先日地震が起きたときにする行動、してはいけないことを書きました。
詳しくはこちら↓
こちらの記事では地震のみを想定し、二次災害は主に火事についてだけ言及しました。
しかし地震の二次災害は火事だけではありません。
地震が起きたときの死因の多くは津波による溺死なのです。
東日本大震災では死者の9割以上が溺死でした。
それくらい津波は危険なものです。
今回はそんな津波を想定して避難の時の行動を記事にしたいと思います。
津波の避難で大事な考え方
津波がある地域でもまずは地震から身を守ることが大事です。
揺れている間は動くと危険なので注意しましょう。
揺れが収まったらすぐに避難しましょう。
水とか避難グッズもすぐ取れる位置にあるならいいですが、一階にいて二階までわざわざ取りに行くくらいならそのまま逃げたほうがいいです。
場所によりますが、早ければ5分かからず津波が押し寄せます。
津波警報が出ていなくても強い揺れの場合はとりあえず逃げましょう。
津波が本当に来なくてもいいです。
避難して何もなかったっていうのが一番平和なんです。
大丈夫だろうと思って避難せず津波に巻き込まれるというケースはかなりあります。
もう一つ注意したいのが、正常性バイアスと多数派同調バイアスです。
正常性バイアスは異常事態の時にこれは正常だと自分を抑制する心理状態で、
多数派同調バイアスは自分以外に多数の人がいると、とりあえず周りに合わせようとする心理状態のことです。
「みんなが避難していないから避難しなくても大丈夫だろう」
「みんなが避難してる場所だから安全だろう」
津波ではこういう考えが命取りとなります。
避難場所について
避難場所は海から遠い場所ではなく、高い場所に逃げましょう。
遠くて高い場所ならなお良いですが、移動できる時間は長くて30分です。
その時間で津波の来ない距離逃げるのはかなり難しいです。
なので、遠くに行くよりも自分が居る場所から近くて高い場所に行くのが正解です。
避難場所は以下の条件を満たす場所が良いです
場所:高台が一番良い、近くになければ避難ビルなどの高い建物が良い
高さ:建物であれば4階以上の高さがあるもの
構造:鉄筋コンクリート等の頑丈なもの、木造は小さい津波でも倒壊するのでNG
避難場所までの移動で大事なこと
避難するときは徒歩で移動しましょう。
地震が起きた後は信号が消えていたり、電柱や木が倒れていたり等、渋滞が起きやすく立ち往生しやすいです。
また車に乗った状態で津波に飲まれてしまうと、水圧で車から出られなくなってしまうので、そこも注意してください。
万が一車内で津波に巻き込まれそうになったら窓を開けましょう。
扉は空けても閉まってしまいますが、車の窓は閉まらないので車内から出ることができます。
避難経路はなるべく川から離れた場所を選びましょう。
川は遮るものがないため、津波が早く到達します。
そのため沿岸の市街地より川沿いの内陸の方が、津波が早く到達することもあります。
海から遠いから安全というわけではありません。
津波警報について
少し余談ですが、津波警報についてもお話しておきます。
津波警報では、「○mの津波が来ます」という風に伝えられることがあります。
東日本大震災では3mの津波が来ると計歩で流れたそうです。
しかし実際に来た津波は10m以上でした。
警報はあくまで予測ですので、それ以上の津波が来ることもあります。
また、30cmの津波でも人間は流されます。
津波の高さが低いからといって、逃げなくていい理由にはなりません。
警報が流れたら必ず非難しましょう。
まとめ
l まずは地震から身を守る
l 揺れが収まったらすぐに避難する
l 避難場所は高くて丈夫なところへ、遠くより高く
l 避難は徒歩
l みんなが逃げていなくても危ないと思ったら逃げる
l 警報はあくまで予想、自然はその予想を簡単に超えてくる
長く書きましたが、いかがだったでしょうか。
この機会に自分の住んでいる地域の避難場所を確認してみてください。
記事に書いてある内容を意識してみると、今までと違って見えてくると思いますよ。
http://www.jichiro.gr.jp/jichiken_kako/report/rep_miyagi36/04/0405_jre/index.htm
https://tokusuru-bosai.jp/refuge/refuge04.html