肌に触れる空気が冷たければ冷たいほど、思考は整備される。

肺に入る空気が冷たければ冷たいほど、体温は奪われ内蔵は萎縮する。


乾いた空気が冷たさを連れて蒼空を舞う。

僕はそれを受け入れる。


僕だって、そのくらいは出来るんだ。


大きく、息を吸い込む。目を閉じて咀嚼し季節の憂いを確かめる。

よし、まだ生きていると確認する。
RENEW
(私は何度となく死ぬ)


LIES
(しばらくして書き直された遺書)


KEYS
(お気に入りのイスと万年筆)


SEA
(最後の人が閉め忘れた扉)


FLY
(笑うな、決して私をわらわないで、)