発行:2024年12月10日
本題名作を含めて短編5篇が納められて居ます。明治維新以降、明治、大正、昭和と進む歴史の中で、天皇家、皇族、宮家、華族に生きた人々が婚姻を巡りどの様に思い何を語ったのかが小説として描かれて居ます。これまで余り知らない世界の話でしたが大変興味深く読みました。参考文献が多数出てくる事からこれ迄も事実として文献資料的には流布されて居た事実なのでしょうが、改めて小説として描かれた事により私なども読んでみようと思っただけにこの本の役割は大きいと思います。
側室が居て綿々と続いて来た宮家があり支えられて続けて来た万世一系の天皇制が西欧化の中で大正、昭和へとどう揺れ動きその中で生きた女性たちは何を思い生きて来たのか。
僅か150年足らずの間に起こった事なのに皇室に関わる事だからか私はこれまで余り知らずに来た。しかしでもその時代時代では皇室の事ながら国民上げての関心事項になっており侃侃諤諤の議論を読んで居たと言う事実が面白い。



