【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.72』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.72』@池袋mono
 
※このイベントは1月18日に行われたものです。
 
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
 結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
  
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
 
・AnBぷれみあむぅ presents 『第72回イカすアキバ天国』@池袋mono
https://ameblo.jp/hitode0014/entry-12570285073.html
 
2020年初の「イカすアキバ天国」は藤嶋ちづるが初出場で優勝を飾った。
昼から緊張しっ放しだが、歌唱力の評価を得た彼女が、次回の「ぢゃ☆ベストテン」でどんな姿を見せるか今から楽しみである。
 
そして夜の部「ぢゃ☆ベストテン vol.72」も2020年の幕が上がる。
 
昨年は大和撫子 百合の単独での「年間最多勝」となったが、今年はどうなるのか……。
 
大和撫子 百合、三年連続の「年間最多勝」に向けて好発進なるか!?
それとも他の出演者が待ったをかけるか!?
 
2020年、13年目の行方を占う「初春の池袋決戦」!
 
「ぢゃ☆ベストテン vol.72」の様子をレポートいたします。
 
●開演前
 
折からの悪天候で出足が心配されたが、夜に関しては心配なく、開場前から多くの方が詰めかけた。
ここで年が明けて初めてお会いする方もおり、中には新年のご挨拶モードの方も。
 
かく言う自分もそういう方が多く、挨拶をしていたような気がする。
 
こうして徐々に会場は人で埋まっていき、諸注意の映像からのOP映像。
そして爆発音と共に映像は終わり、視界のJR&メトロが登場する。
 
毎度おなじみの二人による、ゆる~い投票ルールと、諸注意を経てこの日のトップバッターが登場する。
 
2020年「ぢゃ☆ベストテン」のステージを最初に踏んだのは、昨年11月「第71回イカすアキバ天国」を優勝した……彼女だ!
 
  
●本編
 
○昇格組:マヨイマイ
 
【セットリスト】
1.「DOUBTNESS!!」
2.「GOD GRACE」
3.「Sadistic LoVE」
 
「マヨ様」ことマヨイマイ。遂に悲願の「ぢゃ☆ベストテン」初登場。
昼のゲスト時と打って変わってゴシック調な衣装となる……が、ここでマヨ様はあるものを目にして笑う。
それは……「マヨネーズ型サイリウム」(笑)某お客様の完全なる手作りだが、空のマヨネーズの容器にサイリウムの先端を挿しこんだものである。
ただこれには本人、満更ではない様子で笑っていた(笑)
昼はLiSAのカヴァーなどを交えたが、ここではオリジナル三曲で構成。
ステージの途中、別のお客様からマヨネーズの差し入れもあり(笑)初の「ぢゃ☆ベストテン」のステージを一部お客様による「マヨネーズ」祭(笑)にて終えた。
こうして「ぢゃ☆ベストテン」に登場したマヨ様ことマヨイマイ。
これから「ぢゃ☆ベストテン」でどんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみなステージだった。
 
 
そしてここから前回投票結果に基づくランキングに入る。
前回限りでUSAXA!が卒業したため、10位からのランキングになるが、途中までは1ランク「繰上げ」となっている。
 
そんな中、10位で呼ばれたのは……。
 
○10位:ベティーブラウン(→/3295点)
地元のイベント出演にによる欠席でVTR出演。
昨今、活動を始めたバンド「アップルキャロッツ」のメンバーたちと共に映っていたが、後ろに映っていたメンバーの方が目立って笑いを取っていた。
だが今回の欠席で2回連続欠席。
点数を見ても、現状の得点スライドのルールでは厳しい見方も……果たして、どうなったのか!?
 
○9位:ソラ豆琴美(↓5/3430点)
 
【セットリスト】
1.「発芽たいそう第1」
2.?
3.?
 
前回の宇宙人ネタが響いたか?それよりも半年にわたる長期欠席の反動か……。
いずれにせよ半年ぶりの出演で彼女にとっては、とても厳しい結果となった。
だがそれでへこたれるソラ豆琴美ではない!
一曲目「発芽たいそう第1」では、なかなか前に来ないファンを、前に来させようと必死に頑張る(笑)
二曲目、三曲目になっても、まるで正当派アイドルのように(笑)全身タイツになったり、珍妙なコントも入れずに(笑)すごい正攻法で頑張っている。
そしてこの日のステージのMCで……彼女は重要な発言を発している!
 
「(前回の反省を踏まえて)正当派アイドルとして頑張る」
 
……会場全体が疑念の爆笑に包まれたのは言うまでもない(爆)果たして、ソラ豆琴美の再浮上はあるのか?
 
 
○8位:アコールノート(↓2/3830点)
 
【セットリスト】
1.「ハッピーエンド」
2.「世界が止まる、3秒間」
3.「忙しい人のための『大切な1ページ』」
 
今回からイベント「2年目」に突入するアコールノート。
一曲目「ハッピーエンド」から、まずはじっくり聴かせてくれる。二人の奏でるハーモニーが実に心地よい。
そして一曲目が終わると漫才タイムに入る(笑)それにしても漫才、結構長かったけど、聴かせてくれるよなぁ(笑)
それから最後は信号の話にもっていって新曲「世界が止まる、3秒間」を披露。
このあたりの流れも相変わらず秀逸である。
しかしそれ以上に度肝を抜いたのが、ラスト……普段なら「大切な1ページ」をフルで歌うのだが、漫才で時間を使った都合、短いバージョンになるとの事。
そこで歌われた「忙しい人のための『大切な1ページ』」が、見事にまとまりを見せた。よくぞまとめた。
こうして新年早々、笑いと驚愕のバランスを見せアコールノートのステージは無事終了しました。
 
 
○7位:清水舞美(↑2/4290点)
 
【セットリスト】
1.「争い果てて」
2.「秘密基地」
3.「夢空」
 
昨年は8位より上が一度もなかった清水舞見。
今年は早々に7位からスタート。新年早々幸先がいいか?
一曲目は当日がセンター試験だった事もあり「争い果てて」(爆)
いや……確かにセンター試験という「争い」は終わったけど、そこでこの選曲は……(笑)
しかしMCの気だるい「清水節」は続く。昨年12月にアルバムを出したばかりだが「歌い過ぎて飽きた」と発言するなど会場の笑いを誘う。
それでも二曲目、三曲目とその飽きたはずの(爆)アルバム楽曲を出してくるあたりは、自由奔放な彼女らしいといえば、らしいが……。
こうして相変わらず肩に力の入っていない清水舞美のステージは終了。
これが上位進出のキッカケになるといいのだが、果たして……。
 
 
○6位:ゅん((・∀・))ゅん(RE/4863点)
 
【セットリスト】
1.「Endless special~スペ氏周回~」
2.「お願いマッスル」(紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい) & 街雄鳴造(CV:石川界人))
3.「maniac*shooter」
 
前回、6年ぶりに「ぢゃ☆ベストテン」戻ってきたゅん((・∀・))ゅんの二人。
6年ぶりの再ランクインは6位からスタートとなった。
衣装は正月を意識した、和装テイストな衣装。一曲目に「Endless special~スペ氏周回~」から始まり、いつものゅん((・∀・))ゅんと思われたのだが……。
ここで白湯(厳密には「双子の姉」もりさゆる)の正月太りが発覚……そこで痩せるために「お願いマッスル」(アニメ「ダンベル何キロ持てるかな?」の主題歌)で運動(笑)
果たしてこの楽曲だけで、どこまで痩せられたのだろうか……(笑)
ラストは「maniac*shooter」を持ってきて、ゅん((・∀・))ゅんのステージは終了。
FICEに次ぐ、イベントの「生ける伝説」であるゅん((・∀・))ゅん。
2020年はどこまで頑張って、我々を楽しませてくれるか……当面の目標は「前回を超える連続エントリー(6回)」なので、2020年一年間残留すれば自然と達成となるが果たして……。
 
 
○5位:まかべまお(↑2/5230点)
 
【セットリスト】
1.「泣き虫ナタリー」
2.「らせん」
3.「TRIANGLE」
 
いよいよ彼女自身にとって9年目となる「ぢゃ☆ベストテン」出演となったまかべまお。
正月は比較的、和装が多い彼女だが、今年も巫女風の衣装を身にまとい、正月を意識させるような衣装での登場となった。
一曲目に昨年の自身のBDライブで初披露になった「泣き虫ナタリー」を、このイベントで初披露。
年末から喉の調子が悪いとの事だったが、それを感じさせないようしっかりと丁寧に歌っていた姿が印象的である。
その後、二曲目、三曲目とギアチェンジして臨むステージ。
サークルモッシュも発生して、非常に熱い中で今年初のステージを終えた。
そう言えばそのサークルモッシュの「標的」に自分がされたような気がするが……まぁいいか(笑)
こうして通算49回目のエントリーを終えたまかべまお。今回、脱落しなければ遂に前人未到、50回連続エントリーとなるが……果たして?
 
 
○4位:FICE(↑4/5910点)
 
前回は一人でヒ○シネタをした後、大量の(色んな人による)氷を召喚したFICE。
その効果(?)テキメンか!?今回4ランク上げて4位になった。
更に氷が半年ぶりAnB登場。コーラスのひびぃをインフルエンザで欠くものの、ほぼ通常時のFICEに近い形態となった。
しかしそれを喜んだのも束の間……氷不在の半年分を取り返すために……13分で12曲を詰め込むという尋常ならざるセットリストを組んだ(笑)
各曲ワンコーラスの更にほぼ倍速だったために、とんでもない早さで次から次へ楽曲が流れて行く。
まさに怒涛の勢いでステージは進んでいき、13分で12曲の荒行をやってのけた。
こうして新年早々、色んな意味でやってくれた主宰・FICE。
……ステージ終了直後、床に寝込む某きゃん様の姿が全てを物語っていた(笑)
 
 
ここまでが1ランク繰上げのランキング。
なお前回卒業したUSAXA!は……
 
※参考記録:USAXA!(6590点)
 
今回は4位相当。
最後まで立派な成績でイベントを卒業していった事が分かります。
 
……そしてここからベスト3。
「繰上げ」無しのランキングとなりますが、それを制したのは……。
 
 
○3位:みでぃ(↑2/7183点)
 
【セットリスト】
1.「あったかいんだから」(クマムシ)
2.「絆DECADE」
3.「十字架ROSES」
4.「LOVEv暴走中」
 
前年は初優勝も飾ったみでぃが3位に入る。その前年は5位が非常に多い(6回中4回)彼女だったが、今年は……。
そんな彼女、今回は露出高めのキョンシー衣装の衣装にて登場。まぁ露出高いのはある意味彼女の「通常営業」として……。
一曲目、ちょっと懐かしい「あったかいんだから」(クマムシ)を歌いながら、何やらいそいそと準備を始める……。
透明なビニールシートとそれを張りつけるための脚立の類、赤いペンキか絵の具のような物と筆を用意して……。
いきなり「書初め」を始める。しかしそれをよーく見ると……どうやら、キョンシーの額に貼られる札の文字である。
二曲目、三曲目を歌いながら、お札を書き上げたのだが……ちょっと時間の計算が狂っていた模様。
そして四曲目「LOVEv暴走中」を歌いながら、急いでお片付けをするという流れ(笑)
せっかく書いたお札も敷物として用意したブルーシート共に慌てて片付ける様子(笑)
それでも何とか四曲目「LOVEv暴走中」を歌い終えて、大よそ1分程度で全ての片付けを終えて、颯爽とステージから去って行った(笑)
……こうして新年早々、とっても慌ただしい、みでぃちゃんワールド全開のステージは終了した。
そういえば何故、キョンシーだったんだろう……。
 
 
○2位:大和撫子 百合(↓1/9308点)
 
【セットリスト】
1.「自由ノ空」
2.「雪椿」
3.「Strength」
4.「百花繚乱」
 
前回からの年越し連覇とはならず、大和撫子 百合。今年は2位でのスタートとなった。
しかし彼女で9000点を超えており、順調な2位発進と言って過言ではないだろう。
この日は黒いシックな新衣装に身を包み登場。力強く一曲目「自由ノ空」から歌い始めた。
二曲目「雪椿」でしっとりと歌い上げ、そして三曲目「Strength」では力強く歌う姿を見せてくれた。
毎回のようだが、どの楽曲でも基本的にしっかり、そして熱い気持ちを持って歌うのが彼女の特徴である。
MCでは今回も緊張している趣旨の発言があったが、ある意味「勝負師」としてこのイベントに臨んでいる彼女の素顔を垣間見えた……かも知れない。
ラストは「百花繚乱」
非常に華やかに歌い上げて、今年最初の「ぢゃ☆ベストテン」のステージを終えた。
こうして大和撫子 百合のステージは終了。
2位発進だったが、点数は相変わらず高い次元をキープしている。
今年も「年間最多勝」争いの中心に躍り出て来るか……そんな期待をして止まない。
 
○1位:デカシャツ喫茶(↑1/10366点)
 
【セットリスト】
1.「セプテンバー」
2.「ミラージュ」
3.「I will be there」
4.「ラブゲーム bpm150」
5.「デカシャツ☆ナイト」
6.「moRe Stage」(pop rock)
 
2020年、13年目の開幕戦を飾ったのはデカシャツ喫茶。1万点超えの大台突破である。(少し前なら「K点突破」という表現だろうか)
今回で通算:17回目の優勝になるのだが、実は昨年3月(vol.66)以来、10か月ぶりの優勝。
彼女たちにしては長い間、優勝から遠ざかっていた。
しかし17回目の優勝を飾っても当人たちは至ってマイペース。
優勝の喜びもそこそこに、いつも通り颯爽と楽しそうに歌を歌い、そしてゆるいMCで和ませる。
ところどころ、変な動きがあるのだが(笑)それも含めてデカシャツ喫茶。歌はいい。でもそれ以外がゆるい(笑)
四曲目「ラブゲーム」は新バージョンの「ラブゲーム bpm150」では、これまでよりもかなり早いテンポに客はついてこれるのに、デカシャツ喫茶の二人がついていけなかった(笑)
また夏場に行われる11周年記念ワンマンのタイトルが「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン」に決まって「やっとか!」と言われる始末(笑)
それでもステージでは要所を締めて、最後は「moRe Stage」(pop rock)で終了。
ある意味「通常営業」でデカシャツ喫茶、2020年の最初の「ぢゃ☆ベストテン」のステージは終了。
とても楽しそうだった事だけは間違いない……。
 
 
こうして全出演者のステージが終了。
投票タイムとEDでのお知らせなどを挟み、物販タイムに入る。
 
明るい会場の中、所せましと多くの出演者が物販をしている最中……突然、暗転する会場!
久々にあの時間が……きた!
 
 
●脱落発表
 
今回、昇格組加えて11組の出演者が居た訳で……1組脱落しないといけません!
 
昨年7月(vol.69)以来の脱落発表となりましたが、今回脱落の憂き目に遭ったのは……。
 
・ベティーブラウン
 
2回連続欠席。
更に今回の点数を顧みると、欠席した出演者の得点スライドのルールでは厳しかったか……。
 
残念ではあったが、昨今、沼津での活動が目覚ましい彼女にとっては、皮肉かも知れないがタイミングは良かったかも知れない。
 
そして今回はこの場に脱落した出演者がいなかったため、その後は平和に物販は進み、無事閉幕となりました……。
 
 
●総括及び短評
 
2020年を占う意味でも象徴的なランキングだったと思います。
ただ上位2組が抜けていますが、正直、今回の3位以下がどうにでもなりそうなので今年一年の展開を……と言われると難しいところでしょうか。
 
・1位:デカシャツ喫茶
前述の通り通算17回目の優勝を飾り、2020年は好スタートとなりました。
それにしても意外にもね、昨年3月(vol.66)以来の優勝で、彼女たちにしては、感覚が開いた印象は否めないです。
もっとも優勝していない間も、3回連続3位とか、上位はキープしていたので、相対的に上回れても、絶対的な(このイベントにおける)強さが無くなった訳じゃない。
むしろ出場から7年目を迎えて、優勝争い出来ている時点で、イベント的には「横綱」級なんですが。
(現に数年前は「ラスボス」とまで言われていたし)
ただ今回は久々にデカシャツ喫茶らしい、そんな優勝のステージを久々に観たという印象が有ります。
25分に6曲詰め込むのはいつもの芸当。
そして新曲、もしくは既存曲の新バージョンを盛り込むのも伝統芸(?)
今回は「ラブゲーム bpm150」がそれにあたるけど、それに伴う何かおかしな動作もお約束(笑)
この日も「ミラージュ」で、何か回すものを忘れたシノンが自分のネクタイを回して、顔面にぶつける自爆プレイを何度見たか(笑)
しかし昨今、優勝からは遠ざかっていたので、こうして年初に強いデカシャツ喫茶が観れたのは良かった。
2020年の彼女たちの戦い……そして「年間最多勝」争いは面白い展開が期待できそうだ。
何はともあれ、久々の優勝おめでとう!
そして優勝回数は覚えよう(笑)


 
・2位:大和撫子 百合
昨今の「ぢゃ☆ベストテン」は連覇が出にくい状況となっているが、今回の彼女もそうなったか……。
もっとも昨年は(イベント全体としても久々の)連覇も達成しているし、今回も……と期待したのですが。
ただそれでも9000点を超えて、3位のみでぃに約2000点離しているのは立派。
ステージに関して言えば、今回も文句のつけどころはなかった。
全体のセットリストのバランスはいいし、彼女自身のパフォーマンスにも問題はない。
目新しいところという意味では、衣装が新しかったが、彼女のビジュアル的にもとても似合っている。
流石に優勝5回、そして昨年の「年間最多勝」だけあって大きな穴は見当たらなかった。
しかし今回は2位だった……展開の綾と言ってしまうには、あまりにも大雑把すぎる。
それでも強いて言うのであれば、高い水準は保っているのは誰もが認めるけど、今回は若干まとまり過ぎている感はあるか?
前回も「雪椿」は良かったけどね……ただ欠点や粗を無理矢理探しても、あまりいい事ないし、実際にそれがほぼないのが彼女の特徴である。
今のスタイルで自信を持って臨めば、今年も結果はついてくると思います。
次回のランキング、そしてステージを楽しみにしています。


 
・3位:みでぃ
上位2組にはやや離されたものの、7000点を取って3位を取ったあたりは、昨今の彼女の集客力から考えれば自然な結果か。
集客力は現在、イベントでも一、二を争う強さを持つ彼女。
現状のままならば、今後も大きく点数が崩れる事は無いと思う。
そうなってくると肝心なのが、ステージの内容だけど……毎回何をやってくるか本当に読めない(笑)
今回のキョンシーでの書初めに関しても、まぁなんとなく分かるんだ。
ただ何故、キョンシーだったのだろうか……もっとも過去の彼女のステージの数々を見ていると「何故、今、それ?」という疑問は持つだけ意味が無いのだが(笑)
本人は至って大真面目に頑張っているのは分かるんだけど、時々、それが思わぬ方向に笑いを生んだりするから、目が離せない(笑)
これは前述のデカシャツ喫茶や、後述するFICEとはまた異質なものなので、ある意味「ぢゃ☆ベストテン」における第三極(?)を担っている部分がある。
申し訳ないが歌唱力勝負という点では、このイベントの出演者の中でも相当厳しいものがある彼女だが、それを補って余りある発想力が支えになっているような気がする。
彼女自身、次回で「ぢゃ☆ベストテン」3年目に突入する。すっかりお馴染みとなった「みでぃワールド」が今年もどんな風に炸裂するか楽しみにしている。
ところで3月は他のイベントと回しみたいだけど……大丈夫なのだろうか?


 
・4位:FICE
なんかやっと通常営業に戻った感じがしました(笑)
なんだかんだ言って、氷がいるといないでは違いますね。(前回のヒ○シからの、ひよちん大量発生も面白かったけど)
そしてやる事が相変わらず無茶ですね(笑)
13分で12曲なんて芸当、FICEじゃなきゃ無理でしょ(笑)
今年も一年、氷がどれくらいの頻度でFICEとして出演が出来るのか……まだ前年からの状況からの一気に好転とはいかなそう。
もちろん炎は仮に一人でもFICEのクオリティを守るつつ、これまで通りのステージを展開すると思うのですが、やはり氷がいるいないでは切り札という意味でも違ってくる。
しばらくは様子を見ながら。でも主宰としては頑張ってもらいたい。
2020年、13年目の主宰に期待したいところです。


 
・5位:まかべまお
喉の調子が悪かったのが非常に心配ではあるけど、それでもステージをどうにかこなせるのは立派。
流石、イベントが誇る大ベテランというステージでした。
正月恒例の「和装」も見れた事だし、今年も一年頑張ってくれそうである。
少し前から言っているけど、社長業もますます忙しくなって、出演者としての彼女を見れる貴重なイベントになりつつありますからねぇ……。
本当に大変だとは思うけど、可能な限り歌う事は続けて行って欲しい次第です。
そんな彼女にとって、次回迎える「50回連続エントリー」は偉大なる金字塔の一つです。
初出場の2012年1月(vol.24)から、次回vol.73までの、8年4ヶ月の間……50回、一度も脱落が無かったのは驚異的です。
次回……イベント史に燦然と残る記念すべきステージを盛大に祝い、そして見守れたらと思います!


 
・6位:ゅん((・∀・))ゅん
6年ぶりの復帰は6位だったゅん((・∀・))ゅん。
なんかシャレみたいな展開だけど、まぁこれもゅん((・∀・))ゅんらしいからいいのかな……なんて思ったりした。
一曲目「Endless special~スペ氏周回~」は早くもこれからの代表曲になりそうな雰囲気があって、個人的には好きです。
ネタとしては二曲目「お願いマッスル」もらしいっちゃ、らしいので好きだった(笑)
またFICEとは若干ニュアンスの異なる笑いが取れる、貴重なユニットなので(笑)頑張ってほしいところ。
当面は「前回(「ぢゃ☆ベストテン」出場時)より連続して出演(エントリー)する事」なので、2020年いっぱいは是非頑張って記録更新して欲しいところ。
(なお前回は2012年11月(vol.29)~2013年9月(vol.34)の6回出演後に脱落している)
ゅん((・∀・))ゅんにとって本格的な(夜的)「第二期」はここから始まる!
 
・7位:清水舞美
驚いたら色んな意味で失礼だけど……7位。
昨年、8位か9位しか無かった彼女が、2020年早々7位とは……過去に3位(2018年7月/vol.62)は一度あるとは言え、ちょっと驚く。
もっとも「ちょっと」であって、点数を見れば(前回と比べても)凄い伸びがあった訳ではないので、点数的に観れば妥当なラインかと……。
しかし相変わらず自由奔放な発言が多い出演者である。それが武器でもあり、弱点でもありますが……。
昨年12月に出したアルバムの楽曲を「(歌い過ぎて)飽きた」と言えるあたり、考え無しなのか。それともただ肝が据わっているだけなのか。それともその両方なのか……。
セットリストが同様の楽曲の傾向にあるので、変化、メリハリに欠ける構成が昨今続いているが、当分、これを続けるのだろうか?
ただ4位以下の点数を見ると混戦の傾向にあるので、もし抜け出すのであれば2020年上半期は久々に彼女にとってチャンスかも?
そういう意味では次回以降の構成は気になるが……順位を気にしないのであれば、大きな変化は無さそうな気もしてる。
 
・8位:アコールノート
今回から「ぢゃ☆ベストテン」2年目を迎えるアコールノート。
順位は中位と下位を行き来しており、今イチ安定はしていない。
それでも本来の持ち味である歌や演奏の部分以外でも、二人による漫才(コント)などのそれ以外の強みがあるのは大きい。
また今回のように「大切な1ページ」の大胆なアレンジで多くの方を驚かせるなど、発想においても非常に柔軟なところが見受けられる。
とにかく昨年一年間、夜で戦った成果は観れているし、彼らの成長には確実に繋がっている。
問題はそこをどううまく活かして、中位ないし上位に食い込んでいけるようにするかが今後の課題だろうか。
切り捨てるところは切り捨て、逆に突き詰めるところは突き詰めて、構成を煮詰めて行けば自然と結果に繋がるような気がしている。
恐らく彼らにとって、今年一年は色んな意味で勝負なので頑張ってほしいと願う。


 
・9位:ソラ豆琴美
申し訳ないけど、今回のランクダウンは致し方ないところがあるか。
流石に3回連続の欠席は毎回出演している客層からすると、(欠席の理由はどうあれ)心象はあまり良くない。
正直、休みの多さから「卒業」を希望する声も少なからずあったと思う。
(現に彼女が休みの間に脱落した出演者が別にいた事や、ルール上の問題とは言え上位に居続けた事を踏まえると、そういう声は出ておかしくない)
それでも彼女がここに戻ってきたのは、それらの批判がある事も覚悟の上での選択だったのではないかと思っている。
故に前回のステージは「単品」として観たら評価は出来る。(何気にあの宇宙人ネタは好きだ)むしろ今回は逆に遠慮しすぎた感もあるくらいだ。
少なくとも今回の結果は、彼女の連続欠席の結果が産んだ「信用の失墜」という副産物だと思っている。(厳しいけれど)
次回の結果は分からないけれど、もし次回も下位(もしくは今回より点数的に微増)なら、しばらくは下位を覚悟した方がいいと思っている。
逆にそれでも頑張れるのか。注目はしようと思う。
 
・昇格組:マヨイマイ
昼のゲストステージに続いて、見事なステージでした。
どちらかというと昼が珍しいカヴァーを交えた構成なら、今回の夜の方が現在のオリジナルを中心とした今の彼女に即した構成だと思う。
自分の持ち味もきちんと発揮出来ていた印象もあるし、次回以降も大いに期待が持てる内容でした。
そうなると次回のランキングが見物。
果たしてどの位置にランクインするのか……正直、今回の彼女を拝見する限り、上位から下位まで幅広い可能性があると思う。
それによって今後の戦い方は大きく異なってくると思うので、じっくりと動向を見定めたい。
それにしても……すっかり「マヨネーズ=マヨ様」の構図が定着したね(笑)
このあたりをうまく活かしていければ、このイベントでも人気が定着するのは早いかも知れない。(いやもう既に人気は定着しているかも……)
 
・10位→脱落(次回11位相当):ベティーブラウン
前述の通り、今回の低い点数かつ2回連続欠席では流石に現状厳しかった。
(皮肉な表現だけど)ソラ豆琴美を半年以上守った、欠席者特有の得点ルールは、低い点数で休みに入った彼女を守る力は無かった……と。
もっとも……現在の彼女の状況を踏まえると今回の脱落は決して悪い事では無かったように思う。
もし仮に今回残留して、もし日程さえ問題が無ければ、生真面目な彼女の事だから、きちんと出演していた可能性がある。
(それ故、昨今の状況を考えたら「卒業」という選択肢があってもおかしくなかったが、選ばなかった可能性もある)
しかし沼津での活動が活発化していく昨今、東京との往復は結構な負担である。(金銭的、体力的にも)
今後の彼女の事を考えると、今回の脱落という結果は……彼女に対して「今は沼津で頑張れ」というメッセージ……になったかも知れない。
ただ不本意な卒業と、昨年5月(vol.68)の脱落を経ても、三度、この「ぢゃ☆ベストテン」のステージに立った、その根性と執念を忘れる事は無いだろう。
 
お疲れ様、ベティーブラウン。
これからの活躍を心から祈っている。
 
でも何かの拍子でまた挑戦するなら……その時は楽しみにしている。
 
 
こうして2020年、13年目の開幕戦はデカシャツ喫茶、久々の優勝で幕を閉じた。

ただ2020年、13年目の「シーズン」は始まったばかり。

次回、デカシャツ喫茶が連覇を達成するか!?
それとも大和撫子 百合、みでぃあたりの巻き返しはあるか!?
更に中位、下位からの逆襲はあるか!?
 
これから幾らでも展開は変わってくる。
 
そんな2020年を占う意味で重要な次回開催は2020年(令和2年)3月21日。
「ぢゃ☆ベストテン vol.73」
 
会場は引き続き、池袋mono。
 
激しい争いの行方は如何に!?
そして……まかべまお、前人未到「50回連続エントリー」達成というイベント史に残る瞬間を我々は目の当たりにする!