ミュシャは19世紀末のチェコの画家・イラストレーターでアールヌーヴォーを代表する作品を多く残していますす。
 
自分が高校生の頃、講談社学術文庫のしおりに印刷されていたのかミュシャのJOB(当ページ最下段に)で、それが気に入ったもので何冊か同文庫の本を(相対論の本だったと思います)集めました。その後しばらくして、ミュシャの特集が組まれていた「美術手帖」という雑誌を入手、「ミュシャしか勝たん!」と思いました。いや、当時なりに(笑)

 

※作品の画像はすべて撮影可(例えばタペストリーとか)で、ネットへのアップも確認を取っています。ガラス越しの物は、照明の映り込みを修正しています。
 

 

「アルフォンス・ミュシャ館」ほ、自分の出身の堺にありますが、結婚して堺を離れてからできたもので、これまでは売店に行ったことしかありませんでした。館内見学は今回が初めてです。
 

 

 

堺出身の歌人与謝野晶子の活躍した雑誌「明星」でミュシャのイラストが複数回使われたとのことです。堺にミュシャ館があるのは与謝野晶子とのつながりではなく、ミュシャの作品を収集していた「カメラのドイ」の創業者土居氏のコレクションが、堺に寄贈されたためとのことです。
 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

下記が「JOB」というタバコの宣伝ポスター。自分が最初に見たミュシャの作品です。髪の毛の曲線が特徴的でしょう。この曲線が、自分には何ともいえず素晴らしいものに見えまして、自分が絵を描く(デザイン系のガッコ出身です)ときも似たような曲線を多く使うようになりました。時折マンガやイラストでもミュシャの作品の影響を受けたものが見られ、いかにファンが多いかが分かります。