蒼音舞「つうしんぼランキング」1位獲得にあたり思う事…… | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

これから書く内容はあくまで個人の所感であり、個人的な備忘録も兼ねて書き連ねています。
燃えこれ学園について良く知らない、もしくは詳しくない方には良く分からない内容だと思います。
その点を踏まえて、読んでいただけると幸いです。
 

(かなりの長文になりました)
 
2021年7月2日。
 
個人的に燃えこれ学園……いや、蒼音舞を応援し始めて以来、抱き続けた一つの「夢」が実現しました。

 


2021年6月度つうしんぼランキング。
 
蒼音舞は自身2回目の1位を獲得した。
 
彼女自身3年9か月ぶり。
そして自分はファンになって以来、初めての事だった。
 
ずっとこの日を夢見てきた。
そのために先月は特に色んな意味で力を注いできた。
 
ただひたすら嬉しい。
 
でも一晩明けて感情がだいぶ落ち着いてきた。
今一度、立ち止まって、これまでの歩みも振り返ってみたいと思う。
 
 
自分が蒼音舞を知るキッカケは、記憶が確かなら2018年3月の定期公演だった。
 
当時「萌えこれ学園」だった彼女たちの定期公演に初めて足を運んだ。
当時から応援していた出演者がゲストだったのがキッカケだったはず。
 
この時「萌えこれ学園」の知識は微々たるものだった。
熊野はるだけは面識はあったけど、他のメンバーはほぼ顔と名前が一致しなかった。
辛うじて當銘菜々は知っていた程度。
 
当時の萌えこれ学園について右も左も分からない状況だったけど、当時は「Go to 武道館 3rd STAGE追試公演」に向けて大変だった時期と記憶している。
この日、熊野はるにいぢられたので、チケットを買って後日、その追試公演にも脚を運ぶのだけど……。
 
当時から大所帯だった萌えこれ学園。
 
今となっては信じられないけど、誰が誰だか分からなかった。
 
そんな中、何故か一人だけ名前を覚えたメンバーがいる。
 
 
しかしその覚え方は今となっては失礼な話だけど、当時、彼女が「つうしんぼランキング」で最下位だったのがキッカケだった。
 
当時からライブ会場に飾られるメンバーののぼりは、前の月の「つうしんぼランキング」の順位通りに並ぶ。
(そう言えばのぼりがリニューアルしたけど、今のデザインの方がかなりいい)
この時1位だったのは、その後、自主退学したメンバーだった。
 
そののぼりを見て行って、逆に最下位のメンバーはどんな娘か……気になって、手元にあった資料を観た。
 
 
蒼音舞
 
 
この時、初めて彼女の名前を知る。
名前に「蒼」があるのに、なんで担当カラーが「むらさき」なんだろう……という疑問も抱いたような。
 
本当にそれだけだった。
 
でも彼女の名前を覚えたけれど……それで特に何か起こる事はなく、数週間後の「Go to 武道館 3rd STAGE追試公演」の目標達成の瞬間も、当時はどこか他人事のように見つめていたのを覚えている。
 
ただあの紫の娘、頑張っていたなぁ……それくらいにしか思っていなかった。
 
それでも何故か、彼女の名前と顔だけはハッキリと覚えた。
 
 
その後、萌えこれ学園を拝見する機会もめちゃくちゃ多かった訳じゃない。
 
だけどたまにつうしんぼランキングの情報などが入ってくるたび、その情報はチェックしていた。
 
 
これは本当に余談だけど、当時からランキングとかそういうものが自分は好きだった。
それはここ一年は開催されていないけど、自分がランキング形式ライブイベント「AnB ぷれみあむぅ」シリーズを10年以上追いかけている事からもお分かりいただけると思う。
もっともほぼほぼガチンコな「二ヶ月に一度のライブバトル」と、この「つうしんぼランキング」はランキングという以外、似て非なるものだけど。
 
 
話が逸れた。
 
ただそのランキングで注目していたのは、誰が1位とかじゃなかった。
 
蒼音舞、彼女は今月どうなんだろう。
 
それが興味あった。
 
失礼な話だけど……ほぼ毎回、下位だった。
こう言って失礼だけど、メンバーの中でもあまり人気が無いのかな……そう肌で感じていた。
 
実際、当時からの知り合いの広報委員にも、彼女の事を聞いたりもした。
 
こうして本当に徐々に自分の中で、蒼音舞は気になる存在になっていった。
 
 
2018年の秋ごろ、萌えこれ学園の物販で初めて蒼音舞とチェキを撮った。
だけどこの時、初めてで恥ずかしかったので、熊野はると一緒に接客してもらったのを覚えている。
 
その後しばらくは熊野はるとセットで蒼音舞のチェキを撮ったのが、今思うと広報委員になるキッカケだったかも知れない。
 
 
2019年1月「Go to 武道館 FINAL STAGE」を迎えた。
 
当時、ある現場を離れた時期だった。
割と荒んでいた時期だったけど、前述の広報委員からのお誘いで中野サンプラザに足を運んだ。
 
前物販で迷わず、蒼音舞とチェキを撮った。
 
更に別の広報委員のおかげでS席で観覧する事も出来た。
 
武道館を目指すという観点では残念だったけど……この日、彼女たちの華やかなステージが展開される中で、蒼音舞を気づけばずっと目で追っていた自分に気が付いた。
 
 
もし萌えこれ学園で推すなら、きっと彼女だな。
 
 
そう思った。
 
 
その年の4月、萌えこれ学園は現在の「燃えこれ学園」に改名した。
 
話は前後するけど3月まで行われた「選抜総選挙」イベントの結果、この2019年度は特進組-Quintett-と、追進組-Emotion-とグループ内で2組に分けられた。
今、振り返っても、この2組を軸にした活動を展開した一年だったと思っている。
 
蒼音舞はその「選抜総選挙」では6位。
追進組-Emotion-の中では最上位メンバーとして割り振られた。
 
自分も当初はたまに遊びに行くくらいの感覚で、そして蒼音舞を手軽に応援出来ればいいと思っていた。
 
ただ……その気持ちは自分の中で、やがて徐々に本気へと加速していった。
 
追進組-Emotion-は当初、あまりいい状況じゃなかった。
蒼音舞と付添扱いの熊野はるはいるものの、当時まだ入学一年未満の稲森のあ、高未悠加を加えた編成では満足に対応できる楽曲も少なかった。
三浦千鶴は怪我明けで登場出来るステージがかなり限られていた。
 
特進組-Quintett-の完成度と比べると、まだ応援したての自分でも分かるくらい、その実力に雲泥の差はあった。
もちろん人気にも残念ながら差はあった。
 
それでも6月に行われた「蒼音舞生誕祭」で、蒼音舞はこれまで見せた中で最高のステージを見せてくれた。
これが自分にとって初めての「蒼音舞生誕祭」だったけど……この時のステージに感動して、心は決まったと思う。
 
恐らく自分の広報委員としてのスタートをどこかで定めるなら、初めて推しTに袖を通したこの日だったと思う。
 
それから夏から秋にかけて、燃えこれ学園……というよりは追進組-Emotion-と、蒼音舞を応援する日々に入っていったと思う。
 
定期公演もなるべく参加出来るよう仕事のシフトも調整するようになったし、また課外授業(俗にいう対バン)も蒼音舞が参加する時を中心に参加するようになった。
(燃えこれ学園は大人数だから、毎回、全メンバーが課外授業に出演する訳ではないので)
 
 
この頃から以前より「つうしんぼランキング」の結果を気にするようになり始めた。
 
この年度から「つうしんぼランキング」1~5位が「選抜入り」という、今と同じ扱いになっている。
ただこの年度の途中までは、まるで「選抜総選挙」の結果をリフレインするように、ほぼほぼ選抜入りを特進組-Quintett-が占めていた。
稀に熊野はるが一角を崩す程度だったと思う。
「選抜入り」が全員、特進組-Quintett-メンバーだった事も何度もあった。
 
恐らく当時の追進組-Emotion-メンバーはかなり悔しい想いをしていたと思う。
 
当時は通販はあったものの「つうしんぼランキング」の要は、毎月3回の定期公演での投票(一人15ポイントを好きなメンバーに割り振る)や、現地での物販がメインだった。
今以上に現場に足を運ぶ客層の支持を集める事が「つうしんぼランキング」の上位に名を連ねるのに必要だった。
 
蒼音舞も惜しいところまでは何度も行った。
でも数ポイント差で6位で惜しくも選抜入りを逃す事が数回あるなど、結局2019年度は誕生日月の6月以外は選抜入りが叶わなかった。
 
選抜入りするメンバーのステージを定期公演で見つめるたび、どこか羨ましく、そしてそこに蒼音舞がいなかった事が悔しい日々でした。
きっとこの頃から、自分にとって蒼音舞の「つうしんぼランキング」1位を見る事が一つの「夢」になっていました。
 
流れが変わり始めたのは、2020年に入ってから。
 
追進組-Emotion-メンバーの中から稲森のあ、高未悠加が抜け出す形になり、稲森のあは3月に自身初の1位を獲得するに至った。
当時は「推しメン投票」のポイント変動の前だった事もあり、駆け込み需要もあった……とは言え、追進組-Emotion-メンバーも戦えるようになっていった。
 
この頃になると稲森、高未も立派にステージをこなすようになり、三浦も怪我から徐々に復帰し多くの楽曲に登場するようになった。
追進組-Emotion-はこの一年間着実に成長し、最終的には特進組-Quintett-に負けないくらい魅力的な存在になったと感じている。
 
その事は蒼音舞と同じくらい、追進組-Emotion-を応援してきた自分にとっては嬉しい事だった。
だけど一方であと一歩のところで、選抜入りが果たせない、蒼音舞の姿を観るのが若干つらかったのを覚えている。
 
こうして特進組-Quintett-に追いつこうとガムシャラだった追進組-Emotion-と蒼音舞を見届けた、2019年度は終わった。
 
 
そして2020年度に入り、情勢は一転する。
 
これまでライブ会場で直に触れ合う事が常としてきた燃えこれ学園が、配信中心の活動に切り替えざるを得なかった。
 
でも一番変わったのは「つうしんぼランキング」の在り方だと思う。
一番の要だった定期公演での投票が出来なくなり、通販を利用した物販での売上が中心となっていった。
この情勢が長くになるにつれ、通販のラインナップは充実の一途を測り、また配信ライブのチケットでも「つうしんぼポイント」が付与されるようになるなど、現在の「つうしんぼランキング」に近い形が形成されるようになった。
 
個人的な話だけど、自分としては現在の「つうしんぼランキング」の在り方は疑問視している。
確かに以前から物販での売上がポイントに反映されているけれど、現在はそれしか反映されないのはどうにかした方がいいと思っている。
 
しかし今回は「つうしんぼランキング」の批判が中心じゃないので、この件は割愛する。
 
話を戻す。
 
正直、この情勢は蒼音舞にとっては酷だったと思う。
特に「つうしんぼランキング」的には厳しい情勢が続いた。
 
2019年度、選抜入りを逃すものの6位が4回だった彼女の成績は、2020年度……ほとんど9~11位だった。
例外として生誕月の6月、そして延期になった生誕祭が行われた9月だった。
それでも6月は4位と伸びきれず、9月は同じく生誕祭を行った稲森のあに続く2位だった。
 
「つうしんぼランキング」の評価だけが全てじゃない。
 
口ではそのように言いつつも、内心、それは上位にいけないファンの言い訳じゃないか。
そう思うようになった。
 
現にこのような情勢になっても「つうしんぼランキング」で結果を残しているメンバーもいる。
例え思うところもある評価システムだとしても、ここで結果を残せないなら、ここでは生き残れないのではないか……。
 
そんな事を思うようになっていた。
 
 
2021年5月末。
 
翌月に生誕月を控える蒼音舞のツイートを読む。

 

 

更に6月にもこのように訴えた。

 


どちらかと言うと、この手の言葉をハッキリと口にしたり伝えたりするのが苦手な彼女がここまで強く訴えた。
 
やるしかない。
 
そう心に決めた。
 
6月度にあたる6月28日まで、自分の出来る事は全部やるつもりで取り組んだ。
 
ツイートでの宣伝、物販やトークポートなどの購入。
 
悔いが残らないよう。
自分の出来る範囲内の無茶は全てやるくらいの気持ちで……。
 
 
結果を知ったのは、7月3日。
 
7月2日の発表時、出勤中だった自分は外部の情報を全てシャットアウトして帰宅。
 
そしてパソコンの前で一人、結果を見ました。
 
 
声にならない雄たけび。
気が付いていたら天に突き上げていた両腕。
 
 
やっと……彼女を応援すると決めてから抱いていた一つの「夢」が実現しました。
 
ただこの「夢」を実現できたのは、蒼音舞を応援してくれた多くの皆様の力があってこそだと思います。

同じく蒼音舞を応援する同志である「あおねぐみ」の皆はもちろん、今回、彼女を応援してくれた多くの広報委員や、それ以外のファンも大勢いると思います。
何より蒼音舞が自分自身を諦めずに、最後まで声をあげ続けたからこそ実現した「夢」だと思います。
 
この「夢」を実現出来た事を蒼音舞と、6月度彼女を応援してくれた人全てに感謝したいと思います。
ありがとうございました。
 
 
だけど……一通り嬉しさを実感してから、思った事もあります。
 
こうして「夢」は叶ったけど、まだまだ続きはあるという事。
 
それは「夢」の続きでもあるし、まだこれから先も色々続くという事。
 
今は「つうしんぼランキング」1位になったという結果だけが示されている状態です。
でもこの1位を受けて、それに伴い蒼音舞は少なくともこれからの一ヶ月、活躍の場が与えられます。
これまで味わう事の出来なかった、この喜びをこれからの一ヶ月、彼女と共に味わっていければいいと思います。
 
一方で今回1位になったからと言って、変わっていない事もあります。
恐らく来月以降はまた「つうしんぼランキング」で厳しい戦いが続くと思います。
現状の「つうしんぼランキング」ではどうしても、既にいる客層の多さが有利な傾向にあり、ここ一年は下位の常連である彼女には、この情勢が変わらない限り、そこと戦っていく事になっていきます。
こればかりは一朝一夕でどうにかなるものではないし、地道に彼女のファンを増やしていくしかないと思っています。

そのためにこれからも出来る限りの事はしていきたいと思います。
 
 
きっとこれからも長くファンを続けていれば、泣いたりする事も、悔しい想いをする事もいっぱいあると思います。
 
でも今回、蒼音舞の1位を獲る姿を目の当たりにして、これから先、この1位を獲れた事実が何よりの自信に繋がると思っています。
 
この胸に「紫の誇り」を抱いて……蒼音舞をこれからも応援していきたいと思います。
 
 
最後に一言。
 
「あおねちゃん、ありがとう」
 
 
 
【蒼音舞「つうしんぼランキング」全成績】
 
・2015年度(2年目)


※この年の10月度から「つうしんぼランキング」開始
 
・2016年度(3年目)


 
・2017年度(4年目)


※蒼音舞、初の1位獲得(9月度)
 
・2018年度(5年目)


 
・2019年度(6年目)


 
・2020年度(7年目)


 
・2021年度(8年目)


※蒼音舞、3年9か月ぶり、2回目の1位獲得(6月度)