■サクラエディタのマクロ機能で、Pythonを実行■
●1.サクラエディタのマクロについて
●2.pythonを実行するマクロの登録
●3.マクロの実行方法
●2.pythonを実行するマクロの登録
●3.マクロの実行方法
●1.サクラエディタのマクロについて
キーマクロと外部マクロの二種類があります。キーマクロは、キー操作を覚えさせて再度実行するためのマクロです。外部マクロは、プログラムを組んで、自動実行させるためのものでWHSの言語を使うことができます。JScriptやVBScriptなどがあります。(PPAマクロというのもあるらしいが今回はパスします)
【キーマクロ】
これは、結構使うと便利です。プログラム作成ではあまり使わないかもしれませんが、文書を書いているときは使う機会が出てきます。
例えば先頭の二文字を削除する場合、いちいちDELキーを2回押して、下の行の先頭に移ってまたやって・・・なんてことを何十行とやってられないことがたまにあります。
以下の手順でキーマクロを覚えさせて、実行することを知っているとびっくりするくらい簡単に単純作業が高速に実行できます。
■キーマクロの記録終了と実行の手順
①キーマクロ開始: Shift+Ctrl+M
②キー操作を行う
③キーマクロ終了: Shift+Ctrl+M
④キーマクロ実行: Shift+Ctrl+L
①キーマクロ開始: Shift+Ctrl+M
②キー操作を行う
③キーマクロ終了: Shift+Ctrl+M
④キーマクロ実行: Shift+Ctrl+L
●2.pythonを実行するマクロの登録
それでは、pythonを実行するマクロを準備するところからはじめます。
ファイル名:pythondebug.js
Editor.FileSave();
Editor.ExecCommand("py -3.4 " + '"' + Editor.GetFilename() + '"', 1)
// '"' はパスに空白が含まれている場合に有効
Editor.FileSave();
Editor.ExecCommand("py -3.4 " + '"' + Editor.GetFilename() + '"', 1)
// '"' はパスに空白が含まれている場合に有効
といっても気が抜けるほど簡単です。1行目はまず、現在開いているpythonのスクリプトファイルを上書き保存します。
二行目はpy.exeにver3.4を示す-3.4オプションをつけてEditor.GetFile()で現在のファイル名を渡します。
これだけです。これのファイルをpythondebug.js というファイル名で保存します。場所はサクラエディタの実行ファイルが存在するところに置くのがよいと思います。
設定メニュー → 共通設定 → マクロ
番号を選んで、マクロ名を入れます。例えば「Pythonの実行マクロ」なんて、好きにつけてください。そして、ファイルをさきほどのpythondebug.jsを選びます。
このあと必ず「設定」ボタンを押して下さい。これを忘れて動かない動かないと騒がないように・・・(^^;)
次に設定しておきたいのが、ショートカットです。今回はCtrl+0で起動できるようにします。
設定→共通設定→キー割り当て
と進み、種別のところで「外部マクロ」を選びます。
その後は、Ctrl+0を選択すれば登録完了。おっと「割り付け」ボタンを押して完了です。
●3.マクロの実行方法
実行方法は、さきほどのショートカットのCtrl+0でできます。
以下のテストコードのファイル↓を編集して、Ctrl+0を押します。
すると、以下のように実行結果が【アウトプット】(更新)というタブに出力されます。
(以下の例は、0~3の数字を1000倍した計算結果を出力する簡単なプログラムです。)
コードにエラーがある場合の例です。Ctrl+0で実行すると以下のようにエラーを表示します。↓
このエラーの例は、f1という変数を使っていますが、定義していないとのメッセージが出ています。このメッセージの上に
File "C:\test\E413.tab_test.py", line 9, in
という部分が実際にエラーが発生している箇所です。もちろんタグジャンプ機能が使えますので、この行にカーソルを合わせて、ダブルクリックすれば、エラー箇所にジャンプします。
もし、IDLEによる実行をしたいと思ったとき(GUIを使っているときに標準出力結果が見たい場合はIDLEの方が便利でしょう)は、Ctrl+Bを使ってみましょう。これは、エクスプローラに登録されているプログラムが走るようになっています。.pyという拡張子のファイルをダブルクリックしたときにIDLEが動くように仕組んでおきます。
私は、IDLEが動くために以下のバッチファイルを作成して、エクスプローラに登録しています。
コード
@echo off
rem Start IDLE using the appropriate Python interpreter
set CURRDIR=%~dp0
start "IDLE" "%CURRDIR%..\..\pythonw.exe" "%CURRDIR%idle.pyw" %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
@echo off
rem Start IDLE using the appropriate Python interpreter
set CURRDIR=%~dp0
start "IDLE" "%CURRDIR%..\..\pythonw.exe" "%CURRDIR%idle.pyw" %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
●サクラエディタによるプログラム作成●
いかがでしょうか?サクラエディタでプログラムを編集し、実行し、修正するという手順が簡単になりました。画面を分割して異なる行を参照しながら編集したり、クラスや関数をしおり(ブックマーク)に登録して、ジャンプしたりと、非常に効率のよい作業になりました。
もっと早くこの方法を使っていればよかったと思うほど快適です。
サクラエディタの操作方法は詳しくは触れませんでしたが、かゆいところに届くエディタだと思います。
ウインドウメニューの左右分割(shift+F4)
やタブ操作のグループ化なども試してみると抜群の使い勝手になります。
いかがでしょうか?サクラエディタでプログラムを編集し、実行し、修正するという手順が簡単になりました。画面を分割して異なる行を参照しながら編集したり、クラスや関数をしおり(ブックマーク)に登録して、ジャンプしたりと、非常に効率のよい作業になりました。
もっと早くこの方法を使っていればよかったと思うほど快適です。
サクラエディタの操作方法は詳しくは触れませんでしたが、かゆいところに届くエディタだと思います。
ウインドウメニューの左右分割(shift+F4)
やタブ操作のグループ化なども試してみると抜群の使い勝手になります。
Ctrl+0で外部マクロ実行(登録状況による)
【アウトプット】タブでジャンプ機能を使ってエラー箇所にジャンプ
ブックマーク機能で関数やクラスの位置を登録すると便利
画面を左右に分割して、異なる行の部分を参考にしながら編集
Ctrl+B でIDLEを起動するようにすると便利かも
【アウトプット】タブでジャンプ機能を使ってエラー箇所にジャンプ
ブックマーク機能で関数やクラスの位置を登録すると便利
画面を左右に分割して、異なる行の部分を参考にしながら編集
Ctrl+B でIDLEを起動するようにすると便利かも
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