ピンク色のティッシュペーパーを、上向いて顔に付かないよに吹きながら歩く。

バランスが大事。
落ちないよにして前に進まないといけないからね。

慎重に進んでるのに、突然風が吹いてきてティッシュペーパーをつるん、吹き飛ばしてしまいました。


するとどうでしょう、明日のあの子の下着に早変わり。


ピンク色の下着。
ピンク色の下着。



楽しいおしゃべりと、ピンク色の下着。
5、6回刃物を手首に当てただけでこんな血がでるものなのだなぁ、とうっとりした。


手首に沿わせたのはカッターの換え芯。刃を持つ右手指先も切れ込む鋭利さがたまらない。


ぼんやり止まらぬ流血に関して考えたところ、2時間前に飲んだ赤ワインと大量の風邪薬が思い当たる。


むしろ一本の刃が、とある角度をもって刺さったままであるからか。 ドス黒く生暖かい赤が生き物みたいに列を成す。



頭の中では最早、夢に居る。



流れ出すものは私のどの辺りなのだろう? 此処までして見たいものは何なんだろう?


このまま死ぬのかしら、私は。



良い人だったとか、言われる為に死ぬのかしら。




不思議と意識が尿意を捉えているもんだからおかしくって、笑おうとしたけれどもうどうでも良くなった。


さっきからずっと同じ音がする。

すごく良い曲だけど、きっとみんなに教える事は無いんだろうな。






幸せな気分