<男女平等度ランク>『今日の生活視点(2012.10.25)』【0538+0086】
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【イベント情報】
『しあわせ再発見! 子育てがっこう プロジェクト in KOBE』
第1回(10/6) 第2回(10/20) 満員御礼!!
次回は、大阪・神戸で開催予定。ご依頼もお待ちしています!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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今日は、10月25日(木)です。
【今日のラインナップ】
●男女平等度ランク
●編集後記
では、今日も、早速はじめさせていただきます。
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<男女平等度ランク>『今日の生活視点(2012.10.25)』【0538+0086】
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【男女平等度ランク(今日の生活視点)】
世界経済フォーラムは24日、世界135か国を対象に、社会進出などでの男女平等
の度合いを比較したランキングを発表しました。
1位はアイスランド。2位フィンランド、3位ノルウェーと北欧諸国が続いたが、日
本は101位で、昨年の98位から順位を落とした。
ランキングは、男女間の雇用格差、教育機会、平均寿命、政界進出などを指数化。日
本は、企業や官庁の女性幹部のほか、女性国会議員が少ないことが順位低迷の要因。
米国は22位、中国は69位、韓国は108位だった。(読売新聞)
私は、昨年度、兵庫県男女共同参画センターで6ヶ月に渡り、こういった問題につい
て学んできました。その中で、思うことを伝えたいと思います。
企業や官庁の女性幹部が少ないというのは事実です。これは幹部になる年齢になった
時点で、女性は退社していることが多いという事実があるからです。妊娠した時点で、
約8割の女性が仕事をやめます。つまり、この時点で、女性幹部は、男性に比べ5分
の1しか生まれないことになります。さらに、残った2割の女性が、幹部にふさわし
いかどうかとなると。。。現実的に、現在のような格差が生まれるのです。国会議員
についても同じことが言えると思いいます。
女性の社会進出を進める方法は、いくつか考えられます。まずは、女性自身の意識を
変化させることでしょう。結婚して主婦になる、仕事を辞める、そういった考えは、
改めることです。もちろん、男性自身も考えを改める必要があることは言うまでもあ
りません。
次に、仕事を続けられる社会システムを再構築すること。さらに、子育てで仕事を一
旦やめた後、キャリアを維持し、再び社会に出ていくシステムを構築することです。
結局、男性や女性の意識改革が再優先課題です。男の子だから、女の子だからという
のは、どの世代にも残っている考え方です。それはそれでいい面もありますが、これ
から必要なのは、まさに共同することです。男女共同参画は、女性運動を連想するか
もしれませんし、あくまでも男女平等を訴求する運動と受け止められるかもしれませ
んが、現実的には、互いの優れたところを社会に生かしていくためのシステムづくり
だと思います。
最後に、北欧の国と日本を比較することには、あまり意味はないと思います。文化も
文明も違いますから。ランキングに関係なく、男女ともに充実した社会づくりを目指
せばいいんです。。。
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【編集後記】
世の中、何もかも、順位を付けるのが大好きですね。偏差値、内閣支持率、○○ラン
キング。。多様化が進む中でも、何か1つの基準によってランク付けされることは、
日常的に行われています。
さて、このランク付けですが、基準が変われば、当然ランク付けも変わります。統計
のマジックというのも有名な話です。
例を出すと、A進学塾はトップ校に50人合格させ、B塾は1人合格。この場合、保
護者としては、A進学塾を選択することでしょう。しかし、ここで統計のマジックが
発生しています。例えば、A進学塾は2000人のうち50人、B塾は20人で1人
だったとするとどうでしょう? B塾の方が2倍の合格率になります。どうですか?
それと、進学塾にはもともと優秀な生徒が集まってきます。入会の時点で優秀なので
す。
ランキングはある意味必要ですが、それに惑わされぬよう。。。
では、いつも、ワクワク・ドキドキで! ありがとうございます。
by 浅田 哲生
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第1回(10/6) 第2回(10/20) 満員御礼!!
次回は、大阪・神戸で開催予定。ご依頼もお待ちしています!
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今日は、10月25日(木)です。
【今日のラインナップ】
●男女平等度ランク
●編集後記
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【男女平等度ランク(今日の生活視点)】
世界経済フォーラムは24日、世界135か国を対象に、社会進出などでの男女平等
の度合いを比較したランキングを発表しました。
1位はアイスランド。2位フィンランド、3位ノルウェーと北欧諸国が続いたが、日
本は101位で、昨年の98位から順位を落とした。
ランキングは、男女間の雇用格差、教育機会、平均寿命、政界進出などを指数化。日
本は、企業や官庁の女性幹部のほか、女性国会議員が少ないことが順位低迷の要因。
米国は22位、中国は69位、韓国は108位だった。(読売新聞)
私は、昨年度、兵庫県男女共同参画センターで6ヶ月に渡り、こういった問題につい
て学んできました。その中で、思うことを伝えたいと思います。
企業や官庁の女性幹部が少ないというのは事実です。これは幹部になる年齢になった
時点で、女性は退社していることが多いという事実があるからです。妊娠した時点で、
約8割の女性が仕事をやめます。つまり、この時点で、女性幹部は、男性に比べ5分
の1しか生まれないことになります。さらに、残った2割の女性が、幹部にふさわし
いかどうかとなると。。。現実的に、現在のような格差が生まれるのです。国会議員
についても同じことが言えると思いいます。
女性の社会進出を進める方法は、いくつか考えられます。まずは、女性自身の意識を
変化させることでしょう。結婚して主婦になる、仕事を辞める、そういった考えは、
改めることです。もちろん、男性自身も考えを改める必要があることは言うまでもあ
りません。
次に、仕事を続けられる社会システムを再構築すること。さらに、子育てで仕事を一
旦やめた後、キャリアを維持し、再び社会に出ていくシステムを構築することです。
結局、男性や女性の意識改革が再優先課題です。男の子だから、女の子だからという
のは、どの世代にも残っている考え方です。それはそれでいい面もありますが、これ
から必要なのは、まさに共同することです。男女共同参画は、女性運動を連想するか
もしれませんし、あくまでも男女平等を訴求する運動と受け止められるかもしれませ
んが、現実的には、互いの優れたところを社会に生かしていくためのシステムづくり
だと思います。
最後に、北欧の国と日本を比較することには、あまり意味はないと思います。文化も
文明も違いますから。ランキングに関係なく、男女ともに充実した社会づくりを目指
せばいいんです。。。
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【編集後記】
世の中、何もかも、順位を付けるのが大好きですね。偏差値、内閣支持率、○○ラン
キング。。多様化が進む中でも、何か1つの基準によってランク付けされることは、
日常的に行われています。
さて、このランク付けですが、基準が変われば、当然ランク付けも変わります。統計
のマジックというのも有名な話です。
例を出すと、A進学塾はトップ校に50人合格させ、B塾は1人合格。この場合、保
護者としては、A進学塾を選択することでしょう。しかし、ここで統計のマジックが
発生しています。例えば、A進学塾は2000人のうち50人、B塾は20人で1人
だったとするとどうでしょう? B塾の方が2倍の合格率になります。どうですか?
それと、進学塾にはもともと優秀な生徒が集まってきます。入会の時点で優秀なので
す。
ランキングはある意味必要ですが、それに惑わされぬよう。。。
では、いつも、ワクワク・ドキドキで! ありがとうございます。
by 浅田 哲生
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