ジャガー・ワールド


恒川光太郎

講談社

2025.10.20

図書館




昨年11月に恒川光太郎氏の新刊

「ジャガー・ワールド」を書店で見かけ

辞書くらいの厚さ&

マヤ文明…知識なくハードル高…と

読めるのか不安になり購入断念ショボーン


ひたすら図書館で新刊として

導入されるのを待ち


新刊導入されてからも

貸出期間(2週間)で読み切れるのか

不安で二の足を踏み


結局

好奇心に負けて

ついに借りて読んでみました本



勝手なあらすじ


マヤ文明(生贄、呪術を信仰していた文化)を参考に、独裁国家・生贄文化の改革を主軸にしたファンタジー歴史黙示録

(これだけの情報だと読めそうにない)


感想


読めた…笑い泣き(1週間で読破)


辞書並みの分厚さと

マヤ文明という知識皆無で怯んだけど


中高生でも読めるような

語り口・登場人物の会話は

案外フランクで

相変わらず恒川氏の文体は読みやすい

(褒め言葉)


でも、色んな人が出てくる真顔

聞き馴染めない名前ゴロゴロ


自己紹介が済んだら、

いきなり死人になっていることも…


この人だれの関係者だっけ?状態に驚き

(ただ読み進めれば関係性を示してくれる一文が…

さすが読者に寄り添う恒川小説にっこり)


私はどうもダブルキャスト?の

スレイ、レリイが

字面が似ているせいか

読み分けられず、

どっちだったっけ?でした魂が抜ける



マヤ文明の生贄文化を軸にして

その文化に搾取され反旗を翻す者(スレイ)

その文化に憂い異論する者(レリイ)を発端に

生贄の文化を改革する訳だけど


その文化に生きていた者(フォスト・ザマ)

の中にも改革を望みながらも

その文化の中で生きてきた人々を

守りたい気持ちがあり


いかに犠牲なく丸く治めるのは

難しいことか、考えさせられましたネガティブ

(さらに読みながら、

アニメ「進撃の巨人」第3〜4期を見てたのよ…)


ただただ

多くの登場人物がその改革に立ち上がり、

消えた先の

ラストの怒涛の闘いは息を呑むほど


統べる者の覚悟は

いかばかりかと

胸を締め付けられる思いで

読み進めましたぐすん


ひとつの歴史を垣間見たような

圧巻の作品でしたお願い


私は

主人公はスレイ、レリイだったのか?

と疑問でえー?


フォスト・ザマやドルコを

応援したくなってしまう物語だったな…

と思いましたニコ


あと読んでいる合間に書店で

「ジャガー・ワールド」の

フリーペーパーを発見!



登場人物が整理されていて

イラストが分かりやすい

すごく助かりました!