暗黒時代に光が差した瞬間 | 準富裕層への道〜世帯年収700万円台でもいける気がするブログ〜

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小学生レベルのしょうもない話をお腹抱えて笑い転げるような日常が大好きです。主婦スキルは低め。得意なことは貯金かな。お金を上手く使えるようになりたいです。
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アラフォーママ みよですニコニコ


よろしくお願いいたします流れ星あしあと


私の母は認知症でした。


母は認知症初期の段階で私の事を忘れてしまいました。

兄や姉の事は覚えているのに私だけ忘れられてしまいました。


認知症も後期に入ると、母はトイレもご飯の食べ方も忘れてしまいました。



壁に枕を押し付けて理解できない行動が出てきたり

ないものが見えたり聞こえたりするようでした。


もう、母の頭の中には何も残っていない。


私の事が分からなくても良いから、ただ一緒にご飯食べたり、お花見て笑ったり。

そんな日常を返してほしかった。


 


母は身体が元気な認知症だったので

目を離すことができませんでした。


ずっと監視していました。

堕ちてゆく母を見守るのはとても辛いことでした。


ある日、いつものように母を監視していました。


すると母が、なにもない場所を見つめながら

母「みよ(私のこと)、こりゃ。」

って言ったんです。


私の記憶がふわっと蘇りました。


母は、私が小さい頃いたずらをしたら、そうやって私の事を優しく叱ってくれていました。


母の頭の中に、ちゃんと私はいたんです。


母の介護中、辛い事がたくさんありましたが、母の発してくれたこの一言のおかげで私は救われました。




お母さんありがとう。


 

 


 

 

最後までお読みいただきありがとうございましたニコニコ