今日は七夕
古来からの暦では
8月に行われることも多く

織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)の
位置も変わるのでしょうけれど

私にとっての七夕🎋は
ずーっと前から この7月7日

この七夕が父の誕生日なので

やはり 7月7日が馴染み深いのです



万葉集に大伴家持が

七夕🎋を詠んだ歌があります


織女(たなばた)し
舟(ふな)乗りすらし
まそ鏡
清き月夜(つくよ)
雲立ちわたる




ことば書きには

天平十年(天平十年:西暦738年)七月七日の夜
獨(ひと)り天漢(あまのがわ)を
仰いで聊(いささ)かに懐(おもい)を述べる一首とあり

冴え渡る月夜に横たわる天の川に
織女(たなばた)が舟で漕ぎ出す様子を
詠んでいます

鏡のように清らかな月
立ち渡る雲

下界では 曇りでも雨でも
天の川のあたりは きっと静かで穏やかな流れ


今年の誕生日は 父と共に祝うことが出来ない
はじめての 7月7日です

牽牛と織女ように一年に一度ではなく
今は 母と共に

清らかな月夜を 眺めていてくれることと

厚い雲に覆われた今日の下界から
懐かしくありがたく 見上げることにします

よき七夕🎋の宵をお過ごしください