歩を踏み出すのか、どちらもそんな簡単では無い。
各章の表記が第一幕から五幕と表記されて居てリア王、三人姉妹、サロメにシラノ・ド・ベルジュラック、人形の家と古典的舞台の台詞と共にそれぞれの人生が展開して行き終幕で交錯する。人生の最終盤をゴールドサンセットに照らされるか否かはその人次第。そして何がゴールドサンセットであるかも様々。
この世は全て舞台、男も女も大人も子供も全て役者に過ぎない。
少しと取り付き難いけど深く読ませて戴きました。