【レポート】「燃えこれ学園 定期公演vol.32~追進組-Emotion- ラスト主体公演‼︎~」@大塚Hearts NEXT
2020年2月18日……。
この日の自分の足は大塚Hearts NEXTに向かっていた。
「燃えこれ学園 定期公演vol.32~追進組-Emotion- ラスト主体公演‼︎~」
このイベントに参加するために行ってきました。
燃えこれ学園。
Twitter上で大石と面識がある方はご存知かと思いますが、ここ一年で大石がハマったグループアイドル。
最近だと地上波のテレビに出演して話題をさらったので、実態は知らなくても、名前だけでも……という方も多いと思います。
燃えこれ学園がどういうグループかについて語ると時間がかかるので割愛させていだきますが、その前にこのレポートを読むにあたり説明しないといけない事があります。
●「追進組-Emotion-」とは……。
遡る事、昨年1月の話。
日本武道館単独公演を目指すために行われた(当時)萌えこれ学園「Go to 武道館」と銘打たれた、一連のシリーズ。
その「Go to 武道館 Final stage」が中野サンプラザにて行われましたが、動員目標に及ばず……日本武道館の夢は一旦、お預けとなりました。
そのステージ上で発表があったのが「選抜総選挙」
なんとなくこのタイトルで想像がつくと思いますが、グループ内で選抜メンバーを選出するというものでした。
投票方法などは割愛するとして、その「Go to 武道館 Final stage」終了後から、3月までの間に、この総選挙が行われ、その結果、選抜メンバーが決定しました。
選抜メンバーは上位5名。
成田麻穂、當銘菜々、佐々木千咲子、仲川つむぎ、奥原澄香
5人で「五重奏」を意味する「特進組-Quintett-」と名付けられました。
一方で選抜から漏れたメンバー。
蒼音舞、稲森のあ、高未悠加(当時、研修生→4月から新入生)、三浦千鶴(怪我による辞退)
この4人が「追進組-Emotion-」として活動する事になりました。
そこに「新任教師」という立場から総選挙を辞退していた、熊野はるが「引率の先生」という事で加わり、追進組-Emotion-は主にこの5人で活動していく事となりました。
この特進組-Quintett-と、そして追進組-Emotion-に別れての活動は、4月に「燃えこれ学園」に改名したばかりのグループにおける、2019年度の活動の象徴でした。
優遇されたのは、言うまでもなく特進組-Quintett-。
燃えこれ学園のホームグラウンドと言える、初台DOORSで毎回のように「主体公演」を行い、多くの客層を集めて人気を博し、また10月には彼女たちだけのオリジナル楽曲「Melodious Revolution」も発売されました。
もっともこの優遇……いや待遇についても当然といえば当然のもので、元より選抜入りしたらオリジナル楽曲が作られる事は事前に告知されていたし、また選抜入りした5名の実力は、メンバー内においても誰もが認めるところで異論を挟む余地はありませんでした。
一方、追進組-Emotion-は……厳しい船出だった。
活動開始当初は入学(正式加入)から一年未満の稲森、4月から新入生として入学(正式加入)したばかりの高未を抱える状況かつ、三浦は怪我の影響でステージに立ってパフォーマンスすら出来ない状況。
初めて追進組-Emotion-として立ったステージでは、1曲だけの披露。
それこそ最初の主体公演(5月)で、ようやく披露出来る楽曲が5曲という状況……当初の完成度、経験値の点で特進組-Quintett-と大きく水を開けられているのは、誰の目にも明らかだった。
また特進組-Quintett-とは違い、彼女たち中心の「主体公演」も初台DOORSよりもキャパの小さいライブハウスである大塚Hearts NEXT、もしくは秋葉原GOODMANで行われる事が常態化していた。
ある主体公演では、大勢のゲストの中で通常のブッキングライブと大差ない持ち時間程度しか与えられない事もあった。しかし当時の彼女たちは、まだ自分たちで長い持ち時間のステージを構成出来るほどの経験も実力も無かったのも、また事実だった。
一見、順風満帆な特進組-Quintett-に対して、前途多難な追進組-Emotion-。
毎回、主体公演を迎えるたび「次、チャンスがあるか分からない」と言い続ける状況が続いた。
また燃えこれ学園の評価システム「つうしんぼランキング」でも、特進組-Quintett-が上位を占める日々が続き、なかなか日の目を見ない日が続いた……。
だがそんな中でも活動を続けていくうちに、追進組-Emotion-メンバー内でも変化は徐々であるが起きつつあった。
1期生・蒼音舞は追進組メンバーの中で、最も先輩としての自覚が芽生え、ステージ上でメンバーを引っ張る場面が増えた。
稲森のあは10月の主体公演での仮装を始め、追進組での活動においてメンバー内への提言で発言力、発信力を強めて行った。
高未悠加は順調にパフォーマンスの精度を高めていき、また個性的なキャラクターでマスコット的な人気を獲得するに至った。
三浦千鶴は怪我のリハビリを続けステージに立てる場面が徐々に増えていき、また振付では欠かせない立ち位置になっていった。
そんな4人を熊野はるは時に暖かく見守り、時には叱り、共にステージに立ち、自身は主にダンサーなど裏方に徹して彼女たちの成長を見守った。
結果……昨年10月には、初台DOORSでの主体公演を実現。
また「つうしんぼランキング」でも、今年1月度で高未が4位、稲森が5位と、上位5人の「選抜入り」を果たすなど、人気面でも認められてきた。
そんな状況の中、今年1月の発表で、追進組-Emotion-は今年3/24、特進組-Quintett-と共に活動を終了する事が通知され、再び「燃えこれ学園」は10人一体となって臨む事が決まった。
追進組-Emotion-の風向きが変わり始めたタイミングなので多少残念ではあるが、発展的解消と捉えるべき、いいタイミングなのかも知れない。
だけど活動を終えるその前に……追進組-Emotion-は、最後となる主体公演を、初の主体公演の地、大塚Hearts NEXTで迎える事となった。
前置きが長くなりましたが、彼女たちのここ一年を知らない方には、どうしても伝えておきたく書き記しました。
そんな訳で当日の様子を振り返っていきます。
●私服前物販
燃えこれ学園のメンバーがステージ開始前に私服で登場してチェキ撮影が出来るこのシステム。
個人的には推しでもある、蒼音舞への挨拶や、熊野はるにこの日の調子を事前に聞いたりできるので、重宝している。
ただし昨今は蒼音舞のかわいさに、ただでれているとの噂もあるが(笑)
この日、撮影したのは蒼音舞、熊野はる、そして仲川つむぎ。
蒼音、熊野はいつも通りとして、仲川は個人的に好みだっただから(照)
なお燃えこれ学園メンバーでこの日、唯一、特進組-Quintett-で撮ったのが彼女になる。
追進組-Emotion-主体公演では、どうしても追進組-Emotion-メンバー中心にチェキを撮影するので、ちょっと珍しいかも。
こうして和気藹々とした私服前物販を経て、いよいよステージが開始となる……。
●本編
〇燃えこれ学園 追進組-Emotion-(OPステージ)
【セットリスト】
1.「ミラクる☆妄想がーる」
2.「風と君と虹と僕」
いつもなら私服前物販直後は燃えこれ学園全体のステージだが、この日は冒頭から追進組-Emotion-のステージとなる。
二曲とも燃えこれ学園では人気の楽曲の定番曲である。
なおこの日、自分はあるアイテムを託されていた。
このコール表のボードである。
普段は他の広報委員(=燃えこれ学園ファン)が持っているのだが、この日は休みが決まっており、他の広報委員を介して託された。
ステージ下手最前で多少慣れないながらも、ボードを上げながら声を上げる自分。
私事になるけど、いつもと違いコールに集中できず、先の展開を見ながらボードを用意しないといけなかったので、ちょっと大変だった(笑)
だけどいつもと少し違い、誰がどのパートを歌っているのか集中しながら見ていたので、いつもより熱い気持ちの中にほんの少しステージを冷静に見る事が出来たと思う。
改めて曲の歌割りを見ると、本当に良く出来ていると思った。
「ミラクる☆妄想がーる」は燃えこれ学園でもトリにもってくる事が多い人気曲だけど、冒頭で一気にギアを入れてきた感じ。
「風と君と虹と僕」は燃えこれ学園全体版だと成田麻穂の歌い出しが印象的だが、追進組版だと三浦千鶴が歌い出しを担当する。長く追進組版では彼女が歌い出しをした影響で、こちらの印象もだいぶ強くなったし、三浦千鶴の代表する一曲になったと思う。
こうして冒頭のステージを終えて、ゲストのステージに移行する。
〇寺島あかり
【セットリスト】
1.「お兄ちゃんとのPrecious Days」
2.「カラリ。」
3.「crossing field」(LiSA)
定期公演にはたびたびゲストで登場する、寺島あかり。
燃えこれ学園メンバーだと、當銘菜々が彼女の事を大好きでMCでは良く片思いな展開が繰り広げられる(笑)
ソロの他、ユニットでの活動もあるが、この定期公演では専らソロでの出演である。
燃えこれ学園の広報委員内でも認知度は高く人気がある彼女。
一曲目「お兄ちゃんとのPrecious Days」で、彼女の語り掛けに照れる広報委員も続出した。
二曲目「カラリ。」を経て、ラストにカヴァーで「crossing field」(LiSA)を熱唱。
非常にいい締め方だったが、当人は燃えこれ学園の定期公演という事で、気を遣ってカヴァーにしているような発言をしていた。だけど個人的にはラストはカヴァーじゃなくて、オリジナルでいいと思う。
今後も定期公演には高い頻度でゲストで登場してくれると思うので、再登場を楽しみにしております。
〇燃えこれ学園 特進組-Quintett-
【セットリスト】
1.「0-zero-」
2.「again」
3.「Melodious Revolution」
どちらかの主体公演では、ゲストコーナーの真ん中に主体公演じゃない方のユニットが登場するが、今回もその例に則り特進組-Quintett-がここで登場。
今回の三曲はどれも、追進組-Emotion-では出来ない楽曲を持ってきた印象が強い。
一曲目「0-zero-」は冒頭での成田麻穂のバレエ仕込みのダンスが印象的だが、この楽曲に関しては彼女抜きにして語れない部分が大きい。
二曲目「again」はメインパートをほぼほぼ特進組-Quintett-メンバーが歌っている楽曲。全体で歌っている時も三浦、高未は参加できていない楽曲なので、この選曲も納得。
そしてラストに「Melodious Revolution」
恐らく特進組-Quintett-にとっては、活動していく中で最も象徴となった一曲だろう。
この楽曲での頑張りがあったからこそ、1月の彼女たち特進組-Quintett-、強いては燃えこれ学園全体のワンマンライブは決定したと言って過言ではない。
追進組-Emotion-とは違った質の高いステージを見せた、特進組-Quintett-。
来週2/25は彼女たちのラスト主体公演となる。こちらの方も見逃せない内容になるだろう。
〇柳瀬悠希
【セットリスト】
1.「週末のチャイム」
2.「水紋」
3.「WHEEL OF FORTUNE」
こちらも定期公演にはたびたび登場する柳瀬悠希。
燃えこれ学園メンバーでは熊野はると親交が深く、よく「ツイッターに挙げてないけど食事に一緒に行く仲」だとか(笑)
一言で言うと、とっても美人さん。そして歌が上手い。更に運営が個性的(をい!)
一曲目「週末のチャイム」のどこか甘酸っぱい切なさ、二曲目「水紋」でしっかり聴かせる歌唱力と、表現力が非常に秀でている。
ラストに「WHEEL OF FORTUNE」現在5000枚お届け企画の最中で、達成したら全国流通とか……(ちなみに昨日の時点で大よそ2000枚)
とてもポップで明るい気分になれる素敵な楽曲なので、機会があれば是非ご購入を。(まるでステマだな)
そんな彼女ですが、2/23に自身、ソロ活動6周年の主催ライブとワンマンライブが控えている。
燃えこれ学園も2/23昼に行われる主催ライブではゲスト、そしてコラボもあるというので楽しみなところ。主催&ワンマン成功目指して、頑張って欲しいと切に願います。
こうしてゲスト3組終了し、MCに入る。
MCのトークテーマは「暴露」
……という事で出演者3組とも、思い思いの内容を暴露して会場を沸かせた(笑)
そしていよいよ……燃えこれ学園 追進組-Emotion-、「主体公演」最後のステージに立つ……。
〇燃えこれ学園 追進組-Emotion-
【セットリスト】
1.「明日へ」
2.「Shiny Dream」
3.「タイムレシーバー」
4.「夢幻華」
5.「恋の魔法」
6.「Lost in Time」
7.「すき!すき!好き!!」
事前に「新たな挑戦」を宣言したり、また前日の練習の際、熊野はるが号泣した事件など色々あって迎えたこの日だが……。
一曲目「明日へ」
これがまず追進組-Emotion-、最後の「新たな挑戦」の一つだったと、後のMCで語っている。
燃えこれ学園にとっては(前身の「萌えこれ学園」時代から)いわば「古典」と言って過言ではないくらい大切に歌われてきた楽曲。
今でも大きなライブでは必ず歌う、この大切な一曲を追進組-Emotion-のメンバーで初披露となった。
どちらかというと古くからの広報委員にとって思い入れが強い楽曲。
だからこそ失敗は許されないし、大きなプレッシャーがかかる場面だったと思う。
だがこの一曲目の挑戦を乗り越えて、彼女たちは見事に歌いきった。
これで勢いに乗ったであろう、追進組のライブのテンションは一気に上がっていく。
この一曲目「明日へ」から五曲連続で披露となる。
二曲目「Shiny Dream」
追進組版だと稲森、高未の「後輩」二人組が歌い出しを担当する一曲。
この二人の歌い出しが上手く決まる事で、この歌の善し悪しが決まると言って過言ではないが、歌い出しも見事に決まり、最後まで難なく歌いこなしてみせた。
三曲目「タイムレシーバー」
この楽曲も燃えこれ学園で人気が高い楽曲。ソロパートが目立つため歌唱力が求められる。またロングトーンが多い同曲。
この楽曲の最大の見せ場とも言えるソロのロングトーンを稲森のあが見事に決めて、この楽曲もしっかり歌いこなした。
四曲目「夢幻華」
この楽曲で大活躍するのは蒼音舞。冒頭の歌い出しを始め重要なソロパートの担当が非常に多いが、ここは最上級生(1期生)の貫禄を見せる。
それに続くように稲森、高未もきちんと歌いこなし、振付含めて、非常に高い完成度を見せた。
五曲目「恋の魔法」
個人的に追進組が歌う中で最も好きな楽曲。とにかくこの楽曲に関しては、個々のメンバーの表情と仕草が素敵すぎて魅入ってしまう。
この日も例外ではなく、心がときめくのを覚えた……はぁ……あおねちゃん(照)
……こうして一気に五曲連続で披露。
実はこの五曲連続も彼女たちにとっては初の試みだったが、見事に体力との勝負にも勝ち、見事に連続して歌いきった。
MCもそこそこに残り二曲……会場全体、名残惜しい雰囲気の中、追進組-Emotion-……正真正銘、最後の「新たな挑戦」に挑む。
六曲目に持ってきたのは「Lost in Time」
昨年11月に発売された最新曲で、燃えこれ学園主演の自主制作映画「ゴブンノイチ人生」の主題歌としても印象が深い。
この楽曲では(追進組では)ダンスで裏方に徹している、熊野はるもソロパートに加わり、5人全員が想いを込めて歌った。
……個人的には、ここで心をぐっと掴まれた。
全員版でももちろん名曲だけど、追進組もそれに負けないくらい、きちんとこの楽曲に託された想いを理解して、そしてそれぞれ託されたパートを歌っていたように思う。
ただひたすらカッコよかった。そして魅入られた。
そしてラストは「すき!すき!好き!!」
この楽曲もイベントのラストにかかる事が多い人気曲。
各メンバーの「好き」という想いと、広報委員たちの燃えこれ学園(とそれぞれの推し)が「好き」という想いが交錯する名曲。
最後にこの楽曲を歌った彼女たちからは、応援してくれる広報委員、そして燃えこれ学園 追進組-Emotion- が好きだという想いがヒシヒシと伝わってきた。
この楽曲の後奏部分、広報委員側が述べる口上があるが、最後は彼女たち追進組への感謝や激励、そして何より「大好き」という想いも込めて全力で叫んでいたと思う……。
こうして燃えこれ学園 追進組-Emotion-のラスト主体公演のステージは全て終了。
最後に各メンバーが手紙を読み上げる。
怪我で苦しみながらも振付を担当し、活動を経て自信を取り戻した三浦千鶴。
この一年で「悔しい」という感情を知り、自身の成長の糧とした高未悠加。
今自分の意見を主張する事を恐れていたけど、ぶつかり合う大切さを知った稲森のあ。
後輩たちと共に過ごすことで、自分だけでなく周りを見る事が出来るようになった蒼音舞。
そして……そんな彼女たちを導く立場として立ち会った事で、自身が成長出来たと語る熊野はる。
決して彼女たちが「追進組-Emotion-」として過ごした月日は無駄でなかった事を、この日のステージで証明できたと思います。
最後は特進組-Quintett-も出てきて「燃えこれ学園校歌」を歌い、この日のイベントは無事終了しました。
●所感
なんだろう……一日経った、今の方が振り返ってみて、本当に感動出来るなぁ……と。
帰宅直後は高まっていて、冷静に振り返れないと思っていたけど、今でも熱気が冷めないって事は、それだけ彼女たちがいいものを見せてくれた証拠だと思うのです。
個人的には蒼音舞のファンになったけど、ちょうどそのタイミングで追進組-Emotion-が始まって……。
結果、追進組-Emotion-の方を流れ的に応援するようになった。
だから自分にとって、燃えこれ学園の広報委員としては、追進組-Emotion-と共にあったようなもので……。
それが終わるのは残念ではあるけど、でもまた自分も広報委員として、次のステージに進む時が来たように思う。
・熊野はる(1期生・引率/総選挙辞退)
基本的に皆に頼られる先生だったと思うけど、本当に大変だったと思う。
正直、先生やっているのもストレスでどうにかなってしまう時があるんじゃないか?と思う時も多々あった。
だけど10月あたり……昨年の生誕月あたりから、そのあたりの立ち回りは凄い上手くなったような気がしている。
そうじゃなければ、10月度「つうしんぼランキング」で久々に1位獲れなかったと思う。
この頃のはるさんは先生として皆を引っ張るだけでなく、一人の歌い手としても輝いていたし、今年に入ってもそのへんがうまく回っている気がする。
「有吉反省会」出演も今のところは非常に追い風になっていると思う。
燃えこれ学園全体に戻ったら、また先生として、でも一人の歌い手としても、切磋琢磨していく立場になると思う。
それでも涙しながら、熱い想いをぶつけられる「熱血教師」として、身をもって皆を引っ張っていく素晴らしい先生でいてくれる事を、自分はこれからも期待しています。
もうちょっとだけ活動は続きますが一年間、引率、お疲れ様でした。
・三浦千鶴(5期生/総選挙辞退)
昨年は怪我の影響で総選挙すら辞退しなくてはならない事を非常に悔しく思っていた……という趣旨のコメントが印象的でした。
そんな中でも自身の怪我と向き合いながら、追進組では振付担当という居場所を見つけ、また怪我の回復と共にステージに立てる場面が増えていきました。
きっとちーちゃん自身も嬉しかったと思うけど、観ている自分も嬉しかった。
この日のチェキでも伝わると思うけど、本当に笑うと凄い素敵な表情をするし、追進組メンバーの中でも実は一番華がある娘だと自分は思っています。
今でも怪我の戦いは続いているし、まだステージに立てない楽曲もある。「つうしんぼランキング」でも苦しい時期が続いていて精神的にきついと思う。
だけどそんな苦しい中でも自分の生きる道というか、そういうのを見つけて立ち上がろうとする姿は見ている皆に勇気を与えていると思います。
この一年間の経験は、これから先、燃えこれ学園に限らず人生において生きてくると思うので、どうか負けずに頑張って欲しい。
そしてまた素敵なちーちゃんの笑顔と「Yell」を我々に届けてください。
・高未悠加(8期生/総選挙8位)
彼女は本当に何から何まで、一からのスタートだったと思う。
手紙でも言っていたけど、総選挙の結果より「追進組-Emotion-」としてステージに立つ機会を与えられた「喜び」があり、そして活動の過程で「悔しさ」を知る。
成長において一番重要なサイクルを、この一年で一番学び、身をもって感じたのは間違いなく彼女だと思う。
でも「追進組-Emotion-」があったからこそ、彼女自身、自分に今、何が足りなくて、そしてどうしていけばいいのかと早い段階で自立して考えられるようになったと感じる。
それが昨今の「つうしんぼランキング」での躍進に繋がっていると思う。
個性的な言動、サイン入りTシャツの評判など自己アピールの上手さは、現在いるメンバーの中でも秀でているし、現状の彼女の強い武器になっていると感じる。
あとはステージにおける歌や振付のクオリティの向上が見られれば、行く行くは中心メンバーになれる可能性は秘めている。
まだ未熟な部分はあれど、それすら可能性に変えられる強さを得られたのが、追進組での高未悠加の成長だったと感じます。これからもよろしくな!
・稲森のあ(7期生/総選挙7位)
割となんでも出来て器用で明るいし、個人的にはもっと早い段階で人気が出てくると思っていた。でも……こう言っては失礼だけど、予想以上にこの一年間、苦しんだ印象はありました。
それでも直接会う時は、いつも大体笑顔で返してくれる、とてもかわいらしいのありぃ。その明るさがあれば大丈夫だと短絡的に思っていた時期もありました。
だけど……一時期、そうじゃない時があったのを覚えている。本当は苦しかったのかな……それを察してあげられない自分を恥じたりしました。
でも今年に入ってから、その苦しさを乗り越えたように感じるし、そして今回のステージを観て、以前にも増してとても素敵に笑えるようになったと思える場面が増えました。
自分の予想より、ほんの少し時間はかかったけど、今、のありぃは自身の実力と人気が評価されてきたように思います。
追進組では常にエース級の働きを見せてきたし、この一年の活動は必ず糧になると信じています。
それと一つだけ訂正。冒頭で「割となんでも出来て器用」と思ったのは第一印象であり、実は不器用な面があるんだと……特に昨日の手紙を聞いて思いました。
それでも一つ壁を乗り越えたのありぃ。これからも「天使のスマイル」振りまいて頑張ってください。「おにぃたん」は、そんな妹を見守っているぞ(照)
・蒼音舞(1期生/総選挙6位)
あおねちゃんがいなければ、自分は何も始まっていなかった。そう言って過言じゃない存在。
普段は「かわいいよー」ばっかり言っているし(爆)まぁ……ちょっとおちゃらけているけどさ。
でも個人的にはあおねちゃんが、この一年間で頑張っている姿を観続ける事が出来たからこそ、今でもここにいると思う。
正直、あおねちゃんを推す前、誰とは言えないけど「あおねちゃんは推し甲斐がない」と言われた事があった。
過去のあおねちゃんを知る人にとっては、どうしてもそういう印象だったのかも知れない。
恥ずかしい話だけど、その言葉がどうしても自分の中で引っ掛かって……最初のうちはあおねちゃんを強く推すのを戸惑った時期もあった。
だけどそんな自分の不安を吹き飛ばすように、あおねちゃんは素晴らしいステージを見せ続けてくれた。
昨年6月の生誕でのステージ、追進組での活躍は特に大きかったと思う……そして自分の中の不安はいつの間にか、あおねちゃんを応援したい気持ちで埋め尽くされて消えて行った。
だけどその過程の中で、もどかしい想いも、悔しい想いもいっぱいした。現に「つうしんぼランキング」では、今でも悔しい想いを続けている。
だけどそのたびにどうにかして、乗り越えられない壁に挑もうと頑張る、あおねちゃんの姿を目の当たりにしてきた。
その中で追進組での数々のステージが着実に成長、充実に繋がり蒼音舞という歌い手を大きくしたと思う。それは少しずつ燃えこれ学園全体でも還元されていると感じる。
そして今なら胸を張って言える。
「蒼音舞は誰よりも推し甲斐がある」と。
自分にとって、蒼音舞は「紫の『誇り』」そのものです。
追進組は終わるけど、これからも応援していくし、背中は押していくから。
そして掴んだ手は離さないから。
これからもよろしく!
……熱く語り過ぎたけど、こんな感じで。
会場撤収後は諸先輩方と「儀式」を敢行。
乾杯の音頭を取らせてもらいました。
本当に充実した、いい気分で帰れました。
こうして終わった、追進組-Emotion- ラスト主体公演。
最初の頃と比べて、本当に皆、成長したし素敵だったと思う次第です。
もうすぐ追進組-Emotion-としての活動は終わってしまうけど、蒼音舞をはじめ、追進組-Emotion-の4人と、熊野はるは、これからも特に応援していきたいと思います。
追進組-Emotion-、お疲れ様!そして素敵なラスト主体公演、ありがとう!