いま、悲しい?


いま、嬉しい?




笑いたい?




泣きたい?




はらわたが煮えくり返るくらい


腹が立つ?






どれも大切な気持ですが、


取り急ぎ


目の前の食事が冷めてしまう前に


いただきます



いいのではありませんか?






さあ さあ お茶をついで


席に着きましょう。








楽隊の皆さん それでは始めてください









季節は初夏。

街を見下ろし、青空と気の早い入道雲がわき、太陽が白く輝く。


音は小さな雑踏程度。

時間は朝。

空気は乾いていて、軽い。

今日は暑くなりそうな気にさせる、朝。


どこからか

スタート!

という声がして、
大きな青い玉が投げ入れられる。







青い玉は楽しそうに。
屋根と煙突と車と電車と人間に
跳ねて跳ねて飛び出して

街を堂々と闊歩。

そして最後に大きくしりもちをついて飛び跳ね、




私の視界から脱却したのだった!
大丈夫?
大丈夫?

耳元でもしもし

語りかける。



寒くない?暑くない?

とにかく心配でならない。

こっち向いて笑いかけて


何でもないよと
手を繋いで

ゆるやかに流れる毎日を力いっぱい抱きしめて。

せーの





先に眠りに着いた方が勝ち!




そんな毎日を描いている。