先日地震が起きたときにする行動、してはいけないことを書きました。 

詳しくはこちら

 

 https://ameblo.jp/hitoh6485

 

 

 

こちらの記事では地震のみを想定し、二次災害は主に火事についてだけ言及しました。

 

しかし地震の二次災害は火事だけではありません。

 

地震が起きたときの死因の多くは津波による溺死なのです。

 

東日本大震災では死者の9割以上が溺死でした。

 

それくらい津波は危険なものです。

 

今回はそんな津波を想定して避難の時の行動を記事にしたいと思います。

 

 

 


 

 

津波の避難で大事な考え方

津波がある地域でもまずは地震から身を守ることが大事です。

 

揺れている間は動くと危険なので注意しましょう。

 

揺れが収まったらすぐに避難しましょう。

 

水とか避難グッズもすぐ取れる位置にあるならいいですが、一階にいて二階までわざわざ取りに行くくらいならそのまま逃げたほうがいいです。

 

場所によりますが、早ければ5分かからず津波が押し寄せます。

 

津波警報が出ていなくても強い揺れの場合はとりあえず逃げましょう。

 

津波が本当に来なくてもいいです。

 

避難して何もなかったっていうのが一番平和なんです。

 

大丈夫だろうと思って避難せず津波に巻き込まれるというケースはかなりあります。

 

 

 

もう一つ注意したいのが、正常性バイアスと多数派同調バイアスです。

 

正常性バイアスは異常事態の時にこれは正常だと自分を抑制する心理状態で、

 

多数派同調バイアスは自分以外に多数の人がいると、とりあえず周りに合わせようとする心理状態のことです。

 

「みんなが避難していないから避難しなくても大丈夫だろう」

 

「みんなが避難してる場所だから安全だろう」

 

津波ではこういう考えが命取りとなります。

 

 

 

避難場所について

 

避難場所は海から遠い場所ではなく、高い場所に逃げましょう。

 

遠くて高い場所ならなお良いですが、移動できる時間は長くて30分です。

 

その時間で津波の来ない距離逃げるのはかなり難しいです。

 

なので、遠くに行くよりも自分が居る場所から近くて高い場所に行くのが正解です。

 

避難場所は以下の条件を満たす場所が良いです

 

 

 

場所:高台が一番良い、近くになければ避難ビルなどの高い建物が良い

 

高さ:建物であれば4階以上の高さがあるもの

 

構造:鉄筋コンクリート等の頑丈なもの、木造は小さい津波でも倒壊するのでNG

 

 

 

避難場所までの移動で大事なこと

 

避難するときは徒歩で移動しましょう。

 

地震が起きた後は信号が消えていたり、電柱や木が倒れていたり等、渋滞が起きやすく立ち往生しやすいです。

 

また車に乗った状態で津波に飲まれてしまうと、水圧で車から出られなくなってしまうので、そこも注意してください。

 

万が一車内で津波に巻き込まれそうになったら窓を開けましょう。

 

扉は空けても閉まってしまいますが、車の窓は閉まらないので車内から出ることができます。

 

避難経路はなるべく川から離れた場所を選びましょう。

 

川は遮るものがないため、津波が早く到達します。

 

そのため沿岸の市街地より川沿いの内陸の方が、津波が早く到達することもあります。

 

海から遠いから安全というわけではありません。

 

 

 

津波警報について

 

少し余談ですが、津波警報についてもお話しておきます。

 

津波警報では、「○mの津波が来ます」という風に伝えられることがあります。

 

東日本大震災では3mの津波が来ると計歩で流れたそうです。

 

しかし実際に来た津波は10m以上でした。

 

警報はあくまで予測ですので、それ以上の津波が来ることもあります。

 

また、30cmの津波でも人間は流されます。

 

津波の高さが低いからといって、逃げなくていい理由にはなりません。

 

警報が流れたら必ず非難しましょう。

 

 

 

まとめ

 

l まずは地震から身を守る

 

l 揺れが収まったらすぐに避難する

 

l 避難場所は高くて丈夫なところへ、遠くより高く

 

l 避難は徒歩

 

l みんなが逃げていなくても危ないと思ったら逃げる

 

l 警報はあくまで予想、自然はその予想を簡単に超えてくる

 

 

 

長く書きましたが、いかがだったでしょうか。

 

この機会に自分の住んでいる地域の避難場所を確認してみてください。

 

記事に書いてある内容を意識してみると、今までと違って見えてくると思いますよ。

 

 

 

http://www.jichiro.gr.jp/jichiken_kako/report/rep_miyagi36/04/0405_jre/index.htm

 

https://tokusuru-bosai.jp/refuge/refuge04.html

 
 


 ここ最近、自然災害が増えています。台風、地震、津波、土砂崩れetc
 

今年も台風21号や大阪の地震で大きな被害が出ました。その中でも特に大きな被害をもたらすのが地震です。そこで今回は家にいる時に地震が起きたら何をするべきかをまとめたいと思います。

 

 

 

地震が起きたときに大切なこと

 

大きな揺れがあったときにまず考えることは自分の身を守ることです。当たり前ですけど一番重要です。ではどう守るのが良いか。色んな避難場所を考察してみました。

 

 

 

机、テーブルの下

 

良い点:家具や食器などから頭や身を守れる

 

悪い点:コンクリートの建物だと天井が落ちてきたときにつぶされてしまう。家具に囲まれて出れなくなる恐れがある。

 

 

 

トイレ、風呂場

 

良い点:古い家だと柱の間隔が狭く、強度が高いので崩れにくい

 

悪い点:最近の家だと強度の違いは大差がなく、また地震の規模が大きいと壁に挟まれる危険性もある。

 

 

 

命の三角スポット

 

命の三角スポットは、家具の横にできる安全地帯です。

 

良い点:大きい家具の横に小さくなっていれば、隙間ができて助かった例がある。

 

悪い点:家具が飛ぶほどの大きな地震では無意味

 

メリット:大きい家具の横に小さくなっていれば、

 

 隙間ができて天井が落ちてきても助かった例がある

 

 

 

玄関

 

良い点:頑丈に作られている場合が多い、すぐに家から出られる、ものが少ない

 

悪い点:ドア枠は強度が低いため、すぐに離れなくてはいけない。

 

 

 

学校では机の下に隠れるように教わってきましたが、それが必ずしも正しいわけではないようです。住宅によって家の耐震性や家具の耐震性なども異なるので、ここでは三角スポットが安全、ここでは机の下が安全といったようにあらかじめ想定しておきましょう。


 

避難の間違った常識

 

逆にこれをやってはいけないというものもあります。一つ目が「まず火を消せ」です。コンロやストーブの火が燃え移ると二次災害につながるため、そう言われてきました。昔は正しかったのかもしれませんが、無理に消しに行くと、火や油が飛んでやけどにつながる恐れがあります。また最近のものは安全装置が付いていて、大きな揺れの時に自動で消してくれるものがほとんどです。が、ついてないやつもあるので一応確認はしておくといいと思います。

 

そして揺れが収まった後にガスの元栓を閉めてください。火が止まっていてもガスは流れるので、元栓をしていないとガスが復旧したときに危険が及びます。火についてはガス栓を締めることだけ注意してください。

 

 

 

二つ目が「ブレーカーを落とせ」です。これも通電火災による二次災害を想定して言われていたのですが、これも間違いです。揺れが収まった後にブレーカーを落とせばいいのです。揺れている間にブレーカーを落とそうとすると、揺れによって倒れてきた家具の被害に遭います。火を消すこともそうですが、揺れている間は自分の身を守ることに全神経を注ぎ、揺れが収まってからそのあとのことを考えましょう。「火を消さなきゃ」、「ブレーカー落とさなきゃ」といって怪我したり、亡くなってしまっては元も子もないので注意しましょう。ブレーカーも安全装置が売られているので不安なら購入を検討するのも良いかもしれません。

 

 

 

揺れが収まったら

 

揺れが収まった後は家のある場所によって変わります。海が近くにある地域では津波に、山の地域なら土砂崩れに警戒しなければなりません。これは後日取り上げます。今回は津波、土砂崩れの可能性がない・少ない地域ではどうすればよいかを話していきたいと思います。揺れが収まった後にやることは二つです。「水の確保」、と「靴を履くこと」です。順番に説明していきます。


地震が収まった後に困るのが今後の生活です。災害から3日間は人命救助が第一のため、物資支援は4日目以降となります。ですので最低でも3日は自力で生き延びなければなりません。その中でまず大事なのが水の確保です。人間は食べなくても数日生きられますが、飲まなければ一日も生きられません。またそれ以外でも、トイレ用としてかなり重要となります。で、どう確保するかなんですけど、買い置きは限界があります。飲料としてならともかく水洗トイレでは一回流すだけでバケツ二杯分使います。それを3日分買いそろえておくのは厳しいと思います。そこで、揺れが収まったら風呂に水を貯めてください。風呂じゃなくてもバケツや桶、ペットボトル。とにかく何でもいいです。水を溜めれるだけ貯めましょう。下の表に過去の地震でどれだけライフラインの復旧に時間がかかったかを載せました。電気は1週間もあれば復旧しますが、水道は1か月前後、ガスは1か月~2か月かかりました。自衛隊の支援が始まっても人が運べる量は多くてバケツ二杯ほど。トイレを一回流す分で精一杯です。ですので完全に出なくなるまで少しある時間を使ってなるべく確保しましょう。


靴を履いて足を守ることも大切です。大きな地震では家具が散乱し、食器の破片が散らばっていることが多いです。夜なら電気が通っておらず、真っ暗の中で生活しなければなりません。その中で素足で怪我を避けるのは不可能。足を怪我すると避難や支援物資の調達が難しくなります。大きな揺れの間は避けられないかもしれませんが、防げる怪我は防ぎましょう。この二つの順序の理想は靴を履いてから水をためることですが、いる場所によって違ってもいいんじゃないかと思います。玄関に近ければ靴を履いてから水を確保すればいいし、水場が近ければ水を確保すればいいし、複数人いるなら一人が靴を履いた後みんなに靴を持っていくのもいいですね。地震が起きたときに冷静に、臨機応変にやるのは難しいと思いますが、とにかく「水を確保する」、「靴を履いて怪我をしない」ということは覚えといてください。

 

 

東日本大震災(2011/3/11)

阪神淡路大震災(1995/1/17)

電気

6

2

水道

24

37

ガス

34

61

 

 





 

家の被害がひどいときは

 

家が倒れそうだったり、ドアがゆがんで出入りが難しい場合は、無理に家に入るのはやめましょう。家が崩壊して下敷きになる可能性があります。そういうときは避難できる場所を探しましょう。避難場所は近くの学校や自治体で指定されている避難場所、車を持っている人なら車という選択肢もありですね。なるべく地震の被害を受けてない場所や耐震性の高い場所に避難しましょう。避難する際には、ブロック塀や電柱、等周りのものに注意していどうしましょう。避難はゆっくりで大丈夫です。焦って避難すると危険なものに気付かずに下敷きになってしまうので、ゆっくり安全重視の避難を心がけましょう。

 

 

 

まとめ

 

・地震が起きたら自分の身を最優先に守る。

 

・揺れが収まったら水をためる、靴を履く

 

・家の状態によっては避難場所へ移動する

 

 

 

地震は突然起きるものです。普段から避難訓練に参加したり、逃げる想定をしていると咄嗟の時に役に立ちます。自分の身は自分で守りましょう。

 

 

 

参考

 

https://halaioru.com/seikatsuzennpann/jisin-hinan-ienonaka.html#01

 

http://www.satonao.com/column/variety/jishin.html

 

https://tokusuru-bosai.jp/stock/stock02.html

 
 

私は静岡県焼津市で生まれました。焼津は魚の街と言われるほど漁業が盛んで、魚センターや缶詰工場がたくさんある田舎の街です。私はその中でも特に海の近くに生まれ、ほぼ毎日海を見るような生活でした。そんな静岡には南海トラフ地震が来ると予想されており、小さいころから地震の話を聞いてました。おばあちゃんからは過去の津波であそこの家のAさんと向こうの家のBさんとそれから隣のCさんもみんな津波で流されたとか、親からは地震が来たらとりあえず逃げるんだよと言われて育ちました。幼稚園も海が近く、園内で防災訓練を何回もやりましたし、小学校でも授業で何度も地震や津波が取り上げられ、ときにはグループディスカッションをやってクラスみんなで考えたりもしました。でもその時はほんとにそんなことが起きるのか半信半疑で、興味はありつつも意味はあまり感じていませんでした。


そんなときに日本中を騒がせるほどの大きな地震が起きました。東日本大震災です。当時私は中学二年で、地震発生時は学校で3送会をやってました。静岡では震度4くらいで揺れ自体はそこまで大きくなかったのですが、家にいた家族は避難場所だった私の中学校に避難してきました。とはいえ学校にテレビもなく、専制も特に何も言ってなかったので大したことはないと思っていました。結局その日は夜8時ころまで体育館に避難し、安全だとわかったところで家に帰りました。そこで初めてニュースを見て衝撃を受けました。地震の揺れの映像、津波の映像、想像の遥か上を行く出来事を整理できませんでした。次はうちかもしれないという怖さと、他人事だと思えない臨場感を感じました。それから避難訓練にちゃんと参加するようになりました。地震が来たときにどうすればよいか、津波からどう逃げるかを真剣に考えるようになりました。


そこからしばらく経って高校卒業後の進路を考え始めたころ、授業の一環で大学の模擬授業を受けることになりました。その当時は機械系を学ぼうと思っていたのですが、その講義がなかったため興味本位で土木を受けました。その講義は地震の講義で、初めて学問として学びました。数学が得意な私にとって計算することが多いこの分野に興味を持ちました。そしてそのあと土木学科を志すきっかけとなる出来事がありました。海のすぐそばにあり、自分の通っていた幼稚園が廃園になったのです。理由は東日本大震災の津波の被害を見て、危険だという判断で決まったそうです。私はそれがショックでした。私は関わった人やものにすごく思い入れを持つ性格で、野球少年団の卒団記念にもらったシャープペンを中高6年間使い続けるほどだったので昔のものがなくなるのがものすごく嫌でした。と同時に小学校も中学校もなくなるんじゃないかと思いました。そして自分が守るしかないと思い、土木学科に入ることを決めました。


現在は希望通り土木学科に入り、地震や津波だけでなく、地盤分野、水理分野、構造分野、都市分野等を幅広く学んでいます。その中でも災害分野にずっと興味を持ち、地震や津波だけでなく、土砂崩れや地盤陥没、河川の氾濫なども学んできました。その中で熊本の地震や広島の土砂災害のニュースを度々目にし、まだ研究のあまり進んでいない土砂災害について研究しています。