ずばり、今アルバムいちおしの曲です。
この曲がシングルでカップリングが11曲入っていると言っても過言ではない程の出来だと自分では思っています。
いや、もちろん他の曲も自信作ばかりですよ。
ただ、これだけは別次元…。
できた瞬間、「誰にでも良いと言われる自信」があった。
普通に売れると思う、この曲で有名になれると思う。
ただ、世の中そううまくはいかないとも…思う。
別に広く宣伝されるわけじゃないし、何か後ろ盾があるわけでもないから…。
爆発には1ミリも期待してません。
でもゆっっくり浸透していくはず。
なので、応援してくださる皆さん、是非このアルバムの「この曲以外」を中心に宣伝してください。
この曲は多分勝手に歩いて行くんで。
※自信過剰
2016年5月に行われた未発表曲ワンマン「最新奏デ夜」の時に参加者に配布されたデモ音源に弾き語りバージョンで収録。
っていうか、全曲未発表曲でワンマンやるとかマジで体力、回転力有り余ってんなー…。
考えただけで疲れてくるよ…。
2016年にはできてたのに、ここまで世に出さなかったのは、こんな勢い有り余ってた頃の自分でも「すぐに出せない」くらい、手応えのある作品だった事を表していますね。
今回収録されたオケの打込み、歌のテイクも、曲ができてからそう間を置かずに録ったと思います。
その後何度も自分でミックス&マスタリングを試みましたが、ダメでした…。
気に入ってるだけに、これまで録音してきた曲より上手く編集できているにも関わらず、気に入ってるだけにダメでした。
ギターは今年録り直しました。
歌はこの頃のテイクには敵わないと素直に思ったので、そのままにしました。
この頃より上手い今の自分だから、わかるのです。
今より下手な癖に、良い歌歌ってやがる。
技術では再現できないほど、新鮮そうに歌ってる。
だから、この歌をこの頃に負けないくらい新鮮に届けられるのは、ライブだけです。
アルバム制作にあたって、いつも仕事(企業主催のフリーライブ等)をくれる佐々木販促設計事務所から、出資等のサポートが決まった事により、プロのエンジニアにミックス&マスタリングしてもらえるという希望が生まれ、ようやくこの曲を世に出す決心がつきました。
歌詞の内容的には、「自己紹介はちゃんとしよう」がテーマです。
名前も名乗らず、友達の友達が急に話しかけてくる感じをフランクでよしとするか、順番が違うだろうと無しとするかは人それぞれ。
実は自分的にはどっちでも良くて、とある友人が自己紹介もなく話しかけてきた人間に対し「だから誰なんだよ?」と怒っていた事があり、それを参考に書いた歌詞なんです。
思い起こせば、自分も最初はそこに違和感あったなーという共感も含め。
ただ、そんな真面目には書いておらず、歌詞もメロディもアレンジもすぐできました。
一切苦労してません。
なのに、自分史上最高のバランスに仕上がりました。
じゃあ、これからもそうやって作ればいいじゃないかといわれれば、それは多分違います。
蓄積された経験が、たまたまこのタイミングで精算されたものだと思います。