認知症の母が200万円で購入したもの | 準富裕層への道〜世帯年収700万円台でもいける気がするブログ〜

準富裕層への道〜世帯年収700万円台でもいける気がするブログ〜

小学生レベルのしょうもない話をお腹抱えて笑い転げるような日常が大好きです。主婦スキルは低め。得意なことは貯金かな。お金を上手く使えるようになりたいです。
金融資産5000万円以上を目指します。
仲良くしてください。


数あるブログの中からこちらにお越しいただき本当にありがとうございます


アラフォーママ みよですニコニコ


よろしくお願いいたします流れ星あしあと


母は数年前に亡くなりましたが認知症がありました。


怒りっぽくなったり

冷蔵庫の中に同じものがたくさん入っていたり

料理が苦手になったり

簡単な伝達が出来なくなったり

家計簿が分からなくなったり


私は母と同居していたので変化に気づいてはいましたがそれが認知症のはじまりだとは思っていませんでした。


私が、うっすら母がおかしいなと思い始めた時から1年ほど経った頃、父も母がおかしいと思うようになり、脳神経外科を受診したところ認知症の診断を受けました。


母が認知症になって大変なことや辛い事は多かったですが、良かった事もありました。


認知症になる前の母は、我慢が多く本当の気持ちが分かりづらい人でした。


でも母は認知症になってとても素直になりました。

嬉しい事は嬉しい、嫌なことは嫌とはっきりと言うようになりました。


母は認知症の診断を受けて自分の死が迫っていることを自覚したのでしょう。父に必死にお願いしていました。


母「新しいお墓がほしい。お墓の整理をちゃんとしてほしい。今あるお墓に入るのは嫌。」


母は泣きながら父にお願いしていました。


父「お前、そんな事で悩んどったんか。分かった、ちゃんとお墓の整理して、新しく墓作り直そう。」


そう言って父はお墓に関わっている親戚にしっかり話をつけました。

そして夫婦で複数あったお墓を整理し、新しいお墓を建て直しました。お値段ぴったり200万円です。母のお金で支払いしていました。


母はとても喜んで、スッとした顔をしていました。


母がちゃんとお墓の準備が出来たのは、認知症のおかげだったんじゃないかなと私は思います。認知症が母のなんでも我慢してしまう性格を変えてくれたから、母はちゃんと父にお願いできたんだと思います。




それから何年か経ち、母はお墓を建て替えた事を忘れて、自分の口座から200万円減っているのを見て大騒ぎしていました驚き


それが認知症ですピンク薔薇




認知症の母にプレゼントしたお花。
「わあ、きれいやねえ。こんなお花もらったのはじめてやわ〜ありがとう。」
とても喜んでくれました。
はじめてじゃないけどね笑

最後までお読みいただきありがとうございましたニコニコ

忘れがちな父の日に