発行:2025年7月18日
ふとした偶然から世界的な著名チェリストに師事した少年がやがて世界コンクールに挑む物語。様々な事情を抱えたコンテスタント達の人生を投影するかのようなチェロの音色が響いて来そうな感じです。前作デビュー作?かな?で角川春樹文学賞を受賞されている様です。その作品が江戸襖絵の修復にあたる若者達の姿との事で絵画から今度は音楽へとアート系の作品を得意とする作家さんなのかも知れませんね。
発行:2025年7月18日
ふとした偶然から世界的な著名チェリストに師事した少年がやがて世界コンクールに挑む物語。様々な事情を抱えたコンテスタント達の人生を投影するかのようなチェロの音色が響いて来そうな感じです。前作デビュー作?かな?で角川春樹文学賞を受賞されている様です。その作品が江戸襖絵の修復にあたる若者達の姿との事で絵画から今度は音楽へとアート系の作品を得意とする作家さんなのかも知れませんね。
発行:2025年10月10日
臓器移植を中でも脳死判定後、ドナーの動いている心臓を取り出してしか実施出来ない心臓移植を巡るお話です。理屈では理解していても突然見舞われる家族の不幸を前に本人のドナーの承諾書があっても激しく心揺さぶられる残された家族の思い。
臓器コーディネーター達の役割と苦悩。日本における臓器移植医療の現状と問題点。沢山の事柄が浮き彫りとなる作品です。
私もドナーカードを持っているけれども、もはや古希を迎え、酒を毎晩の様に嗜み不摂生極まり無い私の内臓なんて使い物にならないかもね。
発行:2025年8月26日
新刊本コーナーで手あたり次第にピックアップした本の一冊。どうもコレがデビュー作な感じで、群像新人文学賞を受賞されてるようです。今年30歳から31歳に向かわれる方です。 新聞か何かの校閲を仕事にして居るアザミと云う女性が主人公のお話です。
へーっ、現代の若い女性たちってこんな事を日々気にしながら生活しているのか?などと妙な事が気になりながら読了しました。ネットニュースが気になり、Xに投稿された記事、上位に投稿された記事と其れにリポストされるコメントを際限なく読み込んでしまう自分。そして遂には自身もコメントを書き込む。一度コメントを書き込むと今度は自分のコメントに対する肯定的なコメント、否定的なコメントが気になって仕方なくなる。
実生活での対人では異常なまでに相手を意識する一方、沈黙や場の空気を優先させる余り意味の無い同意や頷き、合いの手に終始しながら、やった側から自分の行動に後悔を感じ続ける。
異常なまでに他人の目を気にするこの生活に、こんなん疲れてたまんないだろうと思う。現代の若い子達ってこんな風に日々過ごしているの?それとも特殊な人のお話か?
と思ったので本の内容をかいつまんで奥さんに話してみたらこの主人公の心境分からなくは無いと云う。ネットとの関わり方は別にして、別段若い人の話でも無いのかとも思う。