親の死に目に会えなかった理由 | 準富裕層への道〜世帯年収700万円台でもいける気がするブログ〜

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お母さん、息が止まっています


母のいる施設からそう電話がかかってきました。


その日のことを鮮明に覚えています。

土曜日の21時35分


子ども達はもう寝ていて、夫婦で味噌鍋を食べていました。

普段あまりお酒を飲まないのですが、その日は妙な達成感があって夫婦で缶酎ハイを飲んでいました。


そんなタイミングで私の携帯に母の施設から着信

こんな夜遅い時間に施設から電話なんて初めてのことでした。



 


施設「お母さん、息が止まっています」


私「え?」


施設「亡くなられているみたいです」


私「…。どうしたらいいですか?」


施設「お母さんまだ温かいので、できるだけ早く来てください」


突然すぎて理解できず涙も出ませんでした。




この時、昔母によく注意されていた事をふと思い出しました。

「夜に爪切ったら親の死に目に会われへんで。」



お母さん真剣な顔で言うてたもんな。

お母さんの死に目に会われへんかったのは私がお母さんの言う事聞かへんかったから?


後悔しています。

私は大変な事をしてしまった。