江戸の天保時代創業であり、その染色技術を受け継ぐ竺仙のゆかた。社長秘書の児島様から、いろいろな生地や模様を見せて頂きました。

ゆかた生地 …木綿の紺白でぬぐい地のような、保湿力、吸収力抜群の昔ながらの生地から、シャリ感のある高級麻タイプまで。

ゆかた模様 …細密な柄で全身に広がるタイプから、紺×白のはっきりしたタイプ、刷毛目に流麗な模様の”粋”タイプまで、さまざまです。              …紺白だけでなく、藍(紺よりわずかに黄身がかる)や、グレー、ベージュ地にうす紫など、絶妙な味が持ち味。

 お店            昔ながらの浴衣生地 梅柄が可愛い

        

刷毛目の高級地、下段は半幅帯    手拭、風呂敷      

             

 

着方)ゆかたの帯 …ふつう浴衣には半幅帯と思いがちですが、某有名女優さんはいつも名古屋帯でお召しになっているとのことです。生地の格にもよりますが、とらわれなくても良いようですよ。

 

ご来店には予約が必要です(9~15時まで)。TEL、0120-558-529  担当・児島様         メール kojima@chikusen.co.jp               

基本は平日、月曜~土曜9時~16時     交通)メトロ三越前駅 から歩いて5分位

 

  江戸の衣装と暮らし研究家   文と絵  菊地ひと美

 絵) 日本橋再開発に起用された絵は、江戸東京博物館前の外通路に拡大版で展示中。

    国立劇場の「伝統芸能絵巻」制作。 NHK大河『晴天を衝け』の8話結婚の時代考証

 著書)「江戸の衣装と暮らし解剖図鑑」(エクスナレッジ)新刊「江戸で部屋さがし」(講談社)重版