シルプルで心地よい暮らしに憧れる

元々、モノは絞っていて少ない方だ


転居を機に、それをオシャレにしてみたいと思う


けれど、ここが終の住処になるわけではないしな、とも思う


ダウンサイズ転居、リビング以外は

どの家具も絶妙にサイズが合わない


此処に住む期間のためだけに新しい家具を買い直す余裕などない


こちらは今年から高校生になる子と

来年には大学に進学するであろう子がいるのだ


退職金もない契約社員

老後のことだって頭をよぎる


そうやって流されて、憧れの暮らしが遠のくのか?


焦らない

焦らない


なんでも白か黒か、早くに結果を求めるのは

私らしい…けれどもうそれは緩めていこう


ちょっとずつ整えていこう

諦めないで、流されないで、飽きないでやろう

転居による役所手続き、金融機関・保険の異動。


それに並行して息子の高校入学準備。


来年の今頃は。

娘の大学進学で入学準備しているのだろう。

(今のところ息子は就職希望だから)

入学準備という親業はあと2回。


今まで追われるように、責任感でやっていたことが

しみじみと「させてもらっている」

息子に関してはこれが最後なのだと噛み締めて。


娘の時は何も出来なかった。

施設の職員さんがやっていたし、

私は休職中→復職プログラム中(年内の有給付与もなし、欠勤したら次年度契約更新なし)。

警察で身柄付き保護して頂き別れた日からの1年間は、

お互いの立て直しの時間だったから。

来年、彼女の入学準備は高校が出来なかったことを思い出しながら泣くんだろうな。


それぞれ生後7ヶ月と生後6ヶ月で保育所に入所。

あれから17年。最後の入学準備。


本当に色んな事があって

子育てが楽しかったとか幸せだったとは言えないけれど。

かけがえのない時間だった。

責任感だけではなくて、

成長を喜びながら準備できる2026年3月の夜。

毎日、やることリストに追われてはいる。


まだ転居で乗り換えたプロバイダのルーター返却できていないし。

ダウンサイズで収まりきらない荷物たちに思考をとられ。


今日だって市役所に転入手続き行かないと。

ひとり親で、障害者で、

子どもは施設入所が1人と障害者が1人。

いくつもの課を回らなければならない半日作業。


なので息子の合格発表は頭の片隅に。


仕事の合間に緊張も不安もなく、結果確認。



「合格」


おー!やったな!おめでとう!

支えて下さる関係各所に連絡。

(手続きが多いということは、それだけ多くのご支援を賜りながら生活しているということ)


午後から有給をとり市役所で手続き。

お昼前に入庁したのに、夕方までかかる。

他にもいくつか所用をこなし。


感傷に浸ることも、感慨に耽ることもなく。


それでも春が来た。

長い長い冬だった。

また季節が巡り、辛い時期もあるのだろうけれど。

はじまり。息吹。

とりあえず、一息。



人から求められると素直に嬉しい。

自分の力が誰かの役に立っているのだと感じられる。


自分に出来ないことをやって貰えるのは有難い。

そうやって少しずつでも生活が整うと、

自分だけの力で生きているわけではないのだと実感する。


毎日が、人生がこうやって紡がれてきたのだとしみじみ思う。

間取り、広さともにダウンサイズの引越しで

荷物が全て片付いたわけではないけれど。


息子の合格発表もまだだけど。


世相が穏やかでなく、職場はバタついているけれど。


これまで経験したことのないような

穏やかで静かな時間が流れている。


もしかしたら。

こんな時間は以前にもあったのかもしれないけれど。

服薬のおかげなのか、

私自身が変化したのか

心の中が凪の状態。

頭の中が静か。